裏ユキヒロック

ロックとバイクとラーメンが大好きだ。

ダークナイト

2008年08月19日 | 映画・TV
8月13日
会社はお休みだったが、現場の都合で通常業務。
夜は妻の実家でお墓参り。

翌14日は、珍しく家族全員が休みなので、
福島県あたりにドライブの予定でしたが天候も不順な為、
近くの映画館にて映画鑑賞。

妻と娘は、ミーハー路線丸出しで「花より男子。」(しかも娘は2回目)
長男と僕は、特に観たい作品ではなかったが、
バットマンビギンズに続く、噂の「ダークナイト」。

アメリカンコミックの実写映画化モノは、
変に子供じみた喜劇調のヒーロー者か? 
妙に暗~い中途半端なCGモノか?
の両極端にあって凄く違和感があり、むしろ嫌いな部類にあったが、
今回はなかなか「出来き良い」という噂を聞いてたので、
お祭りのお化け屋敷的な気分で入ってみた。

結論から申し上げます。

「久しぶりに飽きずに2時間半をスカッと魅せた凄い映画を観た。」

まず主役であるはずの「バッドマン」を完全に食った、
快演の「ジョーカー(ヒース・レジャー)」が秀逸。
本人も撮影中に不眠症を公言していたようですが、
この映画公開前に急死してしまいましたが、
この強烈でヒールなキャラクターが2時間半を引っ張りまくった。

ビギンズから比べると、2本いや・・・3本分の内容を
一気に詰め込んだ感じ。

目を見張るアクションシーンの臨場感と、
善悪の表裏性を訴え、精神的に追い詰めてく肉体と精神の
葛藤などが見所ではあるけど、子供だましではなく、
大人も十分に面白いと感じる快心の仕上がりになっている。

特に気に入ったシーンは、看護婦姿で病院を爆破するシーンは
鳥肌ものでカッコイイ。
(男の子からすると、単純にバットマンカーから飛び出す
バイクもカッコイイけど・・・)

残念ながら「ダークナイト」という暗いタイトルと、
ビギンズの前フリがあまりにも単調で長すぎたので、
「続編はつまらない」という既成概念が邪魔してるような気がする。
(宣伝の下手さという意味)

「なんかスカっとした映画でも観たいなぁ~!」
と思うのに、妙にオカルトチックな宣伝で少し躊躇してしまうかも知れませんが、
騙されたと思ってあまり前情報もなく観に行くと、
思った以上の面白さで、お釣りが来るほどのお買い得の一本だと思います。

イメージとは違って、最初っから最後までなかなかの
アクション物でもありますので、
DVDより映画館をお勧めします~!

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