(葬式アーティスト)フュネラルアーティスト

森本由美:欧米で葬儀装飾習得のフュネラル(葬式)アーティスト第一人者。アート葬式はサンケイ大阪賞受賞・商標登録済。

放射能専門家・クリスバスビー氏来日インタビュー

2011-07-28 | アート

本日は、7月21日まで来日されていた、欧州放射能リスク協会のクリスバスビー博士の日本でのインタビューをご紹介します。

 

日本人への警鐘を述べていらっしゃいます。

 

1960年代の核実験を世界中が行なっていたときの最大値の1000倍の放射能物質が、福島100キロ圏と千葉で採取されたらしいです。

目に見えないので安心していたら、放射能はこんなにも関東・東北に汚染されているのですね。

 

改めて、日本の将来を危惧いたします。と共に、自己防衛しなければ、、と痛感いたします。

 

バスビー氏インタビュー→http://www.youtube.com/watch?v=CONRzqDAKcs&feature=related

日本語字幕があるので、ご覧下さい。

 

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アメリカ 放射能専門家検証&ノルウェーのテロ

2011-07-26 | アート

いつもは遺族が自身でする、美しい手作りのアートお葬式・装飾(フュネラル・アート)の記事を書いていますが、

今、日本の放射能漏れ危機に面して、海外での情報があまりにも日本政府の見解と違うので、

海外の原発・放射能情報を主に発信しています。

 

 

まずは、アメリカの放射能専門家・アーニー・ガンダーセン氏の最新の福島の現状と、東京も含めた汚染の危機をご紹介します。

 

これ→http://www.youtube.com/watch?v=xwS33z9UtSI

 

日本語字幕がありますので、見てください。

やはり日本の原発状況はかなりやばいようです。また、汚染状況もかなり拡大しています。

高濃度の地域が東京でも深刻になっているようです。

 

また、ノルウェーでテロがあり、約90名の方々が亡くなっています。

その慰霊のために市民が持ち寄った花束やキャンドル。

やはり皆真っ赤な薔薇で作ったリースや、ショッキングピンクのアジサイの花など、とてもカラフルなお花を供養に持ってきて、お供えしています。

そのお花の様子がCNNなどで放映されています。

特に今回は比較的若い人が多く亡くなったということもありますが、葬儀のお花はヨーロッパやアメリカでは、とてもカラフルで、特に真っ赤な薔薇が人気の供養花です。

 

こういった事件が起こると、花束がお供えされる画像が映されますが、欧米のお花はとてもカラフルで葬儀の花は「白のみ」という枠にはまってはいないのです。

このテロリストは日本の原発漏れを、お手本にイギリスの原発のテロ攻撃を視野に入れていたらしいです。

おそろしいですね。

 

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ハワイのミルクから放射能検出

2011-07-22 | アート

本日は、皆さんが大好きなハワイの情報を御知らせします。

 

残念な事に福島から出た放射能は、西から東に向かう風に乗って、ハワイにも到達している事は、すでにご存知かも知れません。

そのハワイの牛のミルクから放射能物質が出ているようです。

ハワイにバカンスで行って、油断してアメリカ牛のステーキやミルクを飲むと、やばいかもしれません。

日本にいるときは注意して、牛肉やミルクを吟味しますが、まさかハワイでも、日本の放射能が飛来していて、

すでにハワイの牛さんを汚染させえいるとは。。。

 

ハワイやグアムでも食べ物には注意しないとダメなようです。

バカンスなんてのんびり出来ないかもしれませんね。

 

これ→http://blogs.forbes.com/jeffmcmahon/2011/04/27/radioactive-strontium-found-in-hilo-hawaii-milk/

 

これ↓は、アメリカ合衆国環境保護庁(EPA)の発表です。
4月4日にハワイ(State HI)でストロンチウム89が検出されたことを示しています。
(画像クリックでEPAのサイトへ飛びます)

20110720-6.png 


ハワイのヒロで、市販のミルクから放射性ストロンチウムの同位体が検出されたと、あります。
福島第一原発事故が報じられてから初めてのことだそうです。

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放射能危機・クリス・バスビー博士の言及

2011-07-20 | アート

ふだんは、遺族自身が手作りする、美しいアートお葬式装飾・フュネラル・アートのことについて情報発信していますが、今、世界中で、地殻変動や、放射能の危機的な状況に面し、

日本国内の情報と、世界の情報にかなりの幅があるため、

海外・世界の情報を中心に発信しています。

 

本日は、今来日されている、欧州放射能リスク協会のクリス・バスビー博士の日本での発言を御知らせします。

博士の日本での活動を英語のブログでまとめたものがあります。

これ

http://majiasblog.blogspot.com/2011/07/chris-busby-video-july-17-on-fukushima.html

 

この中で、バスビー博士の言及を日本語訳したものが以下です。

 

Cesium-137 Content From Air Filters
エア・フィルターからのセシウム137の量
(数値はすべて「1立方メートル中」における値)

734milliBecquerels/cubic meter of Cesium-137 for Tokyo air filters sampled
東京のエア・フィルター 734ミリ・ベクレル

In comparison, the 1963 global weapons fallout 2.7milliBecquerels/cubic meter for Cesium-137
1963年の世界的な武器(核実験のことと思うので、以下そう称します)からの放射性降下物  2.7ミリ・ベクレル

Chernobyl fallout was 8milliBecquerels /cubic meter for Cesium 137
チェルノブイリの放射性降下物  8ミリ・ベクレル

And the Fukushima filters 2.7Becquerels/cubic meter (2700millibecquerels)
福島のフィルター  2.7ベクレル

Implications
上の数値が意味するもの

Air in Tokyo contaminated more than the global weapons fallout peak by a factor of 270
東京の空気の汚染は、核実験ピーク時の放射性降下物(量)より270倍も多かったことになる

If the filters were people, their external dose would be .2 micrograms per hour just from Cesium-137
フィルターが人間だったなら、彼らの体外(被曝)量はセシウム137だけで、毎時0.2マイクログラムになっていただろう

If the filters were people, their internal dose would .3-.5 millisiverts just from Cesium-137 isotopes
フィルターが人間だったなら、彼らの内部(被爆)量は、セシウム137核種だけで0.3~0.5ミリシーベルトになっていただろう

Busby concludes by arguing that the global nuclear industry should pay for the human and infrastructural costs of Fukushima and that scientists who minimized the dangers should be prosecuted for misleading the public in ways that compromised their health.
バズビーは、世界中の原子力産業は福島の人々とインフラ(に与えた損害)に対して(補償金を)支払うべきであり、危険性を矮小化し、国民を誤誘導して彼らの健康を危険に晒した科学者たちは告発されるべきだと結論づけた。

 

こんな感じです。

また、東京でのバスビー博士の講演会は、なんと、東電のまん前の会場でした。

そごいタイミングで、すごい場所ですね。

人の命を大切にしない日本の政府、東電、官僚、御用学者、メディアはもういりません。

海外からでもこのように、日本人の事を心配して来て下さっている方がいる一方で、この様な日本社会がのさばっている事に、大変残念に思います。

でも、きっと悪いやつらには世界中から天罰が下されます。

それを信じて、戦いましょう。

 

また、クリス・バスビー博士のインタビューが入ってきました。

 

これ→http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/5028.jpg

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スーパー台風マーゴン(台風6号)がもたらす脅威

2011-07-15 | アート

 

今、こくこくと超強力台風マーゴンが日本に近づいているようです。

アメリカのワシントンポスト紙が日本に新たな脅威として、この台風を取り上げています。

豪雨や、強風がもし福島の原発に直撃したら、、、どうなるのでしょうか?4号機は倒壊寸前です。

 

アメリカの記事はこれ

http://www.washingtonpost.com/blogs/capital-weather-gang/post/typhoon-ma-on-poses-new-threat-to-japan/2011/07/13/gIQAvpodCI_blog.html

 

この記事の日本語訳は以下です。

 

ma-on-sat1.jpeg


今年3月上旬に発生した大地震と津波による被害からの長い回復の道のりの途中にある日本。その日本に再び特大の脅威が訪れる可能性が出て来た。

それは、現在、日本列島近海で発生した台風で、現在、急速に勢力を拡大しており、これは極めて注意深く監視する必要がある。

この台風マーゴンは、来注早々にも日本列島の広範囲に壊滅的なダメージを与える可能性がある。

ハワイにある米軍合同台風警報センター ( JTWC ) によると、7月13日現在、台風マーゴンは急速に発達しているという。現在のこの台風の勢力は、米国でのカテゴリー1(ハリケーンの米国基準でもっとも低い)に相当するものだが、今後、フィリピン北部の海上の高い海面温度により勢力を保ったまま発達し、土曜日(7月16日)の午前までには、カテゴリー3(米国基準で上から3番目)の台風に発達すると見込まれている。

米軍合同台風警報センターにれば、陸地に接近するまで、台風の勢力が弱まる可能性はほとんどないという。



ma-on-track.gif


台風が今後、どのような進路をとるかは現時点では正確にはわからない。台風警報センターの予測と大きく違うということもあり得る。しかし、いずれにしても、来週の月曜日前後(7月18日前後)には、日本列島の南部に接近すると思われる。

この台風によって、日本の特に南西地域(沖縄・九州な・四国など)には、50センチ以上の豪雨と、破壊的な強風が吹き荒れる可能性もある。

また、沖縄の米軍基地も、この台風の影響を受ける可能性がある。


米国の気象予想サイト「アキュウェザー」は、この台風の影響は、日本の南西部だけではなく、東京から東北にかけての広い範囲に及ぶことを予測している。ただし、東京に関しての影響は、それほどひどいものとはならないだろうということも同時に述べた。

日本の東北の多くの地域は、3月の地震と津波、そして原発災害被害からの復興の途上にあるが、来週、この東北地方も豪雨と強風の影響を受けるかもしれない。


日本の3月の大震災は、記録的な人的被害と同時に、天文学的な経済的損失を記録しているが、日本は再び、自然災害との対峙を迫られている。



 

super-1.gif


15日03時の予報

・非常に強い
・中心気圧 940hPa
・中心付近の最大風速 45m/s
・最大瞬間風速 60m/s


16日03時の予報

・非常に強い
・中心気圧 920hPa
・中心付近の最大風速 50m/s
・最大瞬間風速 70m/s


17日03時の予報

・非常に強い
・中心気圧 910hPa
・中心付近の最大風速 50m/s
・最大瞬間風速 70m/s

台風の脅威だけでも、つらいのに、まだ日本には放射能が拡散する、、という脅威があります。

しかも、4号機が倒壊したら、関東、東北は壊滅的な惨状になるのではないでしょうか?

 

祈るばかりです。

 

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海外から放射線の専門家来日!

2011-07-13 | アート

 

普段は美しい故人が出来る手作りのアートお葬式(フュネラル・アート)の記事を書いていますが、今日本の危機に面し、日本政府の見解と、海外の放射能専門家達の検証があまりにも違うので、

海外の放射能への危機意識を情報を発信しています。

 

本日はロンドンから欧州放射能リスク協会の代表である、クリス・バスビー博士が来日されるようで、その情報です。

この中で、福島及び日本各地で高放射能値にも係わらず、いまだ避難せず、子供達が暮らしている状況に、

訴訟を準備している団体がいるようです。

 

その訴訟の参考人として海外の専門家がステートメントを作成しています。

バスビー博士のステートメント

これ→http://1am.sakura.ne.jp/Nuclear/110623Statement-BusbyE.pdf

 

これの日本語訳は以下です。

 

http://1am.sakura.ne.jp/Nuclear/110623Statement-BusbyJ.pdf

 

バスビー博士の来日スケジュールです。

 

ECRR(欧州放射線リスク委員会)の議長クリス・バズビー博士が7月17日に来日し、20日まで次のようなスケジュールで講演をやります。

 

  1. 2011年7月17日(日)午後4時~8時(予定)(開場3時50分)
    東京 会場:早稲田奉仕園 スコットホール講堂
    (新宿区西早稲田2丁目3−1 地図
    定員:先着200名(事前予約はしていません。当日会場にお越しください)
    連絡先:メール irihome@js6.sonet.ne.jp
    早稲田奉仕園は今回の講演会とは関係がありませんので、問い合わせは上記メールまでお願いします。

  2. 2011年7月18日(月)午後
    茨城 会場:(未定)

  3. 2011年7月19日(火)午後6時半~9時(開場6時)
    対話者:沢田昭二名古屋大名誉教授
    福島 会場:「アピオスペース」展示ホール
    (会津若松市インター西90番地 地図・駐車場
    定員:先着250名(事前予約はしていません。当日会場にお越しください)
    連絡先:080-5557-5407(酒井)
    アピオスペースは今回の講演会とは関係がありませんので、問い合わせは上記携帯までお願いします。

  4. 2011年7月20日(水)午後
    東京 会場:参議院 議員会館(予定)
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海外の原子炉専門家の検証・最新

2011-07-07 | アート

 

本日7月7日、NASAが勧告を出していた、彗星などの惑星直列が確か太陽ー土星ーエレニン彗星であったと思われる時、やはり大きな地震が来たようですね。

ニュージーランドで震度7の地震が朝にあったようです。

彗星が太陽を刺激して巨大なソーラーフレア(太陽表面爆発)磁気を出し、それが地球には「地震」という形となって及ぼしてくるようです。

もし再度大きな地震が日本を襲ったら、今度こそ4号機は倒壊する可能性がたかい、、と思われます。

 

海外の専門家の福島原発の最新の情報が入ってきました。

ラジオで放映された物です。

 

これ(パート1)→http://ifyoulovethisplanet.org/?p=4603

 

訳は以下です。

 

Dr.Caldicott(以下:C) : 福島第一原発の状況は、どんどん悪くなっているようですね。

Gundersen(以下:G) : 間違いなく良くなっていません。

C : 1号機のメルトダウンが事故発生の数時間後に起きていたことは分かっていた、と云うのは本当ですか? データを隠していたのですか? 本当に知らなかったのですか?

G : (そのことについては)3つのエージェンシーが関わっています。 
まず、日本の現場にいる人達は、事態がそれほど酷くない事を望んだはずです。 そして、もしそこに二つの見立て ― 一つは最悪の事態、もう一つはそれほどでもない事態 ― があった場合、どうしても良い方を選んでしまうものです。
これは、チェルノブイリやスリーマイルでも同様のことが見られました。
しかし、その後すぐにマネージメントは、事態が決して思わしくない事は分かったはずです。 しかし、政府の上の方上の方に行くに従い、問題も深まって行ってしまうのです。
その他2つのエージェンシーの一つ、
IAEAですが、彼らは原子力エネルギー推進派ですから、彼らからは(真相を突くような)確たる報告は出てこないでしょう。 
もう一つは
NRCですが、今になって彼らは事故の真相を知っていた、と云うことが判明したのです。

C : 何故?! なぜ、なぜ、なぜ??

G : (最初のうち)事故の舞台裏では、大使館レベルで会議が行われていたのです。 そこではアメリカが日本に「北日本を失う覚悟をしなければいけない」と語った、と云うような話も出ていました。 このような情報も米国務省から出たものではなく、NRCから出て来たものです。 つまり、NRCは事実を知りながら、自分たちはそれを公表しない事を選んだのです。

C : 何故ですか?

G : いつものことですよ。 原子力をプロモートするためです。

C : Evil!! 医療だったらインフォームド・コンセントがあって、患者には治療に関する内容は全て知らされます、「こうすると、ああなりますよ」という具合に正直に。 でも原子力産業界は大気中や水の中にまで放射性物質を撒き散らし、人々の遺伝子を破壊しながらも、その事に関して平気で嘘をついているのですね。 そんなキチガイじみた人達がいるだなんて、医師として信じられないことです。

G : また
EPAは、アメリカに設置されている放射線計測用のモニターを停止してしまいました。 そして、今になってシアトルの空気中には東京の約半分の量にあたるホット・パーティクルと呼ばれる放射性物質が含まれていることが分かったのです。 それにも係わらずこの国(米国)ではモニターを停止させているのです。

C : え? 何故EPAはモニターを切ったのですか?

G : それに関する極秘メモでも手元にあればいいのですが、、業界の連中は、人々を怖がらせたくないのでしょう。 でも実際にはホットパーティクルについては広く認識されていますし、4月5月のシアトルの空気中には沢山のホットパーティクルが含まれていたことも知られています。

C : ホットパーティクルとはどのようなものか、どのようなもので構成されているのか、体内に吸収された場合にはどのような影響があるのか、説明してください。

G : ホットパーティクルは、非常に小さいものです。 髪の毛一本の太さ以下の大きさです。 しかし、そのような小さなものの中には、膨大な量の放射性アトムが含まれています。 唾液を介して体内に取り込まれたり、また、呼吸で体内に入って来て肺にくっつきます。 そして、それら粒子はそれぞれチャージされ、、これは“Fuel flea”(燃料ノミ??)とも呼ばれているもので、これは燃料チャージされてノミのようにジャンプするのです(動き回る)。
このFuel fleaまたはホットパーティクルは、太平洋を渡ってきており、北西の地域では高濃度のものが確認されています。 普通に東京で生活している人は、一日に平均10個のホットパーティクルを体内に吸い込んでいますが、現在のシアトルでは一日平均6個吸い込んでいるというデータがあります。 つまり、海を隔てているにも関わらず、東京もシアトルもあまり状況は変わらない、と言えると思います。

C : ホットパーティクルは、プルトニウム、ストロンチ・・・ どういったもので構成されているのですか?

G : プルトニウム、アメリシウム、ウラニウム(ウラン)などの重い粒子、それから、それより軽いストロンチウム、セシウムなどです。 これらはとても強いベータ線アルファ線を発しています。 これが一度体組織に取り込まれてしまうと、狭い範囲内でエネルギーを発し続け、被曝し続けてしまうのです、ずっとずっといつまでも。 
そうして肺や腸が刺激され、膵臓、肝臓、骨なども継続的な刺激に悩まされ続けるのと同時に、ガンを引き起こすのです。

C : 実際に100万分の1グラムのプルトニウムを吸い込むと、それが肺にずっと居座って何年も何年も放射線を放つ訳ですから、一口にガンになると言っても何年も先になってから症状が表れてくる場合だってあるわけですよね?

G : 業界もそこに期待している(賭けている)のでしょう。 モニターを切って「特に問題はありません」と言うことで、仮に10年、30年後にガンを発病しても、その時には福島の事故まで遡ってトレースするなんて言うことは不可能になるわけですね。  ですので、なんとかして今の事態を“ダチョウが砂の中に頭を突っ込んで隠すように”やり過ごせないか・・・と考えているのでしょう。

C : 信じられませんね。 それはまるでICU(集中治療室)の患者のモニターを切って「もう係わりたくないから、見て見ぬふり」をするようなものですよ。 私には到底理解出来ません。 一体彼らは何を考えているのでしょう?!
あなたはCNNなどのメディアにも出演されていますが、原発や放射能に対する人々の関心や怒りが薄れて来ているように感じることはありませんか?

G : アメリカでは、関心は増していると思いますよ。 特に先週あたりからですかね。 放射線量が2倍、いや、3倍増に修正されたことも手伝って・・・・ 予想も何もない訳ですから、、
(ここでガンダーセンさんとCaldicottさんが同時にワイワイ発言しだします・・・)

C : 全て「予想」ですからね。 一体実際にはどれくらいの放射性物質が飛散しているのか、分かりませんからね。

G : その通りです。

C : 全然把握出来ていないのですね。 その上、モニターも無く、情報も当てにならないのでは、どうやって真実が分かると云うのでしょうか。 そして次々と起こるメルトダウン。。 これでは空気中、海水中にどれだけの放射線物質が放出されているかなんて、どうやって予想するのですか?

G : チェルノブイリと福島の違いは、今の科学者たちにはインターネットがあることです。 そのお陰で我々も独立して調査を進めることが出来ますし、情報交換なども簡単に出来るようになりました。 また、日本からは自動車から取り外したフィルターが送られて来るのです。 私達はそのフィルターを研究所で分析しました。 福島からのフィルターには、恐ろしいほど高い放射線値が確認されました。 あのフィルターを触った日本のメカニックが、きちんと手袋などをしていたことを祈らずにはいられませんでした。 また、東京のフィルターは、福島の30分の1の線量でしたが、それでも十分に高線量といえます。

C : そこには何が検出されたのですか? ストロンチウム、セシウム、プルトニウム、アメリシウムなどですか?

G : その全てです。 まずフィルターからホットパーティクルを見付けだし、それをスキャニング顕微鏡でスキャンして、何が含まれているのか詳しく調べます。 今のところ、様々なものが検出されています ;セシウム134、137、 ストロンチウム、etc です。 つまり、車のフィルターという証拠から言えることは、4月5月の空気中には放射性物質が明らかに含まれていた、ということです。

C : (信じられない、若干呆れた様子で)先週、日本の政府は農業やビジネスを守るために、放射性物質で汚染された食品を食べても良いことに決めた、というニュースを読んだのですが、それは読まれましたか?

G : はい。 それは学童にも適応されるようですね。 業界に携わる人間と、子供たちが同じ扱いをされている訳です。 実に馬鹿げています。 常識では考えられません。 私は、ラジオを通して、妊婦と子供たちは即刻避難させるべきだ、と事故が起きたその週から警告して来ました。 最低でも40km圏内は離れるべきだ、と・・・・・ で、彼らはまず10kmから始めて、最終的には20kmになりました。 パニックを引き起こしたくなかった事は、明らかです。
彼らは、医療的な処置などは後回しにして、それよりも経済的な打撃を防ぐ事を第一に考えたということです。 

C : 「お金」、ですね。 満員の劇場で「火事だ!」と騒いで(パニックなどを起こして)はいけない、と言われるように ― パニックが起きて、押し合いへしあいになって怪我人がでたり、我先に非常口へ!と向かうため、人殺しまで起こる得るわけですが、そういった事態を懸念して a)パニックを避けるため b)日本、アメリカの(人々が抱いている原子力の安全神話を守り)原子力産業(利益)を守り続けたいために、そのような対処になってしまったのか・・・

G : 全てです。 私がCNNなどのメディアに出演する時は、人々がパニックにならないように、自分の発言については極力自制しながら、気を付けてアドバイスするようにしています。 しかし、それと同時に、情報は知っていないといけません。 事態は本格的に悪く、事実を求めている人達には、ちゃんと知らせてあげないといけないのです。 これがなかなか上手く実現されないのが現状なのですが。 
Union of concerned scientistsのデヴィッド・ロックバウム博士他、一人、二人を除く、その他の全ての“原子力産業界からお手当を受け取っている”専門家達は「大した問題ではありません」 と発言していますからね。

C : みんな嘘をついているのですね。

G : 問題を先延ばし先延ばしにしているだけです。 10年経ったら考えればいいや、くらいにしか考えていないのです。

C : 嘘ついてばかりですね。 彼らは全員、牢屋行きですね。


アメリカ専門家の検証・ラジオインタヴュー

これ(パート2)→http://ifyoulovethisplanet.org/?p=4603

 

これの訳は以下です。

 

Dr.Caldicott(以下:C) : 福島第一原発の事故は、現在も進行中なのですが、あなたは当初から1、2、3号機全てでメルトダウンが起きている可能性があると言っていました。 4号機はとても不安定で、建物の上部には大量の放射性物質が保管されている大きな燃料プールがあり、そして、その建物は傾いている状態です。 1号機、2号機そして3号機では、溶融した燃料が底に接しており、水素爆発の可能性もある、と。 また、大きな余震の懸念もあります。

今後、さらに何か問題が起こり得る可能性について、また、風向きが変わったこと(北から南へと吹きはじめている)や雨なども考慮した場合、原発はどういった状況になり得るのか、を説明してもらえませんか?

Gundersen(以下:G) :  1号機は、今以上に悪くなることはないと思います。 燃料はリアクターから溶け出て底に溜まっています。 その上に浴びせられる水は沸騰し、その水の放射線濃度は非常に高くなっています。 また、ウラン、プルトニウムといった核種も混ざっています。 全ての炉について言えることは、保管スペースが足りなくなってきていると云うことです。 
1号機の煮えたぎっているウランは下へ下へと向かって融け進むでしょうが、その下にあるコンクリートまでを溶かし進んでしまうようなエネルギーはないはずです。
それよりも、放射性物質が格納容器から漏れ出していることを止められない事の方が問題です。

2号機も1号機と同じくらい、酷いです。 昨日新たに写真が公開されましたが、1号機あたりの床に開いている穴から、グツグツと水が沸騰しているのが見られました。 これは、毎時400レムであると思います、、別の言い方をすると、1時間で死にいたるほどの高濃度のものです。

C : ちょっと皆さんにレムとは何か説明したいと思います。 rem はレムと読み、人体に浴びせられた放射線量を表す単位です。 例えば、200~500レム被曝したといえば、人口の50%にとっては致死量ということになり、毛が抜け落ちたり、嘔吐、出血して、1~2週間で死に至ります。 数年前にロンドンでポロニウムを使って殺されたロシアの(アレクサンドル)リトヴィエンコのように。 今回福島第一原発では、400レム/時が確認されているのですね。

G : はい。 2号機でも同じような状態だと思います。 2号機にはまだ屋根があるので、その分屋内の湿度、温度、放射線量も高くなっており、誰も中に入る事が出来ない状態です。
1号機、2号機は良くなっておらず、(汚染された)液体をジワジワ滲みだしながら、同時に有害な水蒸気をこの先何カ月にも亘って放出し続けるでしょう。

3号機はまたちょっと違った状態です。 水蒸気爆発の可能性は依然として残っています。 と云うのは、全てのコア(炉心)が溶融した訳ではないので、今後もコアが融けて大きな塊となり、その下にある水の中に落ちる可能性があるからです。 これによって水蒸気爆発が引き起こされるかも知れません。

3号機、4号機の燃料プールですが、それを支えている建物の構造は、今大変にもろくなっています。 私が今、一番恐れていることは大きな余震です。 4~5年前のスマトラ沖地震の時も、今回の日本同様マグニチュード9の地震があり、その3ヵ月後にマグニチュード8.6の余震がありました。 ですので、日本はまだ油断できない状態にあるのです。
4号機は傾いていますし、3号機はメチャメチャに破壊されています。 そこに大きな余震が起きたら、それら燃料プールは崩落するでしょう。

私から日本の皆さんへのアドバイスは、もし燃料プールが倒壊したというニュースを聞いた時は「逃げる」、ということです。

そうなったらもう科学的な理論や道理なんて言っていられなくなるのです。 かつて誰も、核燃料が床に溜まって冷却出来ないという事態に直面したことなどないのです。 誰も想定し得なかった未踏の域に入ってしまっているのです。 大きな余震が来たら、燃料プールは崩落します。
私のアドバイスは、とにかく「逃げろ」 、です。

C : そのような事態になった時、まだ飛行機に乗る事ができれば、の話ですね・・。 もしかすると、今のうちに逃げた方が良いのかも知れないですね。 だって、どう考えてもパニックは起きますよね? そして皆が一斉に飛行場へ向かったら、飛行機が足りなくなってしまうことだってあり得ますよね?

G : はい、そういう心配はありますね。 それと、Tepco(東電)が何故もっと大急ぎでしっかりとした補強工事を行わないのか、本当に理解に苦しみます。 もちろん、放射線濃度が非常に高いために、工事が難航するのは分かるのですが。

C : それは3号機のことですか? 4号機のことですか?

G : 4号機です。 これ以上想定外の事態に直面してしまう前に、大至急でコンクリートやスチールを用いて作業に取り掛かって、事前にきちっと対処しておくべきなのです。

C : 風向きとか、雨に関しては、どうなのでしょうか?

G : 現在も、毎日絶え間なく放射性物質が放出されている状態です。 今までの風は放射性物質を海の方へと運んでいましたが、それが今度は南へ向かって吹き始めると、東京の方へ向かってしまうでしょう。 実際に、すでに東京の路上からもホットパーティクルが検出され始めています。

C : tut, tut, tut, (舌打ち)

G : 日本の政府に代わって、放射線をモニタリングして汚染地図を制作し、東京の汚染の実態を調べているグループがあるのです。 また、二日前にはある大学教授が、原発から何マイルも離れた土壌からプルトニウムを検出しました。 同時期に別の調査隊も、道路わきの排水溝から通常の200倍の放射線を検出しています。 どうも空中から舞い降りてきた放射性物質が排水溝に流れ込んだために、そういった場所の放射線量が高くなってしまっているようです、

C : 理解出来ないのは、なぜ事故後すぐにIAEAやNRCに介入させ、アドバイスを仰がなかったのでしょうか?

G : IAEAは原子力推進派ですからね。 

C : つまり、彼らにとっては、安全は二の次、と云うことなのですね。

G : 一にプロモート、二に安全主張、、でしょうか。 どうにもなりませんね。

C : では、彼らもおかしい(狂っている)と云うことですね。 またNRCは事故発生から2、3日位の間頃に、北日本は人が住めなくなると言っていたそうですね。 これはとんでもない話ですね。 Wall Street Journalに掲載されていたのでしたっけ?

G : 昨日のWall Street Journalでしたね。 でも、その記事には、NRCが、とは書かれておらず、米国務省となっていました。 米国務省が日本の大使に今回の事故の深刻度を伝えるために、そう発言したと。 米国務省には、放射能専門家なんていませんから、情報はNRCから入って来たものだったのでしょう。


C : ヒラリー・クリントンも何故もっと誠実にやらないのでしょうね。 

G : ヒラリーは事故後、日本を訪れ、日本産の食品や製品の輸入を奨励すると約束しましたね。 ここでも再び短期的な利益が優先されてしまったのです。

C : どのような物が対象になっているのですか?

G : 食品や車などですね。 主に食品、魚などでしょう。 これで日米両国の人々(消費者)に「だいじょうぶですよ」とアピールし、安心感を与えようとしているのですね。

C : 一体どうしたら、思考の麻痺した人達にこの現実を訴えかけることが出来るのでしょうか?!

G : おそらくインターネットがその環境を打開して行くのではないかと思っています。 願っています。
私のもとにも、引っ切り無しに様々な情報が送られて来ますし、またそれを私の所から別の専門家へと転送して情報交換できるようになりました。 そのような断片のようなデータでも積もりに積もれば、様々な実態が見えて来るほどになるのです。 そうなれば、改めてどこにどのような問題があるのかを見定めることも出来るようになるので、適切な医療処置を必要としている人達を助けることも可能になると思うのです。

C : アーニー、(水を差すようで悪いけれど)放射線被曝に対する治療法なんて存在しないのですよ。 一度被曝してしまったら、もうそれを体外に排出することは出来ないのですよ。 治療なんて出来ないのです。

私のところにも「何を食べたらいいのか?」とか「子供には何を食べさせたらいいのか?」といった内容のメールが送られて来ます。 取り敢えず、乳製品を避ける、というアドバイスは正しかったようですね、放射性物質はどんどん濃縮されていきますからね。 ヨウ素、ストロンチウム、セシウム、、と。 かと言って、何も食べない訳にはいきません。 

野菜も濃縮が進み、果物も、水の中にも、、、日本では茶葉の中からも濃縮された放射性物質が検出されたようですね。
要するに、逃がれられないのです。 一度このような汚染が始まってしまったら、もう二度と元には戻れない、、、そういった感じではないでしょうか。 

G : 私は、特に魚が心配です。 
woods hole oceanographic institutionによって確認された今回の海洋の放射線値は、チェルノブイリの時、バルト海で検出されたものの10倍だと報告されています。 また、現在は香港の海で獲れた魚からヨウ素が検出されています。 さらに、福島第一原発から200~300km離れた海洋で獲れた魚からも高濃度のセシウムが検出されています。 今後は、食物連鎖によって、マグロやサケなどの大型魚に影響が出て来るでしょう。
そして、これから何年もかけて、セシウムやストロンチウムが食物連鎖の中に入ってくるのです。

C : 海に流出されているのは、セシウムとストロンチウムだけではありませんよね。 その他にもテルルや亜鉛、カシウム などのあらゆる同位元素が海に流れ出ているはずです。 それを海藻や甲殻類、小魚が吸収する事から始まり、最後は大型魚のマグロやサケへとどんどん濃縮されて行くわけですよね。 
セシウム、ストロンチウム以外で心配される核種は何でしょうか?

G : 今言われた物以外では、ポロニウムでしょうか。 実際にはまだ魚をきちんとモニタリングしていないのが現状です。 汚染されたマグロがアメリカに入ってきてから、ようやく警鐘が鳴らされ出すでしょう。

私たち(アメリカ)の港では、テロに対する警戒、モニタリングはしていますが、放射性物質に関しては、全く無防備です。 ですので、そのうち、港でのモニタリング中に、対テロリスト用の放射性物質探知機が激しく反応した、と思ったら、実はマグロからだった、、、といった形で「検出」され始めるのかも知れませんね。 今後1年~1年半ほどの間に、そうした魚への汚染の影響が表れてくるでしょう。

C : ワシントンで獲れた魚などは、どうでしょうか? 魚は、何千マイルも泳いで来るのですが、EPAでは何もモニターしていないようですね。

G : そうです、モニターしていません。 しかし、(魚の汚染実態を)正確に調べるのには時期尚早かも知れません。 海流によって運ばれる放射性物質も、まだそれほど西海岸の方へは来ていませんし、魚から魚への連鎖の影響が表れて来るのもまだ先のことだと思います。 魚への放射線汚染の影響がアメリカで出始めるのは、やはり一年後くらいではないでしょうか。


アメリカの専門家の検証・ラジオインタヴュー

 

これ(パート3)→http://ifyoulovethisplanet.org/?p=4603

これの訳は以下です。

 

Dr.Caldicott(以下:C) : あなたは、バーモントにお住まいですが、マサチューセッツでもfallout(放射性降下物)が確認されているようですね。 今後福島第一原発で建物の倒壊や大きな余震があった場合、溶融した燃料の問題、水素爆発、水蒸気爆発、、などが起こった場合、アメリカにはどのような形で影響が表れてくるのでしょうか? 風向きも西から東へと吹いていたのが、北から南へと変わって来ているので、その分アメリカには比較的被害は及ばなくなると言えるのでしょうか?

Gundersen(以下:G) :  先程、あなたが言われたように、どうやっても放射性物質からは逃れられないのが現状です。 この粒子は2~3マイクロンと小さなものなのですが、それがジェット気流などに乗ってアメリカやヨーロッパまで運ばれて行くでしょう。 セシウム、ストロンチウムは分かりませんが、まだアメリカまでは来ていないでしょう。 また、いくらガイガーカウンターを持ち歩いてみたところで、心配なのは体内に影響を及ぼすホットパーティクルなのですから、何処であってもガイガーカウンターで測っているから大丈夫、と云うことはありません。

C : 潜在性のものですし、気が付かない間に、どんどん悪化していくのですね。 先程、ホットパーティクルのことを何と言われてましたっけ? nuclear fleas でしたっけ?

G : fuel fleas、です。

C : そうそう、fuel fleas でしたね。 原子力の専門家たちは、そうした専門用語を使うのですね。 私が何が頭に来るかと言うと、原子力のエンジニア達は、こうなる事も分かっていたと云うことです。

あなたの最新ビデオは、素晴らしい内容でしたね。 避難についてや、メルトダウンが起きた時の放射線量をNRCはどのように計算しているのか、また、あなたは、メルトダウンが起きた場合、その中のわずか1%の溶解した物質から放出されると云う前提で割り出された数値 ― その数値すらも、削られ削られ、低く低く設定されたものなのですが、そのように算出・割り出された「予想」から、これこれの時は誰を何処から何処へ、避難させるべきか、などについて考察し解説されていますね。 あれは凄いと思いました。

G : ありがとうございます。 私どものウェブサイトは
Fairewinds.com です、Fairの後にeが入ります。
原子力産業界とNRCは結託して、あのような予測を立てていましたが、それは全くの「憶測」でしかないのです。 どれ位の放射性物質の放出が許容されるかなど・・・・  そして、段階を追うごとに、その数値もどんどん低く設定されて行きました。 そして最終的には、とても狭い範囲内での避難区域設定へと繋がっていくのです。 これも「お金」が絡む事柄だからです。 狭い範囲だけの避難で済ませれば、例えば80kmの範囲と設定するよりも費用はかかりませんからね。

C : あなたは、避難が必要となる区域を80km圏内だと訴えていますが、インディアン・ポイント原子力発電所の周辺80kmなんて、どうやって避難させることが出来るのでしょうか。 ウェストチェスターなどの人口密集地域がニューヨークまで広がっているのですよ。 (避難に際し起こるであろう交通渋滞などで)全域ガチガチになってしまうでしょうね。

G : 1970年代頃からすでに「ニューヨークからあんなに近い所にインディアン・ポイント(原発)を建設するなんて間違っている」という認識は人々の中にはありました。 それにもかかわらず、あれから40年経った今、また新たに20年の運転許可の延長更新が進められようとしています。 これは、理解出来ません。 この40年間、「変だ、変だ」と言われて来たものを、なぜ今また20年間もの延長を更新して、リスクを倍増させるような事をするのか、本当に分かりません。

C : でも、最近ではインディアン・ポイント周辺の住民やマンハッタンの住民などが、運転許可延長どころかインディアン・ポイント原発の廃炉に向けて大きな運動を起こしています。 ・・・このような運動には、NRCやtptb(the power that be グローバル・エリートなどの事)の行い(悪行)を止めらるような、抵抗できるような力はあるのでしょうか?

G : 今まで、NRCが運転許可の延長更新を認めなかったことは、ありませんでした。 ただ、インディアン・ポイントの場合はニューヨーク州もニューヨーク知事も反対しています。 ですので、政治的な連携によっては、ひょっとして今回初めて「20年の運転許可延長」を阻止できる可能性はありますね。

C : (バーモント)州議会や知事の要請で、ヤンキー原子力発電所の廃炉を求めたら、あの破損している原発を所有するNRGエンタジー(NRG Entergy: ヤンキー原発などを運転している原子力発電会社)が訴訟を起こしました。 

G : バーモントの人達は、ヤンキー原発の廃炉を求めて立ち上がりました。 そして、NRGエンタジーは訴訟を起こし、法的な戦いが行われています。 最終的に連邦裁判官がどのような判決を下すのか、についての私の推測は、ここでは控えておきます。


C : 福島第一原発事故について、あなたの専門的な知識や経験から見られて、あるいは直感的に感じていらっしゃるものというのは、正直なところ、どのようなものですか?

G : とても複雑な心境です。
福島の現地の方達のことが、とても心配です。 また、(福島第一原発の)現場で命を顧みず、懸命な作業にあたっている方達に、多大なる敬意を表します。 彼らは、将来的にガンの発病率が高くなる事を承知の上で、毎日仕事(作業)に向かっているのです。 
私は、今回改めて、大自然に対する畏敬の念を抱いています。 また、人間は大自然を相手取れるほど賢くはない、と云うことを痛感してます。 人間の想像を超えるような津波や地震、ハリケーンや竜巻、などが起こり、原発で問題が起こってしまっても、人間はそれに対処出来るほど賢くない、優れていないのです。

C : つまり、あなたは原子力エンジニアとして、人間は自然にも勝てると以前は信じていたということですか?

G : ええ。 私が大学を出たての頃は、原子力に関する研究、科学というのは急成長の只中にありましたから。 でも、最近はこんなふうに思うようになりました “どんな馬鹿でも失敗のないように設計されたシステムといえど、いずれその上を行く馬鹿が出てくる” と。 (管理人注: ガンダーセンさんは「sooner or later, in any foolproof system, the fools are going to exceed the proofs」 と発言しています。 foolproof systemとは、どんなおバカさんが取り扱っても壊れたり、失敗のないように設計されたシステムのことです。 もっと適切な日本語訳が思い付かず、ちょっとそのままの訳となってしまいました・・・)

C : 本当ですね、アーニー。 その通りですね。
金銭欲や権力欲に屈することなく、乗り越えていけるようになることが、今後の私達に与えられた課題ですね。  では、最後に、オバマ大統領についてなのですが、オバマ大統領は原子力に深い関心があるようですが、それについて何か思うところはありますか?

G : 選挙運動が始まった頃のオバマの最大の支援者は
EXELONでした。 EXELONは17の原子力発電所を持っています。 ですので、選ばれたアドバイザー達も原子力推進派、ということになるのでしょう。 オバマは、決して良いアドバイスなど受けていませんね。
新しい原発に対する投資に関しても理解出来ません。 その費用も、例えば代換エネルギーやスマートグリッドに比べて、天文学的な数字になるでしょう。 なぜ、そのような事をやろうとしているのか、とても理解出来ません。 古い原発を廃炉にすることに関しては、最終的にはそれが投資しているアドバイザーたちの利益になるかどうか次第でしょう。

C : でも、頭脳明晰で優れた直感力もあり、さらに、二人の小さな娘さんの「お父さん」でもあるあのオバマが、なぜそのようなことを、、、

G : オバマは、彼のアドバイザーに頼り過ぎなのだと思います。 経済と二つの戦争のことで手一杯で、エネルギー政策にまで手が回らないのでしょう。 でも、実際にはエネルギー政策がそのような経済問題や戦争の大元になっているのです。 しかし、ワシントンはそうは考えていません。 彼らは、諸問題とエネルギー政策を切り離して考えています。 エネルギー政策が全ての問題の根源となっているのが現実なのですが。


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4号機倒壊の恐れ② 日本のメディアもやっと取り上げた

2011-07-04 | アート

先ほどの「4号機倒壊の恐れ」の続きです。

 

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「4号機倒壊の恐れ」やっと日本のメディアも取り上げた

2011-07-04 | アート

私のブログに4号機倒壊の恐れをやっと日本のメディアが取りあげたことを、教えて頂きました。

海外の検証ではすでに常識となっている、福島の4号機倒壊のおそれ、、、

 

やっと日本のメディアも動き出したようです。

掲載しています。

 

また、日本全国に放射能汚染をした汚泥を肥料としてリサイクルする、、と政府が言っているらしいですが、

そんな事をしたら、汚染されていない地域や、汚染が少ない地域の食品なども、知らない農業者た肥料を使って、

日本国中どこの食品も食べれなくなります。

 

そのことに関して署名運動が立ち上がっています。

私もすでに署名しました。

 

放射能汚染された汚泥を日本全国の肥料に再利用するのを止めさせる署名サイト

 

これ→http://www.shomei.tv/project-1785.html

 

また、直接電話もしましょう。

汚泥肥料の流通農水省 電話:03-3502-8111(代表)

要点: 6月24日に、排水や下水から作られる放射性物質を含んだ汚泥肥料を、汚染のない地域にも広く流通させることが決定。再検討をお願いしましょう。

 

 

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フランスが国連に日本の福島をSOS!

2011-07-02 | アート

本日はフランスの福島原発の動きについて、UN国連に介入してもらいたい、、との嘆願書が出ているのを紹介します。

この文章に著名をして、今の人殺し日本政府から国連に介入してもらい、福島原発を地球規模の汚染として、

統治してほしい、、と言う署名文です。

私も署名しました。

これ→http://www.appealforfukushima.com/en/?cdpetitions_hash=signpetition#signpetition

 

この署名運動の訳です。

 

第1条: すべての人間は、生れながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である。人間は、理性と良心とを授けられており、互いに同胞の精神をもって行動しなければならない.

第2条: すべての人は、生命、自由及び身体の安全に対する権利を有する.


これを考慮し、日本の人民とその他の世界を危険に晒している福島第一原子力発電所の現状を踏まえ、また、東京電力と日本政府がこの状況を管理する能力に欠けていることに鑑みて,
地球の住民たる我々は、国際連合(UN)、世界保健機関(WHO)、およびすべての国際機関と政府に対し、つぎのことを懇願します :

1. 国連の委任により、福島第一原子力発電所とその事故の帰結の管理を引き継ぐ国際的・学際的チームを確立すること.

2. 日本の人々を守るために、どんなコストも辞さずにあらゆる手段を講じる責任を持つ対策チームを国連内に設置すること.

 

我々は、生まれながらにして自由かつ平等である人間であり、理性と良識に基づき、同胞の精神をもって行動します。我々は、日本の同胞たちと我々のこどもたちの命、自由、および安全を心配しています.

 

 

*今の日本政府は国民の命よりも、経済を第一に考え、いまだに危険地域に人を住まわせています。

また、すでにアメリカなどにも放射能が拡散しています。

管直人は福島の子供達に被爆をさせておきながら、自分はお寿司屋、焼き肉屋、イタリアンなどを夜中まではしごしたとか、、、。

そしてまだ消費税を10%にしようとしています。

国民を守りもしないで、国民からお金取ることばかりを考え、自分はSPEEDIの情報を使い、国民には危険を知らせない。

信じられません。

 

フランスのルモンド紙がこのように伝えています。

 

これ→http://www.lemonde.fr/asie-pacifique/article/2011/06/29/la-criirad-denonce-des-carences-graves-dans-la-gestion-de-la-catastrophe-nucleaire-au-japon_1542705_3216.html

 

日本語訳はこれ

 

「『日本政府は、汚染地域に住む国民の健康より賠償金の節約を優先』CRIIRAD研究所、福島原発事故への対応を強く批判」ルモンド/AFP(6月29日)


チェルノブイリ原発事故が起きた1986年、フランス国内における放射能汚染を政府からの独立機関としていち早く調査し、汚染の実態と健康への影響を一般のフランス市民が知るためのデータを提供し続けたCRIIRAD研究所(放射能に関する独立研究情報委員会)。

CRIIRAD研究所は日本のNGOの招きにより5月24日から6月3日にかけて来日、福島原発事故の状況について調査を実施した。来日調査団の関係者は6月29日、リヨン市(フランス第二の都市)で報告会を実施。日本政府は、退避を余儀なくされた住民への賠償金の支払いがこれ以上増えるのを避けるために、深刻な放射能汚染にさらされている原発から半径20キロ以上の地域に住む住民を避難させていない、と強く非難した。

また、今後新たに大量の放射性物質が排出される恐れがあるにもかかわらず、ヨウ素剤の配布を行っておらず、汚染された食品の消費が野放しになっている、と指摘している。

 

国連に介入して頂いたほうが、日本国民にとっては幸せだと思います。

 

 

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イタリア人から石原・息子への意見

2011-07-01 | アート

石原東京都知事の息子が「放射能の集団ヒステリー」と発言したことに対して、

在日イタリア人から以下のような文章が来ています。

自民党も民主党と同じで信頼できません。なんせ、まだ、原発推進していますから、、。

いまだに原発は収束していないのに、どこが安全なんでしょうか?また、京大の原子炉学者 小出氏によると、

火力発電に切り替えれば、今すぐ原発を全部止めても、夏のピーク時でも電気は足りる。

何も困らないそうです。

騙されてはいけません。

 

以下にイタリア人から石原・息子への言及です。

 

da Ishihara Nobuteru e Angelo (epistole in italiano e nihongo)

Visto che vi ho informato sulla lettera che ho scritto al figlio del Governatore di Tokyo Ishihara Nobuteru, mi sembra giusto postare anche il proseguo “epistolare”...



1)
Da un italiano affetto da isteria
Signor Ishihara
Lei ha affermato che gl’italiani che hanno votato contro il nucleare i giorni 12 e 13 giugno sarebbero stati spinti da isteria collettiva seguita all’incidente di Fukushima
.
Lei e' un rappresentante politico, non un semplice cittadino, dovrebbe stare attento a come usa certi termini, quello che dichiara viene diffuso dai mass media e lo si puo’ ascoltare e leggere in tutto il mondo. Un politico della Sua statura non puo' usare questi toni con tale leggerezza.
Lei ha il dovere di rispettare le scelte dei cittadini, anche se contrarie alle Sue idée. Come puo’ pensare di offendere davanti al mondo 25.643.625 italiani che hanno espresso in modo libero la loro opinione sul nucleare dopo, presumibilmente, una ponderata riflessione, e non accecati da un’ isteria collettiva?
Se lei non e' d'accordo con le nostre opinioni, ha tutto il diritto di esprimere il Suo dissenso, ma non puo' permettersi di affermare che non siamo mentalmente sani. Secondo noi, ha commesso un grave errore. Desideriamo farLe sapere che ci ha offeso e ferito molto. Siamo profondamente indignati per il Suo irrispettoso atteggiamento.
A nome di 25.643.652 italiani, Desidero che Lei ci porga le Sue scuse al piu’ presto; insisteremo fino a che non lo fara’.
Aspettiamo una veloce Sua risposta.
Angelo De Rosa

1)
集団ヒステリー状態になったイタリア人から
石原伸晃 様
イタリアの原発に関する国民投票に対して、貴方の「イタリア人は集団ヒステリー状態にある」との発言を目にしました。
貴方は政治家との事ですので、一般の人とは立場が違うと思います。貴方の発言を世界
中の人が見聞きできます。
政治家は、このような口調の、このような言葉を使うべきではなく、全ての国の国民を尊重する立場にあって欲しいし、25.643.625人の今回投票したイタリア人全員を侮辱するような言葉は使うべきではなかったと思います 
貴方が原発に賛成であるという意見は言う権利はあるかもしれませんが、イタリア人が精神的におかしい状態にあるというような発言をする権利はないと思います。
貴方の発言は、私達イタリア人を大変侮辱し傷つけました。私達は大変怒っています。
私は25.643.625人のイタリア人を代表して、公式なイタリア国民への早急な謝罪を要求します。
早急な謝罪が見られない場合は、もっと大きな動きを通して更に謝罪を要求する覚悟があります。では早急なお返事を心よりお待ちしています。

Angelo De Rosa



2)
Abbiamo letto la Sua lettera.
Anche se una parte dei mass media giapponesi ha riportato la notizia secondo cui l’Onorevole Ishihara avrebbe offeso gl’italiani definedoli spinti da isteria collettiva, questo non corrisponde al vero.
Cio’ che l’Onorevole intendeva criticare era il fatto che senza delle motivazioni scientifiche valide e senza avendone l’autorita’, sia stata fatta chiudere la Centrale Nucleare di Hamaoka; inoltre, biasimava il fatto che senza considerare la situazione attuale e le prospettive future, e senza un confronto con i cittadini, il Presidente Kan e membri del Governo, abbiano parlato della necessita’ di considerare nuove fonti di energia.
E’ vero che finora l’energia nucleare ha rappresentato la base delle nostre fonti energetiche e di questo, il nostro partito ne e’ responsabile; tuttavia se si pensa che il 30% della produzione di energia in Giappone deriva dal nucleare e’ necessario stabilire, prima di pensare di chiudere le centrali, al modo di poter ottenere un’analogo quantitativo energetico e chi si dovra’ addossare i costi di tale trasformazione. E’ necessario un dibattito coi cittadini per cercare di convincerli etc.
Questo e’ cio’ che l’Onorevole Ishihara pensa.
Al contrario di quanto Lei immaginava, l’Onorevole ha ammirato molto il modo in cui in Italia e’ stato possibile decidere la linea nella propria politica energetica.
La Segreteria dell’Onorevole Ishihara Nobuteru





2)
拝啓 時下、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
アンジェロ・デローザ様よりのお手紙を拝読致しました。
一部報道において、石原が貴国の国民投票について、論評したかのような書き方がされていましたが、それは事実ではありません。
石原が批判したのは、何ら科学的な根拠を示さず、かつ法的に何の根拠もなく、浜岡原発に停止を要請し、さらには現状の把握と将来への展望、国民的な議論なしに新エネルギーへの転換を言う管総理、また政府の姿勢です。
わが国において、これまで原発を中心にエネルギー政策が構築されてきた事は事実です。また、自民党はその責任から逃れるつもりはありません。ただ日本での電力の三割が原発によってまかなわれている現状を考えれば、仮に原発依 存を脱する方向に政策を転換するにしても、その代替エネルギーを何に求めるのか、そのためのコストは誰が負担するのか等について、国民的な議論を行い、国民が納得した上で、政策転換すべきだと、石原は考えます。
アンジェロ・デローザ様のご指摘の石原の発言は、その観点から、現在の政府の対応について申し上げたのであって、貴国について述べたものではありません。むしろ、国民的な議論と納得の上で、自国のエネルギー政策の方向を定 めた貴国の意思決定のプロセスは、前述したような必要な手続きを踏んだ、的確なものと考えます。
敬具
石原のぶてる事務所




3)
Onorevole Ishihara
La ringraziamo per la risposta.
Lei afferma di non essersi riferito al Referendum italiano quando, davanti ai giornalisti, ha parlato di “isteria collettiva” seguita all’incidente di Fukushima; ci risponda allora alla seguente domanda: perche’ dopo che i piu’ importanti quotidiani giapponesi (Mainichi, Yomyuri, Asahi etc.) e vari canali televisivi continuano da piu’ di due settimane a diffondere la notizia secondo cui, al contrario di quel che ora afferma, il soggetto della sua frase saremmo proprio noi italiani, non ha ritenuto finora opportuno smentire ufficialmente tale falsita’? Le era cosi’ difficile immaginre che avrebbe potuto provocare reazioni a Lei non gradite? Un politico attento non dovrebbe preoccuparsi di evitare equivoci che possano provocare contrasti con cittadini di altri paesi? oppure dovremmo suppore che Lei non sia sufficientemente informato su come sono riportate le Sue dichiarazioni dai mass media.

Anche quando si riferisce alla questione della Centrale di Hamaoka ci assale il sospetto che Lei non sia stato esaurientemente informato. Lei afferma, infatti, che non esistevano ragioni “scientifiche” esaurienti che ne giustificassero la chiusura; ma forse non sa , oppure fa finta di non sapere, che tali ragioni invece c’erano, ed erano anche molto valide; esperti stranieri e giapponesi le stavano esponendo da tempo. Se desidera, saremmo felici di inviarLe numerosi documenti al riguardo.

Lei afferma che e’ necessario discutere e cercare di convincere i cittadini quando si decide di modificare qualcosa che li riguarda; siamo pienamente d’accordo con Lei: bisognerebbe ascoltare, rispettare e prendere in considerazione le opinioni della popolazione in questi casi. A tal proposito, Le rivolgo un’altra domanda: quando il Suo partito decise la linea della politica energetica circa quarant’anni fa, tenne forse in considerazione quella parte della popolazione che si dichiarava contraria all’energia nucleare? E, soprattutto, si sta tenendo in considerazione, in questo momento, l’opinione delle persone che rifiutano l’energia nucleare e che pensano che la si debba abbandonare al piu’ presto?

Che cosa intende Lei per “discutere coi cittadini e cercare di convincerli” ? intende forse la “farsa” che oggi (26 giugno) si e’ tenuta nella provincia di Saga? Dove solo a sette rappresentanti della citta’ di Genkai e’ stato consentito per pochi minuti di formulare qualche domanda ad una delegazione del Kyushu Denryouku che era li’ per rassicurare sulla “bonta’” e la sicurezza delle Centrali? Chi ha organizzato questo incontro? A chi e’ realmente servito? Come sono stati selezionati i rappresentanti? e, soprattutto, come si puo’ avere il coraggio di affermare ancora che il nucleare in Giappone e’ sicuro?

Evidentemente Lei non sa, oppure finge di non sapere, che una gran parte della popolazione del Giappone, in questo momento, ha gia’ una precisa idea rispetto alla convenienza dell’utilizzo dell’energia nucleare e la sta gridando da mesi con tutta la sua forza, insieme ad esperti nazionali ed internazionali, e questa opinione e’ legata alla convinzione che, in un paese a forte rischio sismico come il Giappone, e’ da irresponsabili affidarsi alle Centrali Nucleari per la produzione energetica.

Forse Lei non sa, oppure finge di non sapere, che in Giappone dal marzo scorso si sono tenute centinaia di manifestazioni contro il nucleare, regolarmente, quasi ogni giorno. In un solo giorno, l’undici giugno, ce ne sono state 120, di cui 30 solo a Tokyo. Non ne ha sentito parlare?
Chi pensa che siano queste decine di migliaia di manifestanti? Tutta gente influenzata da anarchici e pericolosi rivoluzionari come qualcuno ha ipotizzato? No Onorevole, sono padri, madri , giovani ed anziani preoccupati solo per la propria salute e quella dei loro cari; Le sembrera’ strano, ma in questo caso la politica c’entra poco.

Lei ha affermato di aver criticato il Presidente Kan in quanto, senza averne l’autorita’, avrebbe ordinato la chiusura dell’impianto di Hamaoka, insomma che lo avrebbe fatto spinto, appunto, da “isterismo”; era a lui che si riferiva dunque, a lui ed all’attuale Governo giapponese. Questi “isterici” avrebbero commesso lo sbaglio, secondo Lei, di far chiudere quella centrale senza preoccuparsi di come si sarebbe potuto sopperire alla mancanza dell’energia che produceva, senza calcolare la reale necessita’ energetica etc. Avrei a tal proposito per Lei un’altra domanda: premettendo che la chiusura dei reattori di Hamaoka rappresenta, per noi, la decisione piu’ saggia che il Presidente abbia operato dall’inizio della crisi, secondo il Suo illuminato parere, che cos’e’ piu’ dannoso ed irresponsabile: l’aver fatto chiudere una centrale nucleare, perche’ ritenuta pericolosa, pur non avendone l’autorita’ e senza pensare alle difficolta’ energetiche che questo avrebbe comportato, oppure, l’aver fatto costruire, avendone l’autorita’, 54 reattori nucleari “imponendoli” anche a chi non li voleva, senza per altro risolvere prima il problema dello smaltimento delle scorie ( al momento ammassate tutte pericolosamente in un paesino in Aomori ) e senza, soprattutto, pensare ad un piano di emergenza serio in caso di incidenti (come, ad esempio, uno Tsunami piu’ alto di cinque metri) ?

Onorevole Ishihara, forse non lo sa, oppure finge di non saperlo, ma le esplosioni ai reattori di Fukushima hanno fatto chiaramente capire al mondo intero che un incidente di una certa entita’ che scoppia in una centrale atomica non puo’ essere controllato in nessun modo; abbiamo capito, una volta per tutte, che non ci si puo’ nemmeno avvicinare ai reattori per monitorarne le sostanze fuoruscite, ne’ per spegnere l’eventuale incendio; abbiamo constatato con terrore che si puo’ solo attendere, sperando che tutto termini presto; abbiamo appreso, insomma, con preoccupazione, che si possono solamente, in seguito, stimarne i danni (e nemmeno tutti, in quanto, praticamente, incalcolabili); danni che saranno poi “esportati” , non solo per il paese in cui le centrali esistono, ma anche verso gli altri confinanti e, probabilmente, oltre.

L’hanno informata che dopo le esplosioni a Fukushima non si sapeva come arginare il pericolo? Onorevole, lo sa, o finge di non sapere, che che dopo circa tre mesi dalle esplosioni, ancora adesso, la situazione non e’ sotto controllo? Si potrebbe far spiegare, per cortesia, dai dirigenti della TEPCO se il piano semestrale per contenere le emissioni sta proseguendo regolarmente secondo quel calendario con tanti numerini e bei colori che ci hanno fatto vedere in televisione? Noi conosciamo bene come stanno proseguendo i lavori. Se preferisce, saremmo felici d’impegnarci a tenerLa aggiornata.

Lei afferma che e’ necessario considerare che in Giappone circa il 30% dell’energia prodotta deriva dal nucleare e che, per questo, prima di pensare di cambiare il piano energetico nazionale, sarebbe opportuno stabilire come poter ottenere un’analoga quantita’ di energia, attraverso quali altre fonti e, soprattutto, stabilire quale Ente dovrebbe addossarsi i costi per tale ingente trasformazione; ma forse Lei non sa, o finge di non sapere, che molte persone in Giappone, e nel mondo, preferirebbero addirittura trascorrere la propria vita rinunciando all’energia elettrica piuttosto che sopportare la minaccia di una Centrale Nucleare a qualche chilometro dalla loro abitazione; io sarei il primo a sottoscrivere tale scelta. Le e’ difficile crederlo? Le sembra strano? Evidentemente le nostre gerarchie di valori sono molto differenti: al primo posto, prima del potere, del denaro, delle comodita’, io e molte persone come me, poniamo la vita.

Onorevole Ishihara, qual e’ la Sua gerarchia dei valori? Ci terremmo tanto a saperlo, in quanto dei “maligni” hanno il sospetto che molti politici abbiano delle convenienze economiche nel difendere e mantenere attive le centrali nucleari. Noi non vogliamo credere che esistano delle persone tanto infime; noi vogliamo credere che Lei sia solo male informato; vogliamo sperare che sia un politico responsabile; vogliamo immaginare che abbia realmente a cuore il bene e l’interesse dei Suoi connazionali e che sia disposto anche a confrontarsi con loro. A tal proposito vorremmo rivolgerLe un invito.
Nel Centro Culturale che gestisco organizziamo dei convegni e dei dibattiti sul tema del Nucleare; nell’ultimo di questi incontri sono intervenuti anche dei Suoi colleghi deputati, come gli Onorevoli Fukushi Yoshiko, Osawa Takeshi e Fuse Testuya, in altre occasioni hanno accettato il nostro invito gli Onorevoli Hosaka Nobuto, Kamei Shizuka, Terawaki Ken, Yamahana Ikuo etc. Invitiamo, di solito, circa un centinaio di comuni cittadini che desiderano formulare delle domande ai nostri ospiti.
Sappiamo bene che Lei e’ molto impegnato in questo periodo, ma saremmo felici se accettasse di partecipare al nostro prossimo incontro (e’ in programma il prossimo mese, ma ancora il giorno non e’ stato fissato, potrebbe indicarcelo Lei stesso) e confrontarsi con noi. Se preferisce, potrebbe essere l’unico ospite e potrebbe anche essere accompagnato dai colleghi o dagli esperti che desidera. Forse dimostrerebbe, a quei “maligni” di cui Le ho scritto sopra, che Lei non e’ capace solo di emettere sentenze dalla Sua comoda poltrona.
Attendiamo una Sua risposta
Angelo De Rosa


3)
石原伸晃様へ

お忙しい中、早速のお返事ありがとうございました。
お返事の中に書いてありましたように、イタリアの国民投票について論評したのではないとの事でしたので、この事について質問です。
なぜ、何日もこの発言について、朝日、毎日、東京新聞及び、ネットのニュース、テレビ報道で報道がなされた(ご返答の中にあったような一部報道ではなく、大多数のメディアで殆ど同じ内容の報道がなされました)事に対して、私 へのご返答のように、それは間違いであるとクレームをつけなかったのですか?ご自分の発言が曲げられた事に対して正式な抗議をされたのですか?
誠実な政治家であれば、他の国を侮辱するような発言をしていないのに、そのようにメディアに報道されたら、抗議するのが筋ではないのでしょうか。そうしないと国際間の問題になり、石原様の名誉にも係わるのではないでしょうか 
これらの事から、お返事にありましたように、イタリアの国民投票への批判ではなく、管総理、政府の批判であったという事が私には理解しがたいのです。
石原様が日本のメディアの報道を全く目にしていないかと思いました。

また、浜岡原発に対しての政府へのご批判(科学的な根拠を示さず、かつ法的に何の根拠も無い)との事ですが、何人もの各国の科学者が何通りもの根拠を示しており、確実に首都壊滅になり得る根拠が浜岡原発にある事は、専門家や科学者だけでなく、国民の多くが知る所であり、科学的な根拠が無いとのご指摘は、今現在あり得ない言い訳だと思われます。
本当に知らなかったのか、もしくは知らないふりをしているのでしょうか。

石原様は、国民的な議論と納得の上で決定するべきと何度か書いて下さいましたが、
昔の話になりますが、40年前に原子力発電を進めるにあたり、国民的な議論が本当にあったのですか?国民の納得の上に進められたのですか?
また、現在国民の意思を尊重する為の、議論の場があり、国民が納得する形での、福島の事故の後の被災者、被爆者の救済が進められていますか?又他の原発の運用を巡り、国民との議論が本当にもたれているとお思いですか?

石原様にとって、国民との議論とはどんな事なのでしょうか?例えば今日行われた佐賀県での玄海原発の国民7人を招いて行われた公開ミーティングのような事でしょうか。国民から見れば私達を馬鹿にしているとしか思えません。
石原様はご存知ないか、もしくは知らないふりをしているのかと思いますが、国民の多くは明確に意思表示をしています。3ヶ月に渡り、大きな声を出して国に向けて訴えています。一般国民だけではなく、原発の専門家、技術者(日本、他国を含む)と力を併せて、即刻日本中の原発を廃止するようにと訴えているのです。日本各地で3月11日だけでも120のデモが行われました。東京だけでも30位です。実際にあった数を確認できるリンクもお知らせします。また、3ヶ月間に日本中で何百ものデモが行われました。 
石原様は、国民と議論をといいますが、このデモをしているこの何万人もの人々は誰だとお思いでしょうか。「アナーキー、革マル派、中核派、原水協(毎日新聞6月19日)がいるのに普通の人が集まっている」との発言ですが、こう言った団体が居るとしても、一般の国民は各団体とは全く別のレベルで各自の意思でデモに参加しているのです。色んな考えがある、一人一人が国民なのではないでしょうか。

管総理の決定した、浜岡原発停止について批判しておられますが、一つ質問をさせて下さい。石原様にとって、一番悪いのは何ですか?明らかに危ない原発を例え法的な根拠がなく、将来への展望国民的な議論なしに、批判を覚悟で責任を持って止める事か、または、自民党が今迄やってきたように、事故が起きた時の対策が全くないのに、原発を始める事ですか。

石原様は知らないか、知らないふりをしているのか分かりませんが、福島の今回の事故は、世界中に原発の事故が一度起きたら誰にもコントロールができないという事を知らしめました。これから永遠に放射能の被害を日本中の人が世界中の人が受けていくデメリットしか残りません。日本は、世界中から今回の人災の事を永遠に批判されていく運命になってしまったのです。

これだけの事故の後でも石原様は、地震が起こる国に多くの原発があっても絶対安全と言えるのですか?
日本人、世界中の多くの人が、原発の恐怖に怯えて生きるよりも、全く電気の無い生活を選びたいと思って居る事をご存知ないと思います。命よりも大切なものはありません。現在の子供達と未来の子供達の命が脅かされる原発はもう一つも欲しくないのです。
知らないか、知らないふりをしているのか分かりませんが、40年間日本人は無駄にエネルギーを消費する生活スタイルが推進されてきました。
専門家が(ばんひでゆきさん)は生活スタイルを変えるだけで、20%は電気を節約できると言っています。

私達に一番大切なのは命です。経済よりもエネルギーよりも便利な生活よりも。
貴方にとって一番大切なのは何ですか?
酷い考えの人は、政治家は全て経済の為に原子力発電がしたいのだと言います。
私にはこんなに悪い人達が存在するとは信じたくありません。私は石原様は、悪い考えに基ずいているのではなく、余り現状を認識していないだけだと信じたいです。
石原様は本当に勇気のあり、日本を良くしたいと願っている政治家だと思います。
私たちは7月中に原発に関する勉強会を開催しようと計画しています。100人程の一般の人を呼んで行いたいと思います。その際にパネリストとして、是非石原様をお招きしたいと思います。まだ日時は決まっていないので、石原様の都合の良い時間をご指定して頂ければ、それを受けて会場を押さえたり、他のパネリストを招いたりしたいきたいと思います。
もし、石原様が国民と議論を本心から思っているのなら、是非この誘いを受けて頂きたいと願っています。
または、ご自分の意見に同意される人とだけ、楽な部屋の中で議論しているだけの政治家なのでしょうか。本当に真実の事を知らないか、知らないふりをしているだけなのか直接お聞きしたいのです。

お返事お待ちしています。
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福島原発・海外メディアの検証

2011-07-01 | アート

美しいアートな手作りのお葬式装飾(フュネラル・アート)の記事を主に発信していましたが、

今現在日本、いや世界、地球規模で地殻変動が起こっていることを受け、また、日本政府が隠蔽している福島・放射能漏れの原発事故について、

海外ではどのように見られているか、、を主に情報発信しています。

なので、フュネラル・アートはしばらくお休みにさせて頂いています。

 

 

今日はアメリカFOX TVが米国ペンシルバニア・フィラデルフィアにて福島の原発漏れ以降乳児の死亡が急増しているとのメディア報告です。

私はニューヨークに長年暮らしていましたが、一番最初にアメリカに行ったとき、ペンシルバニアにも数ヶ月暮らしていたので、とても人事とは思えません。

ペンシルバニアはホットスポットになっているのかも?

 

FOX TV はこちら→http://www.youtube.com/watch?v=a_L_aSjhkH0

 

 

またオーストラリアのテレビでも日本政府が真実を隠蔽し、日本の一般市民を被爆させている、、との情報がメディアで語られています。

 

これ→http://www.youtube.com/watch?v=iL1X4aHA1Pg&NR=1

これはロシアのテレビ→http://www.youtube.com/watch?v=w2gOYmOA1pY&feature=related

 

 

また、東電の社長が辞任し、(何億の退職金を貰っているらしいです)責任逃れをしている、、とロシアのテレビもメディア検証しています。

 

これ→http://www.youtube.com/watch?v=MWECP_R1WEU&NR=1

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