(葬式アーティスト)フュネラルアーティスト

森本由美:欧米で葬儀装飾習得のフュネラル(葬式)アーティスト第一人者。アート葬式はサンケイ大阪賞受賞・商標登録済。

欧州放射能リスク協会が日本政府に犯罪だと勧告

2011-05-31 | アート

このところ、毎日日本の原発問題の記事を書いています。

主に海外での日本の原発・放射能漏れの事に関しての情報を発信しています。

いつもはフュネラル・アート(アートお葬式装飾)の海外の情報をお伝えしていますが、この日本の危機に直面している状況を御知らせしたく、放射能漏れに関する情報をアップしています。

ヨーロッパの放射能リスク協会が、日本政府が福島市など、高い放射線値が観測されているにも係わらず、いまだ、一般人を避難させず、住まわせている事に関して、

犯罪と言える、、と勧告書を出しています。

これ→http://www.llrc.org/fukushima/subtopic/fukushimariskcalc.pdf

 

この様な高い放射能レベルの地域に一般市民を住まわせ、高い放射能値を隠した政府とメディアを調査するべきである、、という感じのことが書かれているようです。

以下要約

 欧州放射線リスク委員会のモデルによれば、福島原発-1の100km圏内に年中留まって住む人々の余分な(通常以上の)ガン発生数は、10年間で約20万人、50年間で20万人である。

同原発から100kmと200kmの間に住む700万人の場合は、ガン発生数は10年間に10万人で、50年間に22万人近い。

IAEAの報告では放射線汚染のレベルが実際よりかなり下回っている。

IAEAがブレティンで発表した地表ガンマー線量より実際は2~3倍高い。
  福島原発-1の北西100km圏内の住民は直ちに避難して、この地帯を立ち入り禁止にするよう勧告する。

データーを知りながら国民に隠した人々に対しては調査と法的制裁が行われるべきである。

調査と法的制裁は、メディアでこの事件の健康に対する影響を最小に見せている人々に対しても行われるべきである。
 

この様に海外では、一種の犯罪とまで言われています。

この様な告発文書まで出されたので、国連とかに介入されるかも知れませんね。

そうなったほうが日本国民にとってはいいかもしれません。

真実を隠蔽し、福島の人たちを見殺しにするような政府に税金を払うのは信じられませんね。

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ドイツ・真っ赤なハートの花束と放射能被害

2011-05-29 | アート

ドイツで作成された、ドイツの原発からの放射能漏れで子供達が白血病になっているドキュメンタリーがありました。

最初に白血病で亡くなった子供さんのお墓が写ります。

そのお墓には私がいつも海外でのアートのようなお葬式の装飾(フュネラルアート・アートお葬式装飾)でご紹介している、真っ赤なハート型の花束がお墓に飾られています。

また、かわいいエンジェルの銅像も子供さんのお墓に幼くして亡くなった故人を見守るように、お墓の横に飾られています。

 

ドイツでは、日本の福島原発の事故が起こったあと、何十万人のデモがあり、脱原発へ舵をとっています。

ドイツは日本の福島の放射能漏れの拡散予測図も出してくれたり、日本の政府が被爆の危険さを軽んじている事に懸念を示していて、

日本人に向けて、被爆を防ぐ食べ物の提言を日本語で出してくれていたりします。

その提言を読むと、汚染地のほうれん草、などの葉物野菜は食べないように、など色々と丁寧に提言してくれています。

なぜ私達は、日本の政府がすべき事(市民の安全や命を守る事を)外国の政府に頼らなくてはいけないのでしょうか?

 

ドイツの放射能漏れで被害にあった子供達のドキュメンタリー

http://www.youtube.com/watch?v=K3VFzSLFpwg

 

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福島放射能・海洋マップを海外が発表しています。

2011-05-29 | アート

カラフルなピンクのアートお葬式装飾や、海外のアートのようなお葬式グッズをご紹介しているブログですが、

今は、福島原発の海外での検証を主に情報発信しています。

 

本日は海外が検証した、福島原発から漏れた放射能汚染の海洋のシュミレーション・アニメをご紹介します。

この汚染のアニメーションを見ると、もうとても日本の美味しい寿司やお刺身は食べれないかも?

と危惧する状況です。

輸入のお魚を食べるようにしたほうがいいと思えます。ただし、サーモンなどの海洋を動き回るお魚は、どこで水揚げされても日本に泳いでいる時期があれば、

汚染されているかもしれませんね。

とっても悲しいです。

海洋汚染アニメーション:→http://up4.ko.gs/src/koupf263.gif

アメリカのカリフォルニアにまで到達している汚染は、これから何年かかって収束するのでしょうか?

今日は台風2号が今、西日本に来ていますが、関東に行く頃には熱帯高気圧に変化するとか、、、

言われますが、強風は少しは弱まるでしょうが、福島原発4号機はかなり傾き、倒壊の恐れがある中、

熱帯低気圧がどのように影響するか、不安ですね。

また強風が日本全体に汚染を撒き散らすかもしれませんね。

 

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グリーンピースの海洋・放射能調査結果

2011-05-27 | アート

このブログはフュネラル・アート(アートお葬式装飾)の海外、ニューヨークやロンドンの事情をご紹介していますが、

日本で今、危機的な状況が続く福島原発のニュースが海外の検証と、日本政府の検証が、かなり違うので、

海外の福島原発の検証を主に書いています。

 

 

本日は、グリーンピースが福島沖、宮城沖、茨城沖にて行なった海洋調査の結果の記者会見の様子をご紹介します。

日本の政府は海で拡散されるので、放射線物質が薄まるので大丈夫などと言っていますが、

真実は違うようです。

グリーンピースは一部シーシェパードなど過激な一派もいますが、元々はグリーン(緑・エコ)ピース(平和)を支持する団体です。

 

グリーンピースの記者会見内容

これ→http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/staff/blog/34986

 

グリーンピースの海洋調査結果票はこちら→http://www.greenpeace.org/japan/Global/japan/pdf/Final_seafood_data.pdf

 

この票で見ると、

福島県のアカモクという海草はヨウ素が127000ベクレル/キロなどものすごい汚染が確認されています。

それぞれのアイテムを調査したのが、アクロ研究所 (フランス) <フランス原子力安全機関(ASN)認定機関>

ベルギー原子力研究センター (ベルギー) <ベルギー政府による運営、日本原子力研究開発機構のような機関>

で信頼できる結果だと思います。

少なくとも日本政府の「影響がない」や「安全」ではないということが証明されました。

この記者会見後の質疑応答中に、

例えば、魚の放射能汚染調査に関して、日本政府から、頭と内臓を切り落とした身の部分しか行わないようにという指示があったらしいです。

これでは、放射性物質の生物濃縮の実態がわからないことになります。

グリーンピースは、たぶん、頭と内臓も含めた検査をしているのでは?と思います。

こういう指示以外にも、日本政府から色々横槍や規制が入って大変だったようです。

日本は、今、真実は、海外や数少ない良心を持っておられる専門家の先生方からしか得られないような国(まるで北朝鮮みたい)になっているようです。

今回のグリーンピースの調査報告は貴重な情報源だと思います。

今現在IAEAが福島原発の調査に来日していますが、これもだいぶん前から調査依頼があったらしいのですが、

日本政府が断り続けていたようで、IAEAの調査を断ったのは、イランと北朝鮮と日本だそうです。

何もやましいところがなければ、どうどうと調査に応じる筈!

今回のグリーンピースの海洋調査も断り続けていたようです。

日本の今の政府は日本の国民の安全とか、健康とかは考えていないようで、

どうしたら真実を隠せるのか、、に重きを置いている、ただの悪党の集まりのようです。

 

また、ニューヨークタイムズが電子版で福島の親が子供の20ミリシーベルトの撤回へ向け、文部科学省にデモした記事や、25日に福島市で開かれた教育委員会の様子が伝えられています。

 

これ→http://www.nytimes.com/2011/05/26/world/asia/26japan.html?_r=1&pagewanted=1

2児の母親は言った、「空気も土地も汚染されてしまった。政府は福島を見殺しにしている」

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福島原発・海外専門家の検証

2011-05-26 | アート

 

いつもは、フュネラル・アート(手作りのアートお葬式装飾)の記事を書いていますが、

今、日本の原発。放射能漏れに対して、日本政府の対応が信頼が置けないと感じ、日本の放射能漏れを海外の専門家がどのように伝えているかをご紹介しています。

クリス・バスビー教授の福島放射能漏れに関する検証。この検証は3月下旬にインタビューされたものです。

以下に日本語訳が載っています。

これ→http://www.presstv.ir/detail/171460.html

バスビー教授はロンドン在住の放射線リスク欧州委員会(ECRR)の委員である。彼は今回の日本の原発事故はチェルノブイリのレベルあるいはそれ以上で、東京が危機にさらされている可能性があると警告した。

Press TV: 日本で起こっている原発事故による放射線漏えい状況はどれくらい深刻ですか?

バスビー教授: この状況は、チェルノブイリ事故に非常に似ています。最初は、誰もかも大した事故ではないと言い、次に多量の放射線が漏えいしているわけではないと言い、そのうち、問題が深刻になるにつれて、立場が後退していきました。

現時点では、おそらくチェルノブイリに非常に近づいていると感じています。

コミュニケが多く出されていますが、私は信じていませんし、事実に基づく情報が十分に提供されているとも思いません。私は膨大な量の放射能がすでに原発から放出されたと推定しています。

たとえば、昨夜のIAEAのウェブサイト情報によれば、汚染は原発から58キロ範囲にまで広がっているという。このレベルはチェルノブイリの立ち入り禁止区域のレベルの2倍になります。

チェルノブイリの立ち入り禁止区域は30キロだった。既にこのレベルで大きな事故になっているわけです。

 

Press TV:あなたはコミュニケを信じていないとおっしゃいますが、なぜ、日本のメディアは間違った情報を報道し、IAEAからこれについての詳細な情報が出てこないのですか。

バスビー教授:IAEAは何が実際に起こっているのか知らないのだと思います。

彼らは日本側当局が言う事を聞いているだけなのでしょう。原子炉内の放射線レベルが余りにも高いので、そこに近づくことはできません。近づけば死ぬだけです。

というわけで、原子炉で何がおこっているのか誰も知ることができないのです。それが問題なのです。

そして、制御室にある原子炉で何が起こっているかを測定する計器類がすべて破壊されています。これでは、何が起こっているかを知る方法はありません。

彼らは必死に燃料棒と原子炉そのものを冷やす水を注ごうとしています。ということは原子炉内部には水は入れられないということなのでしょう。

これらは、IAEAが公表している濃度です。これは、信じるとか、信じないとかの問題ではありません。

それは入手可能な事実に基づいて、何が起こったかを推測することです。入手可能な事実は2つです。第一に原発からかなりの距離の場所でも放射線レベルが非常に高いことです。

第二に原発から少なくとも50キロ以内の地点で地上の汚染レベルが非常に高いということです。

Press TV:あなたは、この事故がチェルノブイリと同じ、あるいはほぼ同じ位に大事件だとおっしゃっているわけですが、現時点で、これ以上、事態を悪化させないために彼らに何ができると思いますか?

バスビー教授:何も思いつきません。燃料は原子炉圧力容器内部で溶融したようです。

少なくとも3つないしそれ以上の圧力容器の底部に溶融燃料が溜まっていると思われます。これが第一の問題でしょう。

そして、溜まった溶解燃料に水を注いで冷やすことはできません。

分離されている燃料棒は、水を循環させることにより冷やすことができますが、熱い大きな金属塊を冷やすことはできません。もう一つの問題は、原子炉1、2と3の使用済み燃料が爆発して、周辺地域の空気中に放出されたと推測されますし、おそらく海にも放出され、海水も汚染されていると推測されますが、手の打ちようはありません。

これまで、だれもこのような事故を見たことがありません。ですから、何ができるかを知ることは非常に難しいのです。私には解決策はありません、ただ祈るのみです。

Press TV:第3原子炉から黒煙が出たとか、また別の場所から白煙が出ているという報道がありますが。煙の色の違いは何を意味するのですか?

バスビー教授:私にできるのは推測だけ。

我々が知っていることは黒い煙と白い煙が出ているということだけ。それについて私が言えることは、どちらの煙も強い放射性がある、これは疑いの余地がありません。

さらにこの煙には非常に熱い放射線微粒子が含まれており、光を反映していること、海方面あるいは風向き次第で何処にでも飛んでいくだろうと感じています。

現在、約5日間、放射線リスク欧州委員会では、第一と第三原子炉の爆発から出て海に行き、最後に東京に戻ってきた空気の流れをモデリングしています。

我々は観察したのは、気流が一旦外に出て東京上空を大きな輪を描き、それから日本を北上するということでした。

気流が逆転する前に沖縄を囲んだ。その地域では放射線量が突然高くなったので、そこの発電所で融解事故があったのかと考えた程だった。

ウランやトリチウムやヨウ素はもちろん、その他の放射線物質は本州を汚染しており、今や原発から遠距離に住む住民の健康に重大な影響を与えるものと思われる。

Press TV:日本では原発から20キロ以内に住む人々に避難命令が出されましたが、あなたが日本国内にいて意思決定の立場にあったらもっと広い地域の住民に避難勧告しますか?

バスビー教授:ええ、最初からそうします。実際、私たちは100キロ以上にしたらよいというアドバイスを欧州委員会のウエブサイトなどでしました。

今や彼らは東京の住民を避難させることを考えなければいけないと思います。

彼らはどこに避難させるという問題は悪夢です。

東京自体はヨウ素だけでなく種々の放射性成分のリスクにさらされています。その中には検出することが容易でないものもあります。

トリチウムは、あらゆる場所にまき散らされ、遺伝的欠陥、ガンや様々な病気を発生させる可能性があります。

原子力産業はまだ使えるとか、原子力発電所の建設を続けようと説得しようと、あるいはウランの株価を下げさせないなどのために議論することは犯罪だと思う。

人々はこの結果として死ぬことになる。彼らはできるだけ早くそこの人々を脱出させる必要がある。

Press TV:あなたは人々が死ぬと言っていますが、日本政府は、環境中により高い放射線レベルを認めたが、さして重要なことではないとか、人が通常のX線で浴びる程度の放射線量とか、それほど重要でないとか言っています。これについて、あなたのご意見は?

バズビー教授:犯罪と言って良いほど無責任です。

チェルノブイリ事故の後、ガンや他の病気の発生率が増加されています。

例えば、2004年にスウェーデンで行われた研究では、チェルノブイリ事故で汚染されたスウェーデン北部の地域では住民のガン発症率は11%増えた。将来のことを考慮しなくても、汚染地域でのガンの発生率がこの数字の2倍以上になる可能性さえあります。

問題は、これらの声明が出てくる根拠となっているリスクモデルは、時代遅れで正しくないということです。放射線防護国際委員会(ICPR)の事務局長は、このリスクモデルは、最大900倍エラーであると認めています。

そこで、われわれは様々な研究からこのモデルが間違って設定されており、日本の今回の被曝には有効でないことを知っています。

人々はリスクモデルで予想されたよりもはるかに高い割合でガンに罹患する可能性がありますから、避難させる必要があります。

Press TV:ヨウ素が人々を放射線の影響から保護するという報道がありますが、本当に役に立ちますか、日本人はヨウ素を服用したりする必要がありますか?

バズビー教授:ありますね。人々は安定したヨウ素を服用すれば、甲状腺が放射線ヨードの吸収をブロックして、甲状腺ガンを増加させる効果の多くを軽減します。

チェルノブイリ事故の後、甲状腺ガンが大きく増加し、これは放射線ヨウ素が原因だとされています。

あなたが通常のヨウ素を十分にとっていれば甲状腺ガンにはならなくて済みます。しかし、これは甲状腺ガンだけに限定されますし、甲状腺ガンの発生は稀です。

放射線放出の結果として起こる癌には、乳癌、白血病を含んだありとあらゆるガンがありますし、他の病気や先天性奇形や不妊の問題がチェルノブイリ事故の影響を受けた旧ソ連領土の全土で見られました。

Press TV:食物についてはどうでしょう? 放射線が検出された野菜や海産物についてのニュースが報道されています。米国はこの地域からの輸入を禁止していますし、EUもまた、コントロールしようとしています。

バスビー教授:私がこれから言う事は命を救いますし非常に重要です。

人々は、安定ヨウ素の錠剤を服用し、子供たちに与えること。第二に、水は危機発生以前に詰めた瓶詰の水を飲むこと、あるいは南部から純粋な水を持ってくること。

ミルクは決して飲まない事。新鮮野菜や生鮮魚介類は食べないこと。缶詰食品だけを食べてください。

この危機が続く限り、これらの行動が多くの生命を救います。

Press TV:最悪のシナリオは?

バスビー教授:最悪のシナリオは爆発が起こること、色んな物質が一緒になり強制的に爆発を引き起こすことです。

他の科学者は必ずしも同意しないかもしれませんが、私は可能だと考えています。

1957年ソ連クイシトゥイムのマヤーク原発が爆発しました。使用済み燃料が爆発し、同じ状況が起こりました。燃料タンクの水が沸騰してなくなり、燃料棒は融解して塊になり爆発しました。

1000平方マイルの土地が汚染されました。この土地は、以来ずっと現在まで、放射能があります。これと同じ事が万一起これば、噴出した物質は、いたる所に散らばるでしょう。われわれは既に物質の一部は米国に達したのではないかと疑っています。

最善のシナリオは、溶けて、地中に消散し、爆発なしというものです。ですが、それは放射線物質で非常に汚染されることを意味します。そして彼らはその上に砂、スレート等を積み上げ、それを約100キロ程離れたどこかに移し、塀で囲まなければなりません。

しかし、問題は日本の当局が放射線レベルが低いと言っていることと、人々が30キロゾーンの外に住むことができると言っていることです。

彼らは、原子力発電所を建設し続け、ウランを採掘し続け、沢山のお金を儲けたいのだと思います。これは、犯罪と言っても良いほど無責任です。

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ドイツ製作の福島・原発放射能拡散マップ

2011-05-24 | アート

いつもはフュネラル・アート(手作りのアートお葬式装飾)の記事を書いていますが、

今現在の福島・原発の事故における、日本のマスコミの情報と、海外の原子炉などの専門家の意見が違うので、

海外のメディアの情報をお伝えしたくて、福島原発の記事を書いています。

 

 

今日は、ドイツが作成した、福島原発からの放射能漏れ、拡散マップを

ご紹介します。

黒い画面の上に、カーソルを持ってきたら、→が出ますので、それをクリックしてください。

主に東日本の放射能拡散のアニメーションが出てきます。

これ→http://vimeo.com/23365266/

結構遠い場所でもホットスポットがあるようで、原発から近くなくても、放射能値が高い場所があるようです。

その地域は要注意です。

また、ミニ核爆発があったとされる、3月14,15日の放射能の値が多くなるのと、3月21、22日くらいも放射能値が多くなっています。

21,22日は東京などでは両日雨だったようです。

 

 

ご確認下さい。

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フランス「ル・モンド紙」の福島原発検証。

2011-05-22 | アート

このブログは普段フュネラル・アート(アートお葬式装飾)の記事を書いていますが、

今は、福島原発の放射能漏れの事故の海外での情報を主に情報発信しています。

海外でどのように福島原発の状況が検証されているか、ご紹介しています。

日本の報道ではされていないことも多く、是非ご覧下さい。

 

本日はフランスの ル・モンド紙の記事(要約)です。

 

福島での原発事故が発生してから早、2ヶ月が経過した。

しかし機能不全に陥っている原子力発電所と事故の被害を受け続ける日本国内の状況は、平常に戻るどころかむしろ悪化している。

ル・モンド紙は5月12日、フランス放射線防御原子力安全研究所(IRSN)や原子力にかかる民間独立研究機関CRIIRADなどの専門家を交え、福島原発事故の現状と今後についての検証を行った。

 


検証の中では、今後、再び水素爆発が起きる可能性、東京電力が高度の放射線に汚染された大量の汚染水を海へ排出する強い可能性が指摘されている。

また、原発自体を統制するのに1年以上、事態収拾には20年以上かかるとの見通しが示されている。

福島原発周辺20キロ圏に設定されている立ち入り禁止区域についても、これを十分ではないと指摘。

周辺約100キロ以上の地域にわたり土壌、地下水、食品への深刻な放射能が継続していることから、日本政府が認める以上に大きな健康被害が、今後数年にわたって発生するだろうと予測されている(以下、要約)。

 


5月10日に菅直人首相が行った首相職にかかる給与返上宣言は、福島原発事故にかかる大惨事の深刻さを端的に物語っている。

仙台周辺地域の状況は平常からはほど遠く、フランスの原子力関係者は東京電力が提示した「2012年1月までに原子炉を冷却・停止」という工程に実現不可能との見方を示している。

IRSNのティエリー・シャルル代表は、「発電所を制御し、周囲への放射性物質の放出を停止するのに少なくとも1年はかかる。復旧作業の進捗に従い、より多くのダメージが見つかるだろう」との見通しを述べている。

 


事故発生から2ヶ月経った今も、東京電力の優先課題は4つの原子炉にある燃料の冷却に尽きる。

原子炉にあいた穴によって冷却用の水が漏れ出し、一部は蒸発していることから、9万トンもの強度の放射能に汚染された水が発電所内のあちこちに溜まっており、これらを常に排出しなければならない。

しかし、このような「超人的な作業」を長期間続けることは難しいと言う。

 


水素爆発をいかに防ぐかが東京電力に残されたもう一つの課題である。

原子炉が冷却された後も、東京電力は2500トンものウランおよびプルトニウムの処理が残されている。

米国スリー・マイル島での事故処理にかかった時間等を鑑み、IRSNのティエリー・シャルル代表は「処理には少なくとも20年以上かかる」と指摘している。

 


その間、福島原発周辺の地域は汚染が継続する。

フランスの原子力にかかる民間独立研究機関CRIIRADのコリンヌ・カスタニエ代表は、「放射線量が安定したとしても、福島原発から100キロにまで至る地域では、将来にわたって土壌や地下の帯水層(地下水)、食品が強度の放射性物質に汚染され続ける」と指摘。

福島原発から周辺20キロ圏に限った立ち入り禁止区域の設定は十分ではなく、福島原発周辺の広い地域で「今後将来の数年間に渡り、日本政府が認めている以上の深刻な健康被害が発生することを危惧する」と述べている。

 

ル・モンド紙はこれ

http://www.lemonde.fr/planete/article/2011/05/12/deux-mois-apres-le-tsunami-quelle-est-la-situation-a-fukushima_1520421_3244.html

あと、被爆したら出る初期症状にこの様なものがあるようです。

こんな症状が出ると、原爆ぶらぶら病の初期症状なので気をつけて!

・原因不明の喉の痛み
・痰がからむ咳
・止まらない緑や黄色の鼻水
・数年ぶりの鼻血
・薬が効かない下痢
・免疫力低下
・帯状疱疹
・最近異常に疲れやすい
・最近異常に眠気がする

本人は猛烈にだるい。でも、病院に行っても何も異常はないので病気として認められない。
体がだるくてしょうがないので、仕事をやめて家でゴロゴロして過ごすようになる。
周りからは怠け者のレッテルを貼られ、10年後には白血病を発症して死ぬ。

低線量放射線障害、通称「原爆ぶらぶら病」とはそんな病気らしいです。

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米国エネルギー省の放射能汚染マップ

2011-05-21 | アート

普段はフュネラルアート(アートお葬式装飾)の記事を書いていますが、

未曾有の放射能漏れ事故を受けて、日本の政府や、マスコミ、東電が情報を隠蔽している感じがするので、

海外の福島原発に関するメディア情報などを発信しています。

 

まず、アメリカのエネルギー省が発表した、

東北新幹線の各駅、東京から仙台までの駅の放射能汚染値を発表していますのでご紹介します。

この調査は日本の文部科学省と日米共同で行なわれたものです。

これ→http://2.bp.blogspot.com/-lCl4BfqVepo/TdOwNvFoCXI/AAAAAAAAASw/t8ZUW3J7mrk/s1600/shinkansen-up.jpg

福島駅は44μR/hr、郡山駅は52μR/hr、新白河駅は40μR/hr、那須塩原駅は46μR/hrで基準を上回りました(単位はマイクロレム/時)。

また、東北新幹線で東京仙台間を片道乗車すると0.4μSV被ばくすることが判りました

これはアメリカのエネルギー省のホームページには載っていますが、日本の文部科学省のホームページには掲載されていないようです。

この結果を見ても福島市は避難地域になるのに、いまだ学校、住民が暮らしています。

アメリカの調査結果→http://4.bp.blogspot.com/-3ID0Fr1YNx4/TcaN9yR1sRI/AAAAAAAAAP4/gQ_BJhg1fbw/s1600/AMR0429.jpg

アメリカは原発より80キロ離れるように勧告しています。

また、駅の外に出るともっと高い放射能値が観測されたようです。

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4号機倒壊の恐れと3号機の再爆発危機を海外の専門家が検証

2011-05-18 | アート

いつもはフュネラル・アート(手作りのアートお葬式装飾)の美しいアートを使ったカラフルなお葬式装飾の情報を、ニューヨークや、ロンドンの情報を主に発信していますが、

今の日本がとても危機なので、私がキャッチした福島原発の海外での情報を御知らせしています。

 

アメリカの原子炉の専門家がTVを通して、福島原発の事を検証しています。

最新の物がアップされたので、ご紹介いたします。

日本語訳は下のほうに掲載しています。

海外の検証→http://www.youtube.com/watch?v=kghLgF2NRFk

 

「福島第一原発:一歩進んで四歩後退:新たな問題が次々に」

こんにちは、フェアウィンズのアーニー・ガンダーソンです。今日は5月13日金曜日です。

今回は、福島第一原発とその周辺地域で何が起きているかを整理してみたいと思います。まずこの一週間を一言で振り返るなら、ロデオの暴れ馬がカウボーイを振り落とし続けた日々と言えるでしょう。

来週の木曜日、アメリカ原子力規制委員会の会合でスタッフから状況説明があります。

おそらくスタッフは「状況はいぜんとして不安定」と報告するでしょうが、「不安定」とはあまりに控えめすぎる表現だと思います。

今日、東京電力は、1号機の炉心が露出してかなりの燃料が損傷を受けていると発表しました。

皆さんにとっては少しも意外ではなかったと思いますが、とにかくそれが東電の記者会見での発表でした。

なぜこの事実が明らかになったかといえば、短時間とはいえ建屋の中に人を入れて格納容器に新しい計器を取り付けることができたからです。その結果、原子炉内には水がなく、格納容器内にはごくわずかな水しか溜まっていないことがわかりました。

では、あれだけ注入した水はみんなどこに行ったのでしょうか。なにしろ過去2ヶ月で何万トンもの水を注入してきたのです[実際は1号機で1万トン強]。要するに水が漏れて地下水に入り込んでいるということです。これについてはまたあとでお話しましょう。

いずれにせよ1号機に水はなく、おそらく燃料は融けて原子炉を突き破り、今は格納容器の底に落ちているものと思われます。このせいで放射線レベルが非常に高くなり、建屋内で作業するうえでの被曝リスクを高めています。

被曝量は70R/時[700ミリシーベルト時]。4、5時間浴びたら死に至るレベルです。長期の[被爆による]死ではなく、早い死です。それだけ1号機の線量は非常に非常に高いということです。したがって東電は1号機の作業計画を一から見直す必要があるでしょう。放射線量が高すぎます。

次に2号機ですが、こちらはほとんど変化がありません。ざるのように水が漏れています。上から水が入って下の穴から出てくる。格納容器から漏れているのです。

つまりここからも大量の水が発生しているわけですが、現場にはそれだけの水を収容できるスペースがありません。しかも水は除染が必要です。前例にないほどの大量の除染です。

福島の原子炉はそれぞれおよそ毎日100トンの水が注入されていますが、除染できるのはせいぜい一日1、2トン。したがって除染の計画も大幅な見直しが迫られています。さもなければ汚染水が地下水や海に流れ込んでしまいます。

3号機は興味深い状況になっています。3号機から煙が出ているという噂がネット上に広まっていますが、たぶん心配はいりません。煙が出るのは夜で、空気が冷えています。

太平洋の水も冷たくなっています。おそらくあれは3号機からの熱い水蒸気が冷たい水に触れて、濃いもやとなって立ち昇ったのだと思います。放射性の蒸気であることは確かですが、火災が起きているわけではないでしょう。少なくとも私はそう考えています。

ただし、3号機については良いニュースはここまで。前にもお話したとおり、原子炉最上部の温度は非常に高いのに原子炉の圧力はきわめて低い状態です。こういう状況下で水が存在することはできません。

気体の温度が高いのに圧力が低いということは、3号機の原子炉の中には水も水蒸気もないということです。だとすれば炉内には空気が入っているわけですが、原子炉は空気で冷やされるようなつくりにはなっていません。

したがって、3号機の原子炉をどう冷やすかは依然として非常に深刻な課題です。温度と圧力のギャップが大きいので、3号機ではまだ水素爆発の可能性があります。

3号機については今週新たなことがわかりました。燃料プール内の映像が公開されたのです。3号機はすでに瓦礫の山も同然であることを思い出してください。

そして映像に映った燃料プール内の状態はじつにひどいものでした。コンクリートの大きな破片がプールに落ちたのがわかります。大きな金属の塊も見えます。

制御棒や燃料ラックは、私には変形しているように見えました。プール内で激しい爆発があったのは間違いありません。私は3号機の燃料プール内で発熱を伴う何らかの爆発があったとずっとお話ししてきましたが、この映像がそれを裏付けています。

裏付けとなる情報はほかにもあります。プール内で高濃度のヨウ素131が検出されたことです。事故後2ヶ月が経過しているのですから、本来ならヨウ素131はなくなっているはずです。にもかかわらず高濃度のヨウ素131が検出されたということは、私が数週間前から指摘してきたような「即発減速臨界」が燃料プール内で起きた証拠です。

次は4号機ですが、4号機は傾いています。傾いていることは東電も認めています。構造が損傷したのは明らかに3号機の火災と爆発によるものでしょう。

ですが、一番上の部分が傾いている。これは良くありません。もしも強い余震が来たら4号機は崩壊するおそれがあります。東電はなんとか4号機を支持構造で補強しようと懸命に努力していますが、これは大変な作業です。

それから、4号機についても燃料プールの映像が公開されました。ラックは壊れていないように見えます。だとすれば、周辺で発見されたプルトニウムは4号機からのものとは考えられません。

4号機では2日間火災が発生しましたので、その原因となる熱源があったのは確かですから、プルトニウムをはじめほかの放射性同位元素、セシウムやストロンチウムなどが4号機で揮発化したのは間違いないでしょう。ですが、周辺で検出された大量のプルトニウムが4号機由来のものだとは思いません。

今週計算してみたのですが、アメリカ原子力規制委員会の報告書にあるように核燃料の破片が2キロ先で発見されたとすれば、破片は時速約900~1,000マイル[時速約1,450~1.600キロ]で燃料プールから放り出されたはずです。

私の想像ですが、人差し指の先くらいの大きさの燃料のかけらが、3号機の燃料プールから2キロ先まで吹き飛んだ。ということは、空気の抵抗も考えると、おそらく初速は時速1,000マイル以上に達していたでしょう。

つまり、私がたびたび指摘してきたように音速[時速約1,200キロ]を超えているわけであり、3号機で起きたのは「デフラグレーション(爆燃)」ではなく「デトネーション(爆
轟)」だったということです。

以上が何を意味するかといえば、まず1号機の格納容器からは水が漏れていて、窒素を注入しても圧力を維持できません。2号機からはずっと水が漏れて周囲のトレンチに溜まっています。今や3号機からも水が漏れ出してトレンチに溜まっています。

つまり1~3号機の格納容器からはすべて水が漏れているということです。これまでアメリカの原子力規制委員会は、格納容器に漏れが生じることは「ありえない」と説明してきました。

原子力諮問委員会などは昨年の10月、格納容器が漏れる可能性は「ゼロパーセントと想定している」と明言しました。明らかに間違っていたわけです。

このことは、原発の運転にかかわる様々な規制に影響を及ぼします。現在認可を申請中のウェスティングハウス社製の新しいAP-1000原子炉も、影響を免れないでしょう。これについては来週詳しくお話しするつもりです。

最後に、こうした状況が福島第一原発の周辺地域に対してどんな意味をもつかを考えてみたいと思います。最初の問題は水です。先ほどもお話したように大量の水が発生していますが、すべてを収容しきれていません。

専門家によれば、発電所自体が1フィート[約30センチ]ほど沈下しています。だとすれば土台のコンクリートに亀裂が生じており、放射性物質が地下水に入り込んでいるに違いありません。

前回私は、放射性物質が近隣の町の下水システムに流入したという話をしました。今週、下水関係の専門家と話をしたところ、地震のあとで地下水が下水に染み出すのは珍しくないそうです。したがって、東電と日本政府に出してほしい今一番重要なデータは、地下水の放射能レベルがどれくらいかということです。

それから空気中の放射性物質についてです。今週、日米合同で上空を飛行して汚染の度合いを調べたところ、原発から50~60キロの地域まで汚染されていることが分かりました。

その地域に高校があります。生徒はマスクと長袖シャツを着用して皮膚の露出を防ぐようにいわれています。その学校で生徒が授業を受けている間、屋外の駐車場では土壌の表面を除去する作業を行なっています。

汚染レベルが高すぎて、生徒が屋外に出たら原発労働者並みの放射線を浴びてしまうからです。このような状況で、あの学校を開校させているのは人道的に許されないことです。

最後になりますが、放射性物質はすべての原子炉から放出され続けています。格納容器が用をなしていないため、下からは水として、上からは蒸気として出て行きます。そしてそれを止める見通しはまったく立っていないのです。

ありがとうございました。また来週お目にかかりましょう。

 


4号機も倒壊の恐れが逼迫しています。本日も福島で震度4の地震があったようですし、

今4号機の補強を東電がしているらしいのですが、そのこともアーニー・ガンダーソン氏は効果あるやり方なのか疑問らしいようです。

また、これから梅雨に台風がやってきます。

台風が直撃したら、4号機はひとたまりもないのでは?と思います。毎日ひやひやしますね。

3号機も温度が高く、危機的状況のようですし、

悪い事ばっかりです。

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福島原発・制御不能の状態と海外メディア検証

2011-05-18 | アート

いつもはフュネラルアート(アートお葬式装飾)の海外などの情報をご紹介していますが、

昨今の福島原発の逼迫している状況について、海外のメディアなどの検証をご紹介しています。

 

日本政府と海外の検証はかなり違います。

まずは、イギリスの原子炉専門家の検証で、

福島の原発はもう制御不能の状態であると、言ってます。

画像はこれ→http://www.youtube.com/watch?v=Vz4I5rb3_BM

 

日本語訳すると、概要は、

「燃料は容器の外に出ており核反応は続いている。事態は制御できない状態。

9ヶ月収束は夢。

放射線物質はヨーロッパまで飛来。

ドームを作って封じ込めるとかドラスティックなことすべき」

で、制御不能だそうです。

 

日本語訳はこちら。

「クリストファー・バズビー教授:福島は放射能を帯びた地獄の業火」

司会者:福島第一原発で、さらに2つの原子炉がメルトダウンを起こしている可能性が浮上しました。すでに1号機についてはメルトダウンが確認されており、地震によって冷却機能が失われたことが原因とみなされています。

では、この問題をさらに掘り下げてみましょう。放射線リスク欧州委員会のクリストファー・バズビー教授にお話を伺います。バズビー教授、ご出演ありがとうございます。福島原発の事故が起きた当初は、メルトダウンが最悪のシナリオといわれていました。それが現実になったということは、具体的に何を意味しているのでしょうか。

バズビー:メルトダウンというのは、原子炉内の燃料が非常に高温になって融けたということです。原子炉内部は、いわば放射能を帯びた地獄の業火が荒れ狂っているような状態になっています。

われわれは燃料がすでに原子炉の外に出ていると考えています。圧力容器が損傷しているのは間違いないからです。思い出していただきたいのですが、事故当初からメルトダウンが起きている兆候はいくつも確認されていました。

今彼らがメルトダウンを認めたのは、本当の状況がはるかにひどかったからです。最後にあなたとお話ししてから得られたデータによれば、核爆発が起きていたことがわかりました。

放出された放射性物質の同位体の比率を調べた結果です。これは非常に悪い状況です。すでに放射性の粒子はアメリカで見つかっていますし、福島よりずいぶん南の東京でもかなりの放射能が確認されています。きわめて深刻な事態です。

司会者:じつに心配な状況ですね。ところで東京電力は緊急作業チームの労働環境を改善すると話していますが、もう2ヶ月ものあいだ作業員の命を危険にさらしてきたわけですよね。もっと早くに手を打てなかったのでしょうか。

バズビー:たしかに人命が長期間危険にさらされてきたのはたしかですが、東電にすればほかに手立てがなかったのだと思います。簡単に解決できる問題ではありません。誰も危険を冒さずに手をこまぬいていたら、事態はもっとひどくなっていたでしょう。

われわれは作業員たちの勇敢さを称えるべきです。労働環境を改善するというのもけっして簡単ではありませんが、今までに起こった出来事の数々が結果として作業環境を改善することになります。というのも、最初に大量に放出された放射性物質が現在はそれほどではなくなっているからです。

ただし、指摘したいのは核分裂が今も続いているということです。つまり核反応はまだ止まっていません。放出されている放射性物質の同位体比率を調べてそれがわかります。ですから、まだこの危機は続いています。収束とは程遠い状況です。

司会者:責任のなすり合いも続いていますね。東電は状況の深刻さの判断を誤った、と常に批判されていますが、もうそろそろ政府は東電に任せずに現場を完全に掌握すべきではないんでしょうか。

バズビー:私は東電が判断を誤ったとは思いません。東電は最初からすべてを隠そうとしてきただけです。ですが、今ではいろいろな人たちが独自に測定を行なっていますので、東電は「何事も起きていない」という建前をもう続けられなくなったということだと思います。

たしかに日本政府がすべてを掌握すべきだとは思いますが、この状況をコントロールするのが非常に難しいのもまた事実です。基本的に状況はすでに手に負えなくなっています。

個人的には、これはもはや日本政府だけの問題ではなく全世界の問題だと思います。ただ、日本政府、日本国民が今何らかの手を打たなければならない状況にはなっています。

司会者:東電は9ヶ月で解決するといっていますが、それは具体的にどういうことなのでしょう。実現可能だと思いますか?

バズビー:絶対に無理です。何をどうすればいいか、彼らにもさっぱりわかっていないと思います。現状で彼らに何ができるのか、私にも思いつきません。

いろいろアイデアは出ていますが、奇妙奇天烈なものばかり。私のいるイギリスのウェールズ地方にもイギリスのほかの地域にも、ヨーロッパにも放射性物質は飛んできていますが、こうした世界規模の飛散を防ぐためには思い切った方策を講じる必要があります。

原子炉をドームなどで覆うことをして、少なくとも核分裂によって生じる放射性物質を外に出さないで閉じこめることを考えるべきでしょう。

司会者:教授、どうもありがとうございました。放射線リスク欧州委員会のクリストファー・バズビー教授にお話を伺いました。

 

 

また4号機が傾いて倒壊するかも、、との報道もイスラエルのメディアも伝えており、

これ→

http://hamsayeh.net/world/678-reactor-number-4-structure-at-fukushima-tilts-sideways.html

 

もし、倒壊しなくても、じわじわ汚染は拡大するだろうし、

倒壊したら、高濃度の放射能が拡散し、近くに人が近寄れず、1,2,3、号機に水をかけることが出来なくなり、

すべてアウト、、、となる可能性も、、、でしょうか?

かなり緊張した感じになっています。

怖~。

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福島原発へ。シニア決死隊・中国メディアが伝える。

2011-05-16 | アート

普段はフュネラルアート(手作りのアートお葬式装飾)の情報を伝えていますが、

最近の未曾有の災害(人災?)の日本ではあまり知ることが出来ない、海外のメディア情報を伝えています。

 

 

今回は中国のメディアが日本の60歳以上の元技術者達が、自分達が福島原発の放射能漏れの対処に「決死隊」として行くと、ネットで隊員募集をかけている様子を取り上げています。

これ→http://v.ifeng.com/news/world/201105/4446478b-c77b-4483-b895-2042a288c8f7.shtml

その中には女性もいるようで、とても尊敬いたします。

幾ら60歳以上にはあまり放射能の影響が出ないとはいえ、1号機のあたりは2000シーベルトとか、というとてつもない汚染値になっており、本当に尊敬いたします。

シニア決死隊  なんて言葉が戦後65年も過ぎた頃に言われることになるなんて、本当に事実とは思えないほどです。

そして文部科学省がホームページでこっそりとアップしているのが、今後の東日本の放射能拡散予報です。

これ→http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/05/06/1305799_0325_1.pdf_0325_1.pdf

これを見ると、首都圏もチェルノブイリで言えば、第3地区(放射能管理地区?)なみの汚染になっているようです。

 

また茨城県の農家の方が、デモをされていて、その方が演説でこのように言われたらしいです。

実際に行って来られて聞かれた方からのレポートです。

 

 

風評被害ではない!

政府がこれだけ隠蔽していて、まだ安全だと信じる人間はバカだ。

私は百姓としての誇りがあるから売れない!買ってくれなくていい!

政府は、本当はあの土地で一切作物を作るなと言わなきゃいけない。

だが、政府は保証金を出すのが嫌だから、消費者が買わないのが悪いと言う「風評被害」のスローガンを流した。

風評被害なんかではない。こんな物を学校給食で、未来を背負う子供に食べさせてはいけない!

 

私はこのデモに参加され、このような演説をされている茨城県の農家の方の叫びを知って、涙が止まりませんでした。

農家の方は何も悪い事はしていません。なのになぜこのようなことになってしまったのでしょうか?

シニア決死隊の方々、茨城県の農家の方々 貴方達の勇気に私は感銘を受けました。

そして、心から感謝いたします。



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4号機が倒壊の恐れ。核燃料が散在の危機。海外メディアより

2011-05-15 | アート

いつもはフュネラルアート(アートお葬式・装飾)の海外での事例や、ニューヨーク、ロンドンのお洒落なアート的なお葬式グッズをご紹介していますが、

 

今、危機的な日本の現状に、海外からの情報を中心に原発もれ関連の情報をご紹介しています。

1号機がメルトダウン。そして2号機、3号機もメルトダウンの可能性が出てきました。東電が認めています。

そうなると、もうどうすることも出来ないのでは?と感じます。建物のコンクリートを溶かして、地面に核燃料自体が流れ込むのを、どうすることも出来ないで、見ていることしか出来ないのでは?

それが、2,3号機とありますので、関東エリア全体への放射能拡散は免れないのでは?

そしてここで、海外のメディアが4号機が傾き、倒壊する恐れがある、、倒壊したら核燃料が散在し、危機的な状態になる、、、と忠告を発しています。

タダでさえ、メルトダウンで放射能散在なのに、この上にまだ4号機の倒壊があれば、

どうなるのか、とても恐ろしいです。

海外のメディアはこちら→http://www.youtube.com/watch?v=aPWLwTiSv_Y&feature=youtu.be

今回はまだ日本語字幕がないのです。が、4号機の傾きと、倒壊する恐れがあり、もし倒壊すると、核燃料がそこらに散在し、ものすごい量の放射能が拡散する、、、と警告しています。

そして、ヨーロッパの欧州放射線リスク委員会が今回の福島の放射能漏れから、早くて3年後に発症するであろう、癌などの病気で死亡予測人数を出しています。

これ→http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/nuclear/articles/LLRC_110401_417000_cancers.html

その人数が417000人!福島原発から200キロの地域を対象に予測しています。

今後どこまで放射能が広がるのでしょうか?

東日本全体が、首都圏を含むゴーストタウン化してしまう恐れが、映画みたいな事が今後起こるのは、すぐそこまでやってきているのかも知れません。

 

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チェルノブイリを越えた放射能拡散・福島原発~隠された情報

2011-05-09 | アート

いつもはアートお葬式装飾の事をご紹介していますが、今の日本政府がちょっとおかしいと思い、

福島原発の情報をご紹介しています。

主に海外のメディアが発信する福島の情報をご紹介しています。

 

先日、東京大学の原子炉専門家・小佐古氏が辞任されましたが、

彼が発表した日本政府が隠蔽する福島の汚染拡散の告発書をNHKが載せているので、ご紹介します。

これ→http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/200/80519.html#more

また、海外のメディアが、(ロシアのTVにアメリカなどの原子炉の学者が言及しています。)

日本政府と東電の放射能漏れの情報隠蔽を報じています。

これ→http://www.youtube.com/watch?v=VrOjQgshjJs

これも→http://www.youtube.com/watch?v=Zd2gPUI3lUk&feature=related

さらに、日米合同で福島原発から80キロの放射能濃度を調査した資料が公表されましたが、

あまりメディアではニュースとして大きく取り上げられませんが、

80キロ圏内にチェルノブイリの避難所よりも放射能濃度が高い場所があり、

そこに今も妊婦や子供が住んでいるようです。

80キロの調査資料これ→http://fpaj.jp/news/archives/2922

政府の情報隠蔽にも信じられませんね。3号機のミニ核爆発もいまだ隠蔽中ですものね。

80キロがこの様に高い放射能汚染濃度であるなら、100キロの仙台や、200キロの東京も汚染かなりしているのではないでしょうか?

恐ろしいです。

この広範囲、高汚染を小佐古氏は情報を開示せよと政府に告発書を出したのかも知れませんね。

 

 

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欧米で福島3号機の爆発は核爆発であった可能性が検証されています

2011-05-05 | アート

いつもはフュネラルアート(アートお葬式・装飾)の記事を書いていますが、

私が長年暮らしていたニューヨークとロンドンの友人から、海外のメディアが福島の3号機の爆発は、ミニ核爆発であった可能性がアメリカや、イギリスの専門家から検証されているようだ、、と連絡を受けました。

海外の情報は、海外にツテがない人や、英語がわからないと入手できないので、ここに御知らせ致します。

アメリカでの専門家による、3号機の爆発がすでに小規模の核爆発であった可能性を検証したTVのニュース動画があります。

これ→http://www.youtube.com/watch?v=P4KXX24Dv1U

これも→http://www.youtube.com/watch?v=f78mSUbwIeM

イギリスの学者がTVで検証しています。

 

イギリスのはこちら→http://www.youtube.com/watch?v=5PFRQ4jDUE4

日本の政府や東電が水素爆発としているのは実は、すでにミニ核爆発だった可能性があり、それを日本政府も、東電も隠蔽しているようです。

3月15日ごろにすでに東北、関東(首都圏も)にかなりの放射能物質が降っていることになるらしいです。

その爆発の数日後、黄色い雨が首都圏に降ったようですが、その雨は「花粉」と気象庁が言っていますが、放射能物質も黄色くなるそうです。

チェルノブイリでも黄色い雨が降ったらしいです。

 

日本政府や東電はあまり信頼できませんので、海外からの情報がまたありましたらご連絡いたします。

 

 

 

 

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