(葬式アーティスト)フュネラルアーティスト

森本由美:欧米で葬儀装飾習得のフュネラル(葬式)アーティスト第一人者。アート葬式はサンケイ大阪賞受賞・商標登録済。

ゼブラ柄の棺

2006-06-19 | アート
ゼブラ柄のペット用棺『クチュールひつぎ』である。

セミ・オーダーで作成したペット用棺である。
『クチュールひつぎ』はイギリスで葬儀装飾(フュネラルアート)を学んだ、アーティスト森本由美が沢山の女性飼い主の、「可愛いペットのひつぎが無い」「家族の1員だったペットをダンボール箱みたいな棺で見送りたくない!」と言う声から世に送り出した、可愛いペット用棺である。

残念なことだが、ペットは大抵飼い主さんより寿命が短い。ペットを今までの感謝の気持ちと共に、最後まで美しく送り出してあげたい。

ペットの葬儀には、棺を飼い主さん自身で持ち込む事が出来る。(稀に持ちこめないペット葬儀社もあるが、ほどんどは持ち込める)
まるで寝床のようなフワフワとした布と紙で出来たペット用ひつぎをペットの為に、安らかな永遠の眠りを祈り、こうして様々なデザインをセミ・オーダー出来るひつぎとして、『クチュールひつぎ』と名付け考案した。
色もピンクやパープル、ベージュなど、柄も花柄、レースなど色々バリエーションがある。

クチュールひつぎは意匠登録、商標登録申請中。

長期出張により、今月以降、7月中、夏はブログをお休み致します。初秋に再開致します。
                   フュネラルアーティスト 森本由美

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イギリスのペットの墓標

2006-06-17 | アート
イギリスのいぬ用の墓標である。

『ゼウス』と書かれた墓石に、ペットの写真転写をされた物である。

イギリスでは自宅のガーデンなどにペットの遺灰を埋葬したり、大きなガーデンをお持ちの飼い主なら土葬にする事も多々ある。

その時の為にこの様な、ペット用の墓石たちが数多く存在し、デザインも色々ある。
ペットの写真を転写した物はとてもポピュラーで、可愛い墓石に可愛がっていたペットを忘れない様に、その姿を刻むのだ。

イギリスのフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)はペット用のものまで多種多様である。
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イギリスのボックス達

2006-06-14 | アート
イギリスのペット用遺骨箱である。

大きさも大きい物から、小さい物まであるボックスだが、今回ご紹介の遺骨箱はシンプルな作りの物である。

島国で、土地に限りがあるイギリスは火葬が約70%である為、ペットもまた火葬される事がほとんどである。
なので、このような遺骨箱がたくさん存在する。骨壷と言う壷型の遺骨入れも豊富だが、箱型だけに限らず様々な形の遺灰入れがある。

イギリスでは故人の遺骨は、ほとんどがパウダー状になるまで火葬され、『遺骨』と言う骨の形があまり残っていないのである。

遺灰は、サラサラの灰のパウダーで、箱や壷などに納められ自宅のリビング等に飾られるのだ。今まで何度かご紹介してきた遺骨入れ達は、飾り棚のような物や、キャビネットなどに飾れる様にステキに工夫され、作成されている。
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ロンドンの優雅な骨壷

2006-06-09 | アート
ロンドンの茶色の骨壷である。大きさは約30センチくらいはあるだろうか、、、。

これは、ロンドンのオフィスの飾り棚に飾ってあった飾り壷のような骨壷である。
上の取っ手を開けて遺灰を入れる。赤っぽい茶色の壷はよくヨーロッパの応接間などに飾られており、『骨壷』と言う暗い感じはしない。

イギリスは島国で土地に限りがあるので、約70%が火葬である。(初めて読む人の為に、毎回言及している)骨壷はとても豊富で、遺灰入れのボックスや壷型や、様々な色、デザインのものが存在する。

この壷は陶器で出来ており、色からも男女どちらでも使用出来る。イギリスには女性用の骨壷(例えば、薔薇の花の彫刻された物であるとか、、)や男性用の骨壷など、遺族が気に入った骨壷を選ぶチョイスが多く、(勿論、男性用のクールな感じの骨壷も存在する)
『故人らしさ』を骨壷で表しやすい環境である。

イギリスのフュネルアート(葬儀・葬式関連の装飾)は選択肢が多い。
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イギリスのペットの守り神

2006-06-06 | アート
写真の彫刻像はセント・フランシスと言う神父の像であるが、イギリスでは彼は、ペットの神様とされているらしい。

亡くなったペットの魂を癒してくれる神様の像として、ペットの飼い主が自宅のガーデンなどに、ペットを土葬したり、遺灰を埋葬したりした近くにセント・フランシスの像を建てる事がある。

一人(1っぴき)で埋葬されていては寂しいだろう、、との配慮から自宅の土地に余裕のある飼い主はこのような守り神をおくのだろう、、。

セント・フランシスは動物のパトロンとされている人物で、昔、彼が沢山の動物にお慈悲を与えたとの事である。

イギリスのフュネラルアート(葬儀・葬式関連の装飾)はペットにも優しい。
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ブルーの薔薇

2006-06-02 | アート
ブルーの薔薇である。

昨今では、日本の大手メーカーがブルーの薔薇を世界で初めて作成に成功した、と言うニュースが世界を驚かせたのは記憶に新しい。

イギリスでは6月は薔薇の花が公園や、人々の庭先やらで咲き誇る一番イギリスらしい季節である。

以前にもこのブログでご紹介したが、イギリスのメモリアルガーデン(墓地)では、薔薇の苗を墓標にする事が一番ポピュラーで、墓地はこの季節まるでローズガーデンのようだ。

ロンドンのメモリアルガーデン(墓地)は植木や芝生や噴水、エンジェル達の銅像に囲まれた薔薇の苗の墓標と供に眠る故人の御霊が、『私を忘れないで、、』と言うように、薔薇の美しい花を満開にさせるのである。

薔薇の根元に故人の生きた年月や名前を刻んだプレートを建てる。
例えば『メアリー19xx~20xx 永久の眠りにつく』と言う風である。

イギリスのフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)は墓地まで美しい。
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