古民家(ゆう工房)・スローライフの織り織り記

日々のシンプル生活を紹介している。自給自足的生活は結構忙しい。畑仕事、染め織り、ヨガなど。味噌、梅干しも作る。

ミシンを直しに

2010年05月28日 | 織り
織って自分で縫って服等にしているので、
ミシンが快調でないと
なんともはや状態となります。

レトロな足踏みミシンと
1万円で買ったものを使い分けているのですが、
この1万円台のミシンが動かなくなってしまいました。

仕方ないよね、
安いから~なんて思いながらも
できれば直して使いたい。

最近はたいした直しでもないのに
修理するところに送るだけで結構な金額になり、
最低でも1万円は掛かるので、
電化製品は「新しいものを買ったほうがお得ですよ」と
何度もこれまで買い換えさせられたことか。

しかし、
今回は多少取られてもこのミシンを直すのだ、と
買った店へ持ち込んだ。

そこはミシン屋さんではなくて、
ジャスコの手芸屋さんなんです。

親切なスタッフが箱からミシンを出して、
チェックしてくださった。

ボビンの糸巻きが甘いことを指摘される。
ウン、確かに。

いろいろ見てくださり、
動かない原因は家庭用なのに業務用の張りを刺していたせいと分かった。

おお、そうであったか。

えがった。
スムーズに使えるようになったのです。

なんだ~。
もっと早くに持ってくればよかった。

ミシンが他にも何台かあるものだから
具合が悪くなってから何か月過ぎていたのです。

実はもう一台、
具合が悪いものがあるんです。

多分、何かで駄々をこねているに違いなく、
まだ仲良しになっていないミシンなんです。
頂いたものである方に言わせると
「いいものです」だそうです。

今度じっくり向き合って、
対話を重ねたいと思っています。
油もちゃんと刺してあげましょう。

ミシンとは仲良しでないと
いい仕事はできません。
一心同体です。

1万円のミシンとも
元のように仲良しに戻れそうです。

じゃ、織り機は?
ミシンの方が時々へそを曲げますが、
織り機は従順で、
もう自分そのものなんで、
仲良しも何もありません。

でも、時には話しかけてあげないといけないでしょうか。

織糸とは仲良しか
そうでないものと
いろいろ性格が違って厄介なものもありますね。

厄介なものでもよく耳を澄ませば
こちらが折れれれば
結構面白いものになっていきます。

そう、厄介なものほど
面白いものができるんですね。




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