このブログはフュネラル・アート(アートお葬式装飾)の海外、ニューヨークやロンドンの事情をご紹介していますが、
日本で今、危機的な状況が続く福島原発のニュースが海外の検証と、日本政府の検証が、かなり違うので、
海外の福島原発の検証を主に書いています。
本日は、グリーンピースが福島沖、宮城沖、茨城沖にて行なった海洋調査の結果の記者会見の様子をご紹介します。
日本の政府は海で拡散されるので、放射線物質が薄まるので大丈夫などと言っていますが、
真実は違うようです。
グリーンピースは一部シーシェパードなど過激な一派もいますが、元々はグリーン(緑・エコ)ピース(平和)を支持する団体です。
グリーンピースの記者会見内容
これ→http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/staff/blog/34986
グリーンピースの海洋調査結果票はこちら→http://www.greenpeace.org/japan/Global/japan/pdf/Final_seafood_data.pdf
この票で見ると、
福島県のアカモクという海草はヨウ素が127000ベクレル/キロなどものすごい汚染が確認されています。
それぞれのアイテムを調査したのが、アクロ研究所 (フランス) <フランス原子力安全機関(ASN)認定機関>
ベルギー原子力研究センター (ベルギー) <ベルギー政府による運営、日本原子力研究開発機構のような機関>
で信頼できる結果だと思います。
少なくとも日本政府の「影響がない」や「安全」ではないということが証明されました。
この記者会見後の質疑応答中に、
例えば、魚の放射能汚染調査に関して、日本政府から、頭と内臓を切り落とした身の部分しか行わないようにという指示があったらしいです。
これでは、放射性物質の生物濃縮の実態がわからないことになります。
グリーンピースは、たぶん、頭と内臓も含めた検査をしているのでは?と思います。
こういう指示以外にも、日本政府から色々横槍や規制が入って大変だったようです。
日本は、今、真実は、海外や数少ない良心を持っておられる専門家の先生方からしか得られないような国(まるで北朝鮮みたい)になっているようです。
今回のグリーンピースの調査報告は貴重な情報源だと思います。
今現在IAEAが福島原発の調査に来日していますが、これもだいぶん前から調査依頼があったらしいのですが、
日本政府が断り続けていたようで、IAEAの調査を断ったのは、イランと北朝鮮と日本だそうです。
何もやましいところがなければ、どうどうと調査に応じる筈!
今回のグリーンピースの海洋調査も断り続けていたようです。
日本の今の政府は日本の国民の安全とか、健康とかは考えていないようで、
どうしたら真実を隠せるのか、、に重きを置いている、ただの悪党の集まりのようです。
また、ニューヨークタイムズが電子版で福島の親が子供の20ミリシーベルトの撤回へ向け、文部科学省にデモした記事や、25日に福島市で開かれた教育委員会の様子が伝えられています。
これ→http://www.nytimes.com/2011/05/26/world/asia/26japan.html?_r=1&pagewanted=1
2児の母親は言った、「空気も土地も汚染されてしまった。政府は福島を見殺しにしている」