エリツィンの葬儀に、真紅の薔薇が、、。

先日、元ロシア大統領のエリツィンの国葬がモスクワで行なわれた。

CNNニュースで何度も放送されたが、彼の葬儀に、真紅の大輪の薔薇が沢山飾られていたのが、とても印象深かった。

真紅の花は、薔薇の他に真紅の大輪のカーネーションも加わり、ウオッカ好きで、情熱的だったエリツィンにはぴったりの花なのかもしれない。

花の他に、真っ赤で、細いキャンドルも沢山灯され、教会で行なわれた葬儀には、アメリカから前大統領の、ブッシュやクリントンも参列し、１つの時代が終わった感じを受けた。

まさか元、共産党の国だから赤が好きで、真紅の薔薇や、真っ赤なキャンドルを飾ったのではないだろうが、、、。

私が掲載した写真は、イギリス製の薔薇の花の形の真紅のキャンドル。

日本でもこの頃は、キャンドルが多く販売されるようになったが、まだまだ、ヨーロッパの比ではない。

私がロンドンの現地大手葬儀社にて、葬儀装飾を学んでいた時、様々な形の美しい色のキャンドルが、葬儀に使用されていた。

日本のように「葬儀には”白”」と決め付けないのだ。

「故人が主役」である欧米などの葬儀では、ピンクや真紅、パープルなど、様々な「故人の個性」が「葬儀」にあり、画一的な日本の、男女の区別もままならない葬儀装飾とは一線を置くのである。

男性だから、ブルーの花でなくても、エリツィンのように、真紅の薔薇を葬儀装飾に使用しても、それが最も「故人らしい」のであれば良いのである。

ダブル・ハート型の欧米の墓石

可愛いダブルハートの形の墓石である。

黒っぽいグレー地に白のトリミングでハートを表現した墓石は、墓石と言うよりも、バレンタインのチョコレートみたいに可愛い。

欧米ではこの様に可愛い墓石があり、それもれっきとした大人用で、一般消費者に販売されている。

ハート型の墓石は、有名人の特別なオーダーではなく、この様にだれでも遺族や生前に自身で買い求める事ができるのだ。

私がイギリスの葬儀装飾をロンドンの現地大手葬儀社にて、学んでいたとき、可愛い形の墓石や、色鮮やかな墓石を何度も目にし、その芸術的な感性に脱帽したものである。

日本の墓石と違って、死してなお、美しいのが「欧米流」である。

何故暗くて、怖い感じの墓石に入らなくていけないのであろうか？
死しても、可愛くありたい、、。と思うのは私だけではない筈である。

ハート型の墓石はイギリス人の大好きな墓石で、とても人気があり、墓石以外にも薔薇の苗を墓石代わりにすることも、とても人気である事は、このブログ内でも何度もご紹介してきた。

イギリスの墓場はとても美しく、薔薇の園のように花に満ち溢れていて、まるで「天国のガーデン」そのものである。

ペットの棺ギャラリーが雑誌掲載される

見えにくい画像で申し訳ないが、森本由美プロデュースの「ペットの棺ギャラリー」がペットの情報雑誌から取材を受け、雑誌掲載された。ペットの情報雑誌は首都圏、及び大阪などで、流通予定。

可愛がっていたペットへの最後の贈り物として、ピンクの「クチュールひつぎ」やその他のオーダーの「クチュールひつぎ」がカラーで紹介され、今後、定期的に記事の掲載依頼を受けた。

私がロンドンの大手葬儀社にて、勉強中の写真と共にニュースとして、取り上げて頂けるのは大変嬉しいことで、昨年に開催した、ロンドンでの「ペットの棺の個展」の事も取り上げて頂け、今まで頑張ってきたことが少しずつ評価され、大変感謝している。

ロンドンで人用の葬儀装飾を学んでいたとき、ペット用の葬儀関連品の研究も一緒にし、この様に可愛く、色鮮やかな葬儀があるのだと言う事を、日本の皆さんに紹介してきた。

「手作りのペットの葬儀」には、飼い主の愛情がいっぱい詰まったペットへの今までの感謝を示してあげたい！

私がイギリスで出会った美しい葬儀には、人もペットも死して尚美しく、（ソーシャルインクルージョン）アートは人を癒すという概念　がいっぱい詰まっているのである。

ペットの可愛い棺「クチュール棺」は、このブログ内の、ブックマークより、通販のホームページがリンクされていますので、ご興味のある方は、そちらをご覧下さい。