(葬式アーティスト)フュネラルアーティスト

森本由美:欧米で葬儀装飾習得のフュネラル(葬式)アーティスト第一人者。アート葬式はサンケイ大阪賞受賞・商標登録済。

福島原発へ。シニア決死隊・中国メディアが伝える。

2011-05-16 | アート

普段はフュネラルアート(手作りのアートお葬式装飾)の情報を伝えていますが、

最近の未曾有の災害(人災?)の日本ではあまり知ることが出来ない、海外のメディア情報を伝えています。

 

 

今回は中国のメディアが日本の60歳以上の元技術者達が、自分達が福島原発の放射能漏れの対処に「決死隊」として行くと、ネットで隊員募集をかけている様子を取り上げています。

これ→http://v.ifeng.com/news/world/201105/4446478b-c77b-4483-b895-2042a288c8f7.shtml

その中には女性もいるようで、とても尊敬いたします。

幾ら60歳以上にはあまり放射能の影響が出ないとはいえ、1号機のあたりは2000シーベルトとか、というとてつもない汚染値になっており、本当に尊敬いたします。

シニア決死隊  なんて言葉が戦後65年も過ぎた頃に言われることになるなんて、本当に事実とは思えないほどです。

そして文部科学省がホームページでこっそりとアップしているのが、今後の東日本の放射能拡散予報です。

これ→http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/05/06/1305799_0325_1.pdf_0325_1.pdf

これを見ると、首都圏もチェルノブイリで言えば、第3地区(放射能管理地区?)なみの汚染になっているようです。

 

また茨城県の農家の方が、デモをされていて、その方が演説でこのように言われたらしいです。

実際に行って来られて聞かれた方からのレポートです。

 

 

風評被害ではない!

政府がこれだけ隠蔽していて、まだ安全だと信じる人間はバカだ。

私は百姓としての誇りがあるから売れない!買ってくれなくていい!

政府は、本当はあの土地で一切作物を作るなと言わなきゃいけない。

だが、政府は保証金を出すのが嫌だから、消費者が買わないのが悪いと言う「風評被害」のスローガンを流した。

風評被害なんかではない。こんな物を学校給食で、未来を背負う子供に食べさせてはいけない!

 

私はこのデモに参加され、このような演説をされている茨城県の農家の方の叫びを知って、涙が止まりませんでした。

農家の方は何も悪い事はしていません。なのになぜこのようなことになってしまったのでしょうか?

シニア決死隊の方々、茨城県の農家の方々 貴方達の勇気に私は感銘を受けました。

そして、心から感謝いたします。



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