剣道の試合に出場すると、
勝ったり負けたりの繰り返しです。
どの試合も勝ちたいのが人情だが、
そうは世の中うまくいきません。
個人戦なら負けの段階で、あきらめがつきますが、
中には、どうにもこうにも勝ちたい団体戦の試合があります。
神や仏にお願いしてでも、
何が何でも勝ちたい試合があります。
しかし思い通りにならないのが人生です。
さて、そんな試合に負けた時は、
私はその試合のビデオを何度も見ます。
スローにして、双方の打ちだす前の仕事に注目します。
ふたつみっつ前の双方の布石にさかのぼります。
双方の体のではいり、剣先のからみ、打ちだしのしかけ。
夕食後、風呂上がりのビールを飲みながら、
DVDをながめます。
執念深い私は、もうひとつしつこく、
ポイントのシーンを動画にネット上にアップして、
気が向いたら見てみます。
「しかみ像」って、御存知ですか?
戦国時代に、武田軍と織田、徳川連合軍が三方ケ原で戦った時、
家康は大敗して浜松城に逃げ帰りました。
世にいう三方ケ原の合戦です。
浜松城に戻った家康は、苦渋の表情の肖像画を絵師に書かせ、
これが現在も、徳川家康三方ケ原戦没画像、通称「しかみ像」として残っています。
しかみ像
http://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/18704
私のしかみ動画を紹介します。
過日、みえフェスの試合最後のシーン
Shu(ise戦)
反省してほしい人が、もうひとりいます。
Rin(suzuka戦)
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