悪妻愚母&鬼嫁

専業主婦のバタバタ日常。ドラマ、本、P、菓子なども気分に任せて語っています。My Homepage悪妻愚母もよろしく。

嫁=新人姑(2)

2005-12-01 11:30:47 | 日常
 昨日の記事にコメント下さったgreenさんありがとうございます。「嫁=新人姑」、コメントに限らず、この話題は私達のような中途半端な世代にはかなり反響があり、ビックリ。みんな色々考えているんや。

 同居ということを考えてみる。一緒に住むということは嫁側、姑側、立場はいろいろあるが、両方の安心、便利さというメリットは捨てがたいらしい。だから、まだまだ一緒に住もうという人が多いのだ。実際、我が家の場合もメリットと言う意味では充分生かされていると思う。母が心臓発作の時も助けてあげられた。(何、恩を売ってんねんと自分で突っ込む)、離れていたらすぐ対処できず大変だったと思う。いざ病気と言うとき親側から見たら勿論だが、子供側にも遠くから駆けつけるより、よっぽど手っ取り早いという便利さがある。

 私が何故同居を決意したかと言うと、子供達がまだ小学生で手の掛かる頃、義父が病気になってしまった。そのときの半年強は、自分の家、留守宅(義母は病院に付きっ切り、犬と庭の管理、時々帰る義母のための日常補佐)、病院とのトライアングル生活がとても大変だった。子供達には「あなた達にはおかあさん、まだまだ色々やってあげられると思う。でも、おじいちゃまには今しかないから、少し不便かもしれないけどがまんして。」と、言っていたのを覚えている。その後、入退院を繰り返すと思われたので、同居を決意。義父は残念ながらすぐ亡くなってしまい一緒に住むことはなかったけれど、両親が健在の時に家の計画をたてたので、完全二世帯住宅(内ドアはあるけど)。べったり同居として建てなかったのが本当に今思えばよかった。

 二世帯を先に建てた人に色々意見を聞いた。「台所、風呂別当たり前、玄関別(しかも違う方向に向ける)、内ドアは作らない」と、アドバイスを受ける。義父に対して本当に一生懸命の義母を助けてあげたいという気持ちもあったので、「そんな冷たいこと言えない、あなたとは世代が違う」と、5歳年下の友達に言ったものだ。ところが、彼女が建て替えた我が家に遊びに来て開口一番、「人のこと鬼嫁のように言って、自分、結果は私と同じ事してるやん(笑)」と言われた(笑)。でも、それが良かった。唯一妥協した内ドアと玄関が今になっては厄介な存在になっているもの。なんと、裏玄関から私達は出入りしているし、内ドアは開かずの扉と友達からは揶揄されているのだから(笑)。

 いくら二世帯でも、細かい日常の気遣いは必要。特に私の義母はぜ~んぶ私達家族のことを考えて好意なのだけど、煩わしく感じることもあるのだから。これが、最大のデメリットかな。

 姑側からみてのメリット、デメリッと言えば、何と言っても安心、孫の顔が見れて楽しい。だけど、子供夫婦の見なくていいものまで見えてしまうもの。そうしたら、ついつい口を出したくなる。特に私みたいにほとんど家にいない嫁を持った義母なんか、ストレスたまっているかも。息子がかわいそうって(笑)。私のやりたい放題にも口出ししたことないのだから、本当に良く出来たお義母さんだと感謝している。実家の母も完全二世帯で弟家族と住んでいるが、姉と私のアドバイスはいつも、何が見えても、「口出すな、命にかかわること以外(五七五)。」だもの(笑)。いろいろ聞く所によると、相手に頼りたい、色々口を出したいと言う気持ちの人は100%失敗している気がする。友達には自分側の親と二世帯住宅の人も多いけれど、それはそれで、実の親子だからこその確執がいろいろあってたいへんなのだそうだ。

 何れにしても、一緒に住もうという方(たとえ完全二世帯住宅でも)、相当覚悟あそばせ! 
 
 ところがここで聞き伝てならない情報が! 息子夫婦に気を遣い、同居を断っていた私達よりは年上のご夫婦。ある日突然、息子夫婦から一本の電話。「そちらが一緒に住まなくていいのなら、今度、嫁の実家と住むわ」って。

 絶句。ここまでぶっておいて、そうなったらどうする? Yumikong!!
それは子供をとられたみたいで絶対嫌やわぁ。それぐらいなら自分が住むわぁ(笑)! 
わたくしほど、どちらの立場も分かっている人間はいないと自負しているんだけど、、。