スーパーで買い物をしてたら
近くに2歳くらいの女の子をカートに乗せたお母さんらしき人がいて
ちょっときつめの口調で女の子に何か言ったと思ったら
おもむろに手をあげて、女の子に振り下ろした
その手は子供のほっぺをクリーンヒットし
パシッとまあまあな音も聞こえた
当然その子は泣きだして
周りもちょっと注目することになる・・・
その後はお母さんもちょっと冷静になったのか
女の子にまだ文句を言ってはいたけど
それ以上何かすることもなく
女の子もだんだん落ち着いていった
まあ普通に考えればたぶん
女の子が理不尽な要求をしたり、よくないことをしたんだろう
それがいくつかたまって堪忍袋の緒が切れたんだとは思うけど
それでも手を上げるのはちょっとね
そういうことが必要な場面はあるかもしれないけど
それは相手が興奮して他のどんな方法でも冷静になれず
本当に仕方がない場合
まあ子供はふつうに理不尽なことをいうし
とんでもないことをしでかすこともある
でもそれは物事が何もわかってないからで
世の中のルールとか正しいことをとにかくよく話して聞かせて
それを続けていかないといつまでたってもわかってもらえないし
親がその時々で言い分を変えてしまうと
子供はいつまでたっても正しいことや大切なことが理解できない
だから
子供がぐずった時こそ親は冷静になって
大切なことを教えていくのが大事じゃないかな
叱るのはいいとしても
自分の怒りを子供にぶつけてしまってはいけないと思う
それと
叩かれたりした方はそういうことけっこう覚えてるし
それが続くと恐怖に変わってく
そうなると正しいとかそういうことじゃなくて
恐怖から逃れるための手段を考えるようになる
だから
やっぱり子供を育てるのに叩いたりするのはどうかなって思う
子供が親のことや世の中のことなどを理解するまでにはかなり時間がかかる
生まれた時には呼吸することだって初めてだったんだから
相手は何も知らない、わからない状態ってことをわかったうえで
何をどうすればわかってもらえるか
それはその子の様子をよく見て
伝えやすい方法を見つけて少しずつ教えていくことが
大事だと思う
人を育てるっていうのは思った以上に大変で
時には自分が試されているんじゃないかと思うほどつらいこともある
でも
そこを乗り越えればきっと素晴らしい時間が訪れるだろうし
なによりお子さんの笑顔を見れば
なんでこんなにつらい思いをして子育てしてるのか思い出す
お子さんの笑顔を守るために
叩く以外にやれることはきっとあるはず
それを忘れないでほしいなって思った
スーパーでの出来事でした
遊びに来てくださって、ありがとうございました