3月11日が今年もまた近くなってきました。
今年気付いたのですが(気づくのが遅くてすみません)、各地のプラネタリウムでは3月11日が近くなると「星空とともに」という仙台市天文台が制作して無料提供している番組を投影しています。わが家のそばの白井市文化センター・プラネタリウムでも、千葉市科学館のプラネタリウムでも投影があります。停電した被災地を照らした満天の星が被災者のメッセージとともに再現されるそうです。

自分の近くのどこのプラネタリウムで投影があるか調べて、できたらあの日のことをしっかり思い出して胸に刻みましょう。
私は、あの日の怖かった思いを忘れません。誰もが、記憶をうすれさせては行けない大事なことです。
4日に私は見に行こうと思っています。
見に行くといえば、私は見に行けませんが、このブログで度々ご紹介している中筋純さんの「流転・福島&チェルノブイリ」写真展が、今度は3月7日から12日、福島県郡山で開催ですっ!
チェルノブイリをはじめて目にして以来、毎年のように現地に足を運び、福島の原発事故以降は福島の写真を同じ場所など繰り返し通いながら、何がそこで起こっているのかを追い続け、全国で無料の写真展を続けている写真科・中筋さん。
お近くの方、お見逃しなく! 郡山付近に知り合いがあったら教えてあげて下さいね。それも応援のひとつとなります。

あと、あなたは「さむがりやのサンタ」の絵本を読んだことがあるでしょうか。
最近、私はその絵本を描いたイギリスの絵本作家・レイモンド・ブリッグズが18カ月をかけて作った「風が吹くとき(When the wind blows)」という本を読みました。
図書館では児童の絵本ではなく大人のコーナーにありました。どんな風が吹くのだと思いますか?
イギリスではベストセラーの2位にもなったといい、日本では1982年に篠崎書林から出版されました。
ウソばかりつく大統領、総理が権力を握って、民衆の目に届かないところで人々を分断し、人々の暮らしをぐいぐいと自分の都合のよい方向に動かそうとしています。
それを見過ごしていて本当に大丈夫ですか?
上記の「風が吹くとき」の中で吹いた熱風は、人を焼き焦がし、生活を一瞬にして破壊してしまうような熱風でした。そんな風が、もう2度と吹くことがないようにしなくては! 「2度と戦争の参加に人々が巻き込まれないように」と願い、平和憲法を守り続けた日本。その気持ちを忘れずに引き継いでいきたいです。
同じ過ちを犯さないようにするのは、紛れもなく私たち一人ひとりの行動にかかっています。
自分の持ち場で、自分のできることをしましょう。
安倍総理を園児に讃えさせている森友学園、戦前の教育勅語を暗唱させる狂気の教育を併記で後押しするような総理夫人の行動を、野党はもっとしっかり追及してほしいです。なんだか手ぬるすぎる(嘆)
まして、まともに考えれば政治的圧力や汚職が背後にあったとしか思えない用地売却問題。その信じがたい値引き率や小学校の認可にまつわる事実。
これを追求して真実を突き止めることをせずにどうやってこの総理の下で政治が進められていけるのでしょう。
うやむやですますことなく、即刻安倍首相には退陣してもらいましょう。
いくら自民党でも、安倍さんよりましな首相がいないことはないでしょう。自民党の良識派の動きにも期待しています!
3月11日が近付いています。
福島の原発で何が起きたか、今福島がどうなっているのかを思い出し、一緒にちゃんと考えませんか。