悪妻愚母&鬼嫁

専業主婦のバタバタ日常。ドラマ、本、P、菓子なども気分に任せて語っています。My Homepage悪妻愚母もよろしく。

浅田次郎「蒼穹の昴」を読む

2005-08-22 22:09:08 | 本 コミック
 浅田次郎「蒼穹の昴」全4巻を一気に読んだ。世界史に出てきたうろ覚えの人物達、西太后、光緒帝、李鴻章、永禄、袁世凱。清という国が歴史から転げ落ちていく時代を主人公の李春雲、梁文秀は生きていく。この二人は作者の創作? でも、李春雲の上司、宦官の李蓮英は実在し、実際、西太后の寵臣だった。梁文秀は変法派の梁啓超と重複する部分が多い? モデルになっているのかも。

 一巻で梁文秀が科挙に合格して行く様は話しに吸い込まれていくが、途中ちょっと気持ち悪い部分あり。ここを我慢できたら、一気に読破。その後は、この小説の狂言回し、白太太、新聞記者トーマス・バートンに心置きなく身をまかせる。面白かった!

 ただ、作者の西太后像にずっと違和感を感じながら読んでいた。三大悪女と言われる彼女は仏様のように優しく、仕方なしに、歴史の前面に押し出され、心ならずも権力を得たと言うのが作者の解釈。でも、最期に夫も、息子も自分が殺したと告白するにいたり、やっと、私の胸の遣えがおりた。

 浅田次郎の人間というどう仕様もない存在に対するやさしさ、情を随所に感じることができる、浅田マジック。「プリズンホテル」で、彼のファンになり、この本でも裏切られることはなかった。

 書いている今、主人出張より帰宅。16年ぶりの台湾は綺麗に変っていたそうだ。話を聞いてあげなきゃなので、この辺で。

息子帰阪(2)

2005-08-22 09:01:33 | 日常
この春から東京で就職した息子帰阪。仕事がとても大変らしい。学生時代から、電話の最初の言葉はいつも、「元気なの?」「うん、元気だよ。」だった。先日も、何気なく聞いたいつも言葉に返ってきたのは「しんど~い」だった。「大変だね、早く寝なさい。」といって用件だけで切ったが、気にはなっていた。

前に帰ってきた時はまだ研修中で、のんびりしたものだったが、今回は本配属後、初めての帰阪で、遅い夏休み。色々聞くと、本当に大変そうだ。一時は続けられるのかと思ったほどらしい。娘にはみんな質問攻め過ぎるとしかられてしまったが、、。

でも、光は見えてきたようだ。彼なりにコツとペースを掴みかけたようだし、いい先輩にに恵まれているようだから。こんな時もボート部つながりは本当に頼もしい。感謝。

新人はどこでも誰でもしんどいし、最初にきつい所に行くのはいいことだと主人は言う。鍛えてもらっていると思って頑張れ。

私にできる事は何もないが、大阪にいる間は、のんびり気持ちも体も休めて帰ってもらいましょう。

芋ようかん 舟和
息子のおみやげ。大好きな舟和の芋ようかん。
素朴で懐かしいお味。ご多分に漏れず、芋、栗、南京は大好きです(笑)。

息子帰阪(1)

2005-08-22 09:00:00 | 日常
 息子帰阪と聞いて、家族全員、義母、主人、帰阪中の娘、私で、伊丹空港までお出迎え。とにかく、家族全員、息子好き。こんなの聞いたら嫁の来てがなくなるやん。娘の相手の家族がこんなんやったら、そんな仲のいい家族やめたらと言うかも(笑)。

 大阪を離れると食べたくなるのがお好み。この間も行ったばかりだが、またまたお好み焼きやさんへ直行。そして、甘味やさんでお汁粉やかき氷。

 息子の帰阪は、我が家の一大イベント(居るというだけで何もないけど)のため、しばらく、テニス、プールはお休みします(笑)。