桜、さくら、今咲き誇る ~♪ 川辺を歩きながら桜を見てたらジーンとしますね。
で、「D.M.」ライブツアーの感想の続きです。
2曲目の「Touch Me」で思い出したんですが、間奏でランニングマンというダンスがありますよね、大知くんが「Step!!」って言って、ダンサーズとワシャワシャと踊る部分。あそこで何秒かストップモーションになりましたねー。
ダンスしてる友達によると、ああいうふうに動きを止めるのは、超スピードで踊りまくるのとはまた違った難しさがあるらしく。遊び心あふれる演出も、卓越した技術に裏打ちされてる。
そういや名古屋で出演されてたdancerアキヒロさんがブログで、「D.M.チームのダンサーズは化けものだー♪」と「!」マークいっぱいで賞賛していました。たしかに素人が見ても、スゴイ~!ということだけはわかります。やっぱ、Super Dancersですねー。
6曲目の「The Answer」は、がっつり踊ってくれて嬉しかったです。いや~なんというか、ワタクシこの曲の大知くんの手や体の動きが大好きで。欲をいえば、ヘッドセットで歌ってほしかった~。 はい、でもDVDがあるからね、幸せでございます。ホントにあのDance Editionがアルバム「D.M.」初回盤に収録されて良かったですねー。保存用も買ったよー。
【MC こんな感じということで。】
皆さん、Daichi Miuraライブツアー2012、「D.M.」にようこそ…。(ちょっとささやく感じ)
見てください、フル生バンド!(手をグルーっとまわして紹介、観客拍手)
もうね、リハーサルの時から楽しくてしょうがない!素晴らしいメンバーで楽しすぎるー。
今回のテーマは、「理屈じゃない」。 曲もライブも「理屈じゃないもの」を目指して制作してきました。
とにかく盛りだくさんです! 目とかこすっている間に、ひとつ終わっちゃってたりしますよ、皆さん集中して楽しんでください。
では、2nd albumからこんな曲を。
7. Stay with me
フル生バンドということもあり、今回はけっこういろんな曲がアレンジ変わってましたね。だからイントロ始まってもしばらく曲名がわかんなかったりして。
ふつうCDと違う雰囲気になると残念なパターンが多いんですが、カッコよくなってたり、しみじみしたり。
あと、この「Stay With Me」という曲は生歌だとちょっと寂しかったりしたのですが、ここ数回のライブでは優しさプラス力強さが感じられて、歌力の進化に驚きます。
8. Crazy
前曲で一人で歌ってた大知くんが上手に移動、ダンサーズがあとに続き、客席に向かって間を少しあけた横一列になる。
なまめかしいイントロ、大知くんの後ろの、上手奥の壁がQRコードのような抽象的な模様で白黒に輝く。ステージは少し暗め。
手首や手のひらの動きが印象てきな、スピード抑えたダンス。
「Crazy」とか「Damn」みたいな曲で踊ると、三浦大知は最強だ。ガンガン踊るのもいいけど、あのちょっとケダルさを含んだ魅惑的な動きはどおよ。重心の高低、ちょっと独特な関節の動き…。まったく飽きない。見とれてしまうよ。
9. Only You
ダンサーズはけて暗転。大知くんは、1曲目で椅子が載ってた昇降台に立つ。(ステージより少し高い位置)
後ろの左右から、無数の細かいピンライトが大知くんを白く照らす。
冒頭、アカペラぽく
「息が白くて 星も見えない 12月の夜 ~♪」
歌い始めると、寄りそうようなピアノの音。そしてステージの奥の壁全体が、雪。 夜の闇の中、しんしんと降る雪。
大知くんの声とピアノの音色、そして雪の情景。
幻想的で、魂が飛んでいく。目の錯覚なのか、降っている雪の中、だんだん大知くんの体が少しずつ舞い上がっていくように感じる。
あぁ この曲って、こんなにいい曲でしたか? CD聞いてたときは、「このオンナ、許せねぇ~~!」とか思っていたワタクシを誰か、ぶってください。(笑)
10. Lullaby(ピアノ弾き語り)
前曲を歌い終わると、下手へ移動。キーボードに座る。
わー、何を歌ってくれるのかなぁ と思ってたら、やさしい優しい「Lullaby」でした。
一語一語かみしめるように、いとおしむように歌う大知くん。
いつか「Everlasting Love」も、こんな感じで歌ってほしいですね。凝ったサウンドもいいけど、大知くんの歌声はシンプルな形であればあるほど輝く。
(続く。)
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