お片づけ、お片づけ（２）

　二世帯で住む義母の部屋をお掃除する主人へのyumikongの要望。

１、印鑑、カード類は完全に主人が預かる（こんなこと嫁は言えませんがな。何回番号を間違えた？、無くした？、再発行した？）
２、ガス台を電磁調理器にもどす（勝手に業者を呼んで、ガスに直しちゃったんだ）
３、無くしている貸し金庫のカードを探す。（2，3日前、ベッドに診察券からポイントカードから、もう一枚しか渡していないが銀行のカードからばら撒いており、このカードだけが足りない）
４、病院の書類一式、保険証、診察カード、予約券などを探す。（早速今週の診察日に困るんや、何とかなるが、見つかるに越したことはない。）

　呼ばれて、yumikong、遅れて登場！　何も解決しとらんぞ～！　主人が勝手に片付けたり、ゴミみたいなものを捨てようとして、二人ともカリカリしているし。

　yumikongが口火を切らなくては、、。「ケアーマネージャーさんに言われて、お父さんも一生懸命なんですよぉ。」ちょうど足元に貸し金庫のカードが落ちており、「お義母さん、こんなの無くしたら大変だから、お父さんに預かってもらっておいたら？」の一言で、簡単にOK、１）、３）解決。

　片付けに関しては主人が何を言ってもガンと受け付けない義母。「ボケて来てるから、勝手に動かされたら、わけがわからなくなる。全部必要、ゴミじゃない！」。「yumikongさん、○○（主人）が、人をボケ扱いするのよ」？？？　整合性はどこに？

　yumikongとしてはあとはガス。これをなんとかしないと心配で、出かけるに出かけられないのに、「じゃあ、ガスは良く考えといてもらうしかないな」と、小声で言って引き取ろうとする主人。え～っ？

　yumikong粘る。「ケアーマネージャーさんが昨日見て、心配してらしたんですよぉ。ガスは止めたほうがいいっておっしゃってたんです。今はよくてもだんだんつけっぱなしで、忘れてしまう人が多いんですって。そう言われて、お父さんも心配して言ってるんですぅ。」「お義母さん、前使っていた電磁調理器どこ？、試してみたいんだけど？」　ガスはそのまま、そのままといっていたけど、とりあえず電磁調理器を出して使えるようにしてみたら、使ってもらえそう。ガス台を外すまでは出来なかったけれど、元栓はきっちり閉じておいた。まあ、開けちゃうとは思うけど。

　気分転換したくてスイミングへ。主人は太陽温泉。

　夕方には娘夫妻が、心配して義母を見舞ってくれた。城之崎温泉に泊まりに行く行かないで、娘夫婦にも要らぬ気を使わせてしまったのに、ありがたいこと。今日から、義母に夕飯を運ぶ。娘達にも少しお裾分け。つかの間、癒される。

お片づけ、お片づけ

　結論、思うようには出来なかった～、義母の部屋。

　とってもきちんとした人だったのに、今はいらないものの山で、肝心なものが出てこないゴミ屋敷化。ごめん、ちょっと言いすぎ？、いやそうでもない（笑）。ケアーマネージャーさんとの話し合いの席に同席した主人、少しは事の重大さがわかってきたか、このノーテンキおじさん。

　義母の部屋を片付けよう（毎週ヘルパーさんにお風呂、トイレ、掃除機かけはしてもらっている）と、思い立ってくれた主人。物が無くなるのも、臭いのも、格好がだらしなくなってきたのも、すべての根源は部屋がぐちゃぐちゃだと言うことをやっと理解。いくらyumikongが「一緒にお片づけしましょうか？」と言っても、わかったようにしているから大丈夫と答えられたら、嫁yumikongは何もできない。ドアの外から覗くのみ。

　息子だから怒っても怒られてもOK。嫁が言ったらこじれることもＯＫなんだからさぁ、と言うのが大前提。実の息子よ、かわいい一人息子ちゃん、じゃんじゃん捨てちゃって～！　まず、主人が始めて、後からyumikongが呼ばれていくと言う段取り。