今朝は、何だかバタバタ色々な用事が入って、ピアノのレッスンをしようとしたのですが、どうも集中できず・・・そしてレッスンへ。
最初はいつもの通りオスカー・ピーターソンのジャズハノン「EXERCISE No.5」から。
ところで、今回弾きづらい曲だったので、誰かが弾いているのがないだろうか~とyoutubeで検索してみたら、あるある~~。
たくさんの人が結構アップしていてびっくり。これなら、このハノンをやり始める最初から参照して弾いたらよかったかもしれませんね。
おっと、これは前回の時にも書いたのでした。
当然ながら、途中で何回かつっかえましたが、曲の雰囲気はつかめていたので、OKに。
次は、先生の先生の音楽を付けたDVD「桜ハイビジョン」の「武蔵・江戸・富士」の時に流れる曲です。
弦楽と重ねあうように作られているので、ピアノでソロ演奏はちょっとね~といいつつ前回先生がお手本に弾いて下さった演奏を参考に、練習してみました。
結局、弦楽器がダビングで重なりあうように弾いている感じは再現できなそうなので諦め、以前「桜のメインテーマ」を習った時のシンプルな演奏から、右も左手も少し重層的になるようにアレンジを先生の今回のお手本に倣って譜に作ってみました。
これも、つかえてしまいながらも、どうにか無難に以前の演奏よりいい感じに弾くことができました。OKが出ました。
「では、桜のDVDの次の新曲を下さい」ということになったら、「楽譜がそんなにないんじゃないかな~」と先生。
「いえいえ、絶対あるはずです。この前、たくさん出てきたとおっしゃって見たように思いますから~」と「絶対」を強調していたら、先生がファイルの中から見つけて下さいました。でも、2行しかないもの!?や、DVDの制作時の表が出てきたので見せて頂くと、即興で弾いたと思われるのも結構多くて・・・(泣)
どうにか、京都、夜桜、蝦夷、岩代など出て来て、先生が「もうすっかり忘れているかな~」といいつつ、思い出しながら弾いてくださると、DVDの音があっという間に甦ってきました。
結局、この後に、実は新曲と思ったら前にもう弾いたことのあったという、私の認知症を思わせる(?)事件となった"I need to be in love"を弾いて、その不思議なコードの作りについて、Fが#や♮になる、Gも#や♮になることで、音が揺れる美しさなどについて、その曲のツクリの妙の話。「カーペンターズのお兄さんは実は作曲というより、作曲は他の人がしていることが多く、凄いのはそのアレンジ力」との先生の話にびっくり。カーペンターズの楽譜をみると確かに作曲にはお兄さんの名前より、他の作曲家の名がほとんどでした。知らなかった~~~。
新曲は、「京都」と「夜桜」を頂いて、模範演奏は「夜桜」だけで時間切れに(泣)
先生がライブハウスに行く時間が迫っていたので仕方ありません。今回は、コード譜とDVDの音から自分で楽譜を起こさないといけなそうです。
さあて、どうなりますか???
それにしても、DVDの映像は、桜、桜、桜で変化に乏しいのですが、先生のつけた音楽は、どれにもテイストが違ういろいろな工夫があって、楽しいです。
夜桜は、楽譜をみると、本当にあっけにとられるほど簡単な楽譜だったのですが、弾いてみるとまさにDVDの音が再現できて、こんな単純でどうしてこんないい音の響きになるのかと、思わず魔法にかけられた気分になりました。
私でも、ほんとうに1瞬で弾けるようになるほど単純なんです。
音楽って、本当に深くて面白い。ちょっと工夫して、アドリブ風な部分も作ってみようとか~。私にも遊び心がだんだん生まれてきそうな感じです。
練習が楽しみです。