kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

こんなに違うの?関東と関西

2023-12-20 17:22:26 | 日記
昨日SNSの記事を見てたら

駅のホームなどでよく見かける、そばもうどんも食べられるお店の暖簾が

関東では「そば うどん」で、関西では「うどん そば」と書いてあることが多いとのことだった

これは関東ではそばを好む人が多く

関西ではうどんを好む人が多いからだそうで

確かに江戸時代半ばころから関東ではそば好きが増えてたけど

こんな風に暖簾に違いが出るのは面白い

それでちょっと関東と関西の違いを調べてみたら・・・

前回書いた肉まんと豚まん、鰻の背開きと腹開き、餅は切り餅(四角)と丸餅、

だしはかつおだしと昆布だし、すき焼きは関東では割り下を入れてから焼き、関西では肉を焼いてから調味料を入れる、くらいはよく知られていると思うけど

「稲荷ずしの形」は、関東が俵型で関西は三角形なんですって

三角の理由は、稲荷神社総本宮の京都伏見稲荷大社の稲荷山に見立ててるとか

稲荷神のお使いである狐の耳に見立てているとかいう説があるそう

三角のお稲荷さんってたま~に見かけるけど、関西がもとだったんですね

それから「食パンの厚さ」は

関東は6枚切り、関西は5枚切りが多いそう

理由は不明みたいで、好みの問題かな・・・

次は「三色おはぎ」で

関東は黒ゴマ、こしあん、きな粉を使うけど、関西は青のり、こしあん、きな粉なんですって

青のりのおはぎってちょっと興味がありますね

そして「七味唐辛子」は、関東では唐辛子多めの辛み重視、関西は山椒多めの香り重視だそう

昔京都で七味唐辛子買ったけど気づかなかった・・・

また「親子丼」は

関東では玉ねぎと鶏肉を卵でとじてしょうゆベースの甘辛な味付けだけど

関西では葱と鶏肉を卵でとじて出汁であっさり味付けするとか

これはちょっと味比べしてみたいですね

それから「栗きんとん」は

関東では栗やサツマイモをペースト状にし、甘く味付けしたおせちの定番だけど

関西ではペースト状にしたクリに砂糖を混ぜて茶巾絞りにした和菓子なんだそう

もはや違う種類の食べ物になってる・・・

そして「きつねとたぬき」(麺)では

関東では天かすが入ったのはたぬき(うどん・そば)で、油揚げが入ったのがきつねだけど

関西では天かすが入ったのはハイカラ(うどん・そば)で、油揚げが入ったうどんはきつね、

油揚げが入ったそばをたぬきと呼ぶそう

これは気をつけないと注文間違っちゃいそう💦

そのほかにもいろいろ違いはあるんだけど

一番わたしが驚いたのが

「火葬後の収骨」

関東では火葬後すべての遺骨を骨壺に収めるけど

関西では頭蓋骨や咽喉ぼとけなど重要と思われる部分だけを骨壺に収めるそう

って、え~!そうなの?・・・

なので骨壺の大きさも随分違うそうです

で、関西では骨壺に納めなかったお骨はどうするかというと

寺院などで供養した後決められた場所に埋葬するとのこと

なぜ関東と関西でやり方が違ったかというと

明治時代に火葬が一度禁じられたことがあり、その後埋葬場所がなくなる事態になって

火葬を解禁した時、遺骨はすべて持ち帰るという政府の通達が関西ではうまく伝わらず

一部持ち帰りになったようです

そんなに大きくない国の中で

遺骨の扱いがこんなにも違うのはびっくり

でもきっとそれぞれの暮らしや文化の中で上手に溶け込んで行ったのでしょうね

あと面白いと思ったのが「銭湯の湯船の位置」で

関東は一番奥に設置されているけど、関西は中央に設置されているそう

理由は定かではないそうですが、それぞれ利点はありそうですね

ってことで

これだけじゃないけど、関東と関西では違いはこんなにもあり

それぞれ地域の中で根付いていったっていうのは本当に面白いし

次に違う地域に出かけていったときは

ちょっと確かめてみたいっていうか

すごく他の地域に興味がわいてきた

関東と関西の違いのお話でした

みなさんも違う地域に出かけた時は

どこがどんな風に違うのか確かめてみてはいかがでしょうか



遊びに来てくださって、ありがとうございました
コメント (2)
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