(葬式アーティスト)フュネラルアーティスト

森本由美:欧米で葬儀装飾習得のフュネラル(葬式)アーティスト第一人者。アート葬式はサンケイ大阪賞受賞・商標登録済。

イギリス製、紅葉のアート骨壷

2007-11-24 | アート
白地に白い蓋なので、ちょっと見えにくい画像で申し訳ないが、イギリスの紅葉の模様が描かれた、「骨壷」である。

11月も終わりに近く、「秋」と言うよりも初冬に近いが、先日神戸に赴くことがあり、六甲山のふもとの木々たちが、真っ赤や黄金色の黄色や、レンガ色みたいなオレンジ色に紅葉していたのを目のあたりにし、自然の美しさに息を呑んだものである。

イギリスでも、紅葉が美しく、特に公園や、ガーデンに黄金色や真紅の妖精たちが舞い降りたみたいに、木々達の色づきを楽しめることが出来る。

そこで、このような「アート骨壷」が制作されているのであろう、故人はきっと四季の中で、最も「秋」がすきであったのであろう。

このアート骨壷は絵のとおり、「AUTUMN(秋)」と言う題名がつけられてある。

欧米では、遺骨ではなく「遺灰」と言う感覚があり、(日本のように骨の形が残るような焼却ではなく、パウダー状になるまで焼却されるのである)この「秋」と言う題名の骨壷は「遺灰入れ」または、「遺灰ボックス」と言う概念で売られている。

「骨壷」を故人が好きだった模様や柄にペイントすることは、日常的で、骨壷以外にも、このブログ内で沢山ご紹介済みだが、アートペイント棺やら、ハート型の墓石やら、、アートの力を借りた、芸術的な葬送関連品が欧米には多く存在するのである。
もちろん、故人が生前好んだ模様や、趣味などを遺族達が選んだり、故人になるであろう人が生前予約する事もある。

欧米では、故人が主役となる「故人が好きだった物」を骨壷の模様にすることがとてもポピュラーである。
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イギリスのサッカーファンの為の棺

2007-11-14 | アート
ロイヤルブルーに白い羊さんとサッカーボールの絵が描かれた棺は、イギリスのアート棺である。

特に子供用に作成された棺ではあるが、イギリス、アメリカなどの欧米には、こうしたアート棺が沢山存在する。

生前に故人の好きだった趣味や物事を棺にペイントしたり、好きだった、サッカーチームの印を描いたり、このブログでも散々ご紹介しているが、

ピンクのバレエシューズ型のアート棺や、サッカーの靴の形の棺やヴィトンのバックの形の棺など、本当に故人の思いのままのアート棺が欧米には存在するのである。

棺の形から本格的にオーダーし、生前予約するのは、ちょっとお金もかかるし、大変であろうが、こうしたペイント棺なら、大体のデザインや模様を遺族や故人が生前に選ぶことが出来、故人の個性を表しながら、しかも、セミオーダー的に気軽に選ぶことが出来るので、欧米では人気のペイント棺である。

天国に行っても自分の好きだった物に囲まれて暮らしたい!

そういった希望をこのアートペイント棺が叶えてくれる。

欧米では、お葬式の関連品においても個性的で、可愛く、色鮮やかな物が多い。
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