(葬式アーティスト)フュネラルアーティスト

森本由美:欧米で葬儀装飾習得のフュネラル(葬式)アーティスト第一人者。アート葬式はサンケイ大阪賞受賞・商標登録済。

イギリスのコルクのアート

2005-11-30 | アート
写真はコルクの部分だけでも2メートルはあるワインの栓抜き型のオーダーひつぎである。イギリスの私の知人であるひつぎ屋さんが作成したものである。

このひつぎはオーダーひつぎ屋さんが、ワインのコルクを沢山製作しているある『市』に対して、感謝の念を表して作られたものであるとか、、。例えば、ワインの鑑定家であるソムリエや、ワインの製造元であるワイナリーなどにかかわっている人からのオーダーがあるらしい。

コルクをひつぎにする感性は本当にユニークだが、ワインなどにかかわっている職業の人に取れば、この様なひつぎで埋葬されたい、と希望するかもしれない。

コルク型のひつぎをその故人が望むのであれば、こんなひつぎがあっても良いのではないか?

栓抜きがつかえて火葬場の焼き場の釜に入らないのなら、コルクの部分だけで、オーダーひつぎを作成しても良いかもしれない、、。

イギリスのフュネルアート(葬儀・葬式の装飾)は本当に面白い。
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アメリカのゴシック調の黒と赤の装飾ベット

2005-11-29 | アート
真紅のベルベットのうち張りに、黒い漆塗りが施されたドラキュラのベットのようなひつぎ、、、のようだが、実はアメリカのオーダー家具ひつぎ屋さんが作成した『ひつぎ・ベット』である。

この家具屋さんは以前は普通の家具屋さんであったが、1日しか使わない『ひつぎ』と言う家具に大金を払うのは非合理的と言う事で、生前から使える家具ひつぎを考案し、作成している。
このブログ内でも何度かご紹介している、実際に使える家具・ひつぎである。

この写真のひつぎ・ベットは蓋の部分を取り外す事が出来、ひつぎをベットとして使うらしい、、、。ふざけた感性ではなく、合理的にひつぎを生前にも使っていこうとの考えから作成している様だ。

生前にベットとして使っていた、ひつぎをいつか『ひつぎ』として使うのはどう言う感じがするのだろう、、、。私には計り知れないが、確かに、たった1日しか使わない『ひつぎ』に大金を出すのはバカらしいと考える人もいないではないだろう。

布団やシーツを敷き、枕をあしらうとベットらしくなるだろう。

この『オーダーひつぎベット』は内装の布地や、木材、色など自分の好きなオーダーが出来るそうだ。なので、例えば、木目調の外装にベージュの布地の内装などをすれば、もっとベットらしくなるだろう。

このひつぎにはゴシック調の取っ手も装飾されており、勿論実際に使用出来る『ひつぎ』である。

アメリカのフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)は発想がユニークだ。
実際にオーダーする人がいるのだそうだ。このオーダー家具ひつぎ屋さんは、業績を確実に上げているらしい。
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マンハッタンの夜景のアート

2005-11-28 | アート
写真は、アメリカのオーダー・ペイント・アートひつぎである。

ひつぎと言うキャンパスに描かれた景色や模様は、例えば、写真の一番左上にある、私が長年暮らしていた、ニューヨークのマンハッタンの夜景であるとか、アウト・ドアと題された、郊外の自然の景色の物とか色々と故人の生前のご趣味に合わせてチョイスする事ができる。

勿論生前予約や、故人のご遺族達が選ぶこともできるのだ。

アメリカのフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)はやはりイギリスとはまた一味違ってモダン・アート的な要素が強いものが多い様だ。

斬新なデコレーションを故人が望むのであればここまで叶えて上げる。ニューヨークが大好きで何度も訪れた日本人の人だって多くいる筈である。
その方の人生のフィナーレにとことんニューヨークらしさを取り入れてあげても良いはずである。

アメリカのモダンアートひつぎは本当に美しくそして、自由である。
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イギリスのゴンドラの葬飾

2005-11-27 | アート
このブログ内で、以前にもご紹介した事がある、船の形のオーダーひつぎの柄違いである。イギリスの私の知人であるオーダーひつぎ屋さんが作成した物である。

このゴンドラみたいなオーダーひつぎは実は2つ作成されており、1組の定年退職した熟年夫婦が御互いの共通する趣味であるボートのオーダーひつぎを同じ柄で依頼したらしい。

黒とグリーンと赤でデコレートされたゴンドラ・ひつぎの色の組み合わせの感性は、やはり、とても芸術的で日本人には発想の出来ない色使いである。

この熟年夫婦は今現在自分達がいずれ使用するであろうこのゴンドラひつぎを、リビング・ルームに置き、日常的に1つのインテリアとして飾って楽しんでいるらしい。

以前にも述べたが、イタリアではゴンドラは人生で2回乗るらしい、、、。1回は結婚式の時に、、、そして、2回目は自分の葬儀の時に乗るのだそうだ。

船の形のひつぎが存在してもそれが『一番故人らしく』、また『故人の望む形』であればこんなデザインがあっても良いのではないだろうか?

これぐらいの幅のひつぎであれば、日本の焼き場の釜にもすんなりと入るサイズではないだろうか?

日本でこんなオーダーひつぎをそのまま取り入れるのは無理があるかもしれないが、1つの選択肢として、ご紹介している。

イギリスのフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)は個性的である。
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ロンドンのお洒落な制服

2005-11-25 | アート
写真の制服は私がロンドンでフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)を学んでいたイギリスの大手葬儀社のフュネラル・ディレクター(葬儀社の人)の制服である。

ケープが付いたこの制服のコートにシルクハットを被り、ガラス張りの霊柩車を先導する姿は本当に上品である。
日本人と違って、足の長いヨーロピアン達だから似合うし、サマになるのかもしれないが、ロンドンのフュネラルディレクター達はとてもお洒落である。

以前にもご紹介したが、イギリスでは皇室関係者や、お金持ち、元貴族達のご子息達が通うイートン校と言う学校で少年達が纏う制服が、なんと、シルクハットに燕尾服なのである。
エリザベス女王の週末の別邸であるウィンザー城の(先ごろチャールズ皇太子とカミラさんが結婚の儀式を挙げられた場所である)お膝元にあるこの学校の制服は、『ハリーポッター』の主人公が着る制服とは少し趣きが違うが、イギリスはこう言ったお洒落な制服を取り入れるのが本当に上手い。

私はニューヨークにも長年暮らしていたが、コンドミニアムのドアマン(日本で言えばマンションのエンタランスを警備するガードマン)がこの様な制服を着用しているが、モダン文化旺盛なアメリカでは、この様な歴史を感じさせるフュネラルの制服は、私が見た限り、あまり見かけないようだ。
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イギリスのキャンドル・デコレーション

2005-11-24 | アート
写真はイギリスのキャンドルである。

キャンドルは西洋人達には欠かせないデコレーションのアイテムである。
イギリスなどのヨーロッパでは、歴史のある建物の1階にブティックや、レストランがあったりして、少し暗いような空間に装飾的なキャンドルは見事にマッチするのだ。

ロンドンでフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)を学んでいる時も、キャンドルは教会などで、幻想的な光と供に、故人を尊敬し、崇めたてる役目をしているようだ。

キャンドルに『火』を灯すと、一気に空間を静粛な雰囲気に押し上げる。
特にヨーロッパのキャンドル達はとても装飾的で美しい、その肢体は女性の曲線のようにしなやかである。

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アメリカのボックス・アート

2005-11-23 | アート
写真は、アメリカ人のプロデユーサーが作成した木材で出来たオーダー・ひつぎである。

まるでデリバリー(配達)のボックスを模写したようなひつぎであるが、ふざけて作成した物ではない。

このアメリカ人のひつぎアーティストは、日常の慣習などを打ち破った作品を得意とし、このような『ボックスのひつぎ』を天国に配達されたいと言う考えからオーダーした人がいるらしい。

アメリカ人らしい、ユニークな発想には本当に驚くが、故人になるであろうオーダー主は真面目に考え、作成した様だ。
日本でこの様な考え方をする故人になる人はいるだろうか?日本でではちょっと勇気のいる『配達ボックスひつぎ』であるが、それが故人の望む形であれば、こうして、叶えてあげるのがアメリカのフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)である。
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アメリカのアート・ペイント

2005-11-22 | アート
アメリカのアート・ペイントひつぎである。

色々な模様があり、『ガーデン』と題された花一杯の黒地にフラワー・ガーデンの模様とか、ブルーの海にカモメが飛んでいる模様など、また色も真っ赤な物とか様々で、『故人』のお望みでチョイスが出来る。

このアメリカのアート・オーダーひつぎ屋さんはこう言ったアートペイントひつぎを常備しており、突然の死にも対応出来るようだ。(往々にして、『死』と言うものは突然やって来る)勿論生前予約も出来る。

ひつぎに綺麗な絵画を描いていけない事は無いと思う、、それが故人が望むのであれば、そして、最も『故人らしい』ものであれば、、。

こう言ったアートペイント・ひつぎがそのまま日本に適応しないかもしれないが、この写真の様に美しいアートひつぎを一般の人達が選ぶ1つのフュネラルアートの(葬儀・葬式の装飾)選択肢として皆さんにご紹介している。

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ロンドンの黒馬のフュネラルアート

2005-11-21 | アート
写真はロンドンの私がフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)を勉強させていただいていた大手葬儀社所有のガラス張り霊柩馬車である。

ガラス張り霊柩馬車には黒馬の物と、白馬の物が有り、馬の数で料金が違って来る。馬の数が多いほど値段が高くなるのだ。

このガラス張り霊柩馬車の寝台に、真紅の薔薇達で飾られたひつぎが中世の時代のような趣きで通りすがると、まるでタイムスリップしたような感覚に陥る。
たしか、故ダイアナ妃のフュネラルも黒馬車の霊柩車であったと記憶している。

イギリスでは今もこうして、中世時代のおとぎばなし宛らのフュネラル(葬儀)が日常的に行われている。
黒馬のガラス張り霊柩車に、例えば、真っ赤な薔薇で覆われたひつぎがまるで花車の様に、厳かに運ばれる姿はとても美しい。

人生のフィナーレを、まるで、『シンデレラ』の様に美しく、男性であれば人生の締めくくりを思いっきりダンディーに葬飾してあげてもそれが『故人が望む形』であれば良いのではないか?

この写真のようなガラス張りの霊柩馬車が日本の車道を行き交う事はとても難しい事であるのは私にも想像出来るが、モダンな葬飾の1つとして提案している。




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イギリスのオーダー・ギター

2005-11-20 | アート
写真はイギリスのオーダーひつぎ屋さんが作成した、ギターのひつぎである。

写真では分かりにくいが、ギターのボディー部分だけで、2メートルはあるこのギターは、ティーン・エイジャーの少年が、事故で亡くなり、彼の両親が彼が最も愛したギターの形のひつぎで彼を送ってあげたいとの事でギター・オーダーひつぎを依頼したらしい。ギターのボティーの部分にご遺体を入れるらしい。

以前にも言及したが、イギリスの葬儀は約1週間かけ、ご遺体は冷安置所にしばらく安置される。
又、私の知人のこのオーダーひつぎ屋さんは、こう言った個性的なひつぎを色々と作成しており、ある程度の変わったひつぎの雛型は持っている為、対応出来るようだ。

イギリスは土地が島国で少ないので、約70%はクレメーション(火葬)である。
このギターも木材で出来ており、燃やす事は出来るが、日本では火葬の釜の形などがあるので、こう言ったギターの形のひつぎは無理であろうが、私はロンドンのクレメーション(火葬場)に何度も行ったが、ロンドンの釜の大きさは日本より大きい様に思う。

こう言った個性的なひつぎを日本でも展示し、皆さんにご紹介したいと思っているが、
色々な方のご意見を聞くと、皆、一度実際に本物の個性的なひつぎを見てみたいとおっしゃる。少なくとも,私のブログを見てくださっている方々は、こういった個性的なひつぎを選択の1つだと思っていただいている様だ。

私自身も『死』をふざけた感覚でご紹介しているつもりは毛頭無い。
『故人を主役』とした葬飾の、1つのチョイスとして真面目にご紹介している。
イギリスや、アメリカのフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)をそのまま日本に取り入れる事は無理があるかもしれないが、1つの選択肢として、日本の葬儀社主導の葬飾に新風を吹き込みたいがゆえに情報発信している。
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アメリカのオーダー・ソファー

2005-11-18 | アート
一見、普通のソファーに見えるが、これはアメリカのオーダーひつぎ家具屋さんが製作した、ソファーひつぎである。

真中の部分がひつぎとして、実際に使用出来るようになっている。
ソファーの布の部分は好きな布地を選べることが出来、また木の材質も選べる事が出来る。

このオーダーひつぎ家具屋さんは毎回ご紹介しているが、1日しか使わない『ひつぎ』と言う家具?に大金を費やすのは非合理的であるとの事で、日常に生前使える家具ひつぎを提案し、製作した所、色々な人からオーダーが来たと言う。

自分が毎日使っているひつぎソファーが、いずれ自分のひつぎとなるのは、どう言う感じがするのだろう?
毎日、ひつぎと供に暮らすのはどーなんだろうか?アメリカの合理主義には笑ってしまうが、こう言う考えを誰も否定する事は出来ないのではないか?それが、故人になる人が希望するのであれば、、、。

こんな考えをそのまま日本に持ち込む事は出来ないが、日本の融通の効かない、葬儀社主導の価格の高い葬儀は、今外資系の葬儀社も参入し、崩れかかっている。

一般市民にとっては、うれしい崩壊である。葬式革命が良い方向に進む様にフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)を今後も私なりに、広めていくつもりである。
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イギリスのリサイクル・アート

2005-11-17 | アート
写真の真紅のひつぎはイギリスのオーダーひつぎ屋が作成した物で、100%リサイクル・ペーパーで出来ている。

流れるようなラインのデザインは横にベルトが付いていて、ベルトで止める様になっている。色は写真の真紅、インディゴ・ブルー、シャイニー・グリーンそして、ゴールドがある。このオーダーひつぎ屋さんは、環境に優しい自然に帰るようなリサイクル材質ばかりでひつぎを作成している。勿論、クレメーション(火葬)も、土葬も出来る。

イギリスのフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)は自然環境を考えた材質や、自然体のデザイン(例えば、写真のひつぎのような川の流れのようなデザインなど、、)を取り入れた物もあり、ナチュラル嗜好の故人になるであろう人からのオーダーもあるらしい。

ひつぎのデザインや、考え方は人それぞれで自由に個性を表現しているのが、イギリス流である。この考え方を100%日本に当てはめる事は出来ないが、日本の葬儀社主導の高すぎる葬儀はどう考えても不思議である。
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イギリスの鳥かごのデコレーション

2005-11-15 | アート
イギリスのキャンドル・デコレーションである。

鳥かごの中にキャンドルが入っているのが、ヨーロピアンらしい。

ロイヤルブルーの色使いや、ちょっとアンティークがかっているニュアンスなども『ヨーロピアン』らしい。

ロンドンでフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)を学んでいる時も、ロンドンの街に色様々なキャンドルが見うけられた。そして、その装飾のしかたもこの写真の様に、鳥かごに入れたり、色々な斬新な飾り方で、個性の強いアイテム達と一緒に、しかし、強烈な自己主張を互いに放ちながら、不思議と溶け込んでいるのだ。

ヨーロピアン達の装飾の感性は持って生まれた才能では無いか?と思う。
街角のちょっとした小さなブティックでも、とてもお洒落なのだ。
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アメリカのオーダー鏡インテリア

2005-11-14 | アート
アメリカのオーダー家具ひつぎ屋さんが作成した鏡の家具ひつぎである。

毎回ご紹介しているが、元々普通の家具屋さんだったこのオーダー家具ひつぎ屋さんは、たった1日しか使わない『ひつぎ』と言う家具に大金を支払うのは無駄であるとの考え方から生前から故人になるであろう人が、家具として日常、その『当日』が来るまで、使える『家具ひつぎ』を作成した所、沢山の人達からオーダーがあったとか、、。

写真は鏡付きのひつぎである。勿論実際に使用出来るひつぎであるし、木材もチョイスが出来、またひつぎをペイントするのであれば、色の指定も出来る。

アメリカのフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)のインテリアひつぎは面白い。
毎日見ている自分の部屋の鏡がいずれ自分のひつぎになろうとは、、。

こう言った発想は日本人にはなかなか無いようだ。また同じ西洋人でもアメリカとイギリスでも微妙に違う。
ニューヨークとロンドンで暮らしていた私には、その違いが、アメリカはやはり歴史が浅い分、よりモダンアート的、合理主義的なフュネラルアートが多く、イギリスはその歴史的深さからより装飾的、微妙なセンスの使い方のフュネラルアートが多いと感じられる。

日本のフュネラルアートが、もっと芸術的なセンスのある、そして、より故人の生前の個性を第一に表現出来る物へと進化するお手伝いをするのがフュネラルアーティストである私の今の役目であると思っている。
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アメリカのモダン・フュネラル・アート

2005-11-13 | アート
以前にもご紹介したアメリカのアート・ペイントひつぎである。

オレンジと、白、グリーンの色のひつぎはアイルランドの国旗を表したもの。アイルランド系移民はアメリカには多くいるし、その他には、ブルーハワイの模様や、ケンタッキー州立大学の模様などとてもカラフルである。

『故人』になるであろう人が生前にオーダー出来、また『故人』の遺族が故人の為にチョイスする事も出来るこのアメリカのアート・ペイントひつぎ屋さんは、またしても、私の知人であるイギリスのオーダーひつぎ屋さんの友人である。

アメリカのフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)はデザインがとても斬新で、『故人』の希望をここまで叶えてあげる。

ひつぎにアート・ペイントしてもそれが『故人』の希望や、もっとも『故人らしい』絵であればだれも規制をかけることは出来ないのではないだろうか?

人生のフィナーレは、『故人が主役』であるべきで、葬儀社はその希望を出来るだけ叶えてあげるお手伝いをする役目があるのではないのだろうか?

勿論フュネラルアーティストである私も『故人が主役』の葬飾を第一に考えている。
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