裏ユキヒロック

ロックとバイクとラーメンが大好きだ。

金魚の話

2005年10月22日 | ひとりごと・日記
渡り鳥の話が好評だったので、調子に乗って、
♪魚~魚~魚~魚を食べると~♪頭、頭、頭~・・・♪
>誰か止めて~

ということで、
「ゴールデン・フィッシュ」と書いて金魚の話。

たびたび登場する我が家の金魚。
ようやく100円ショップのプラ金魚鉢から
ガラスの水槽の中に納まった。

金魚ってさ、入れる器によって
成長する大きさが決まるらしい。
大きな水槽で飼うと、大きくなるんだそうな。

たまに鯉みたいに大きくなった巨大金魚いるじゃん。
水温や酸素量、餌のやり方もあるんだろうが、
あれは器の大きさなんだってさ。

「井の中の蛙」などとも言うけどさ、人間の大きさってのも
大きな器の中にいると大きくなるんじゃなかろうか?

大家族の中で育つと、家庭の中に競争が生まれる。
「俺の肉食ったなー」とかさ、食事時間は戦争だ。
どうやったら食われないか?どうやったらもっと食えるか?
とかさ、(食いもんばっかでないが)そういう知恵を絞るよね。
知恵ってさ、学校で教わるもんじゃないじゃん。

その学校も生徒数多いと、いろんなキャラに出会う。
大人になっても、中学生くらいに出会った同級生の数の多さだけ、
タイプ別に傾向と対策を学べる。

じゃ、「大企業に勤めてることがいいのか?」と言えば
決してそうでもない。
会社の大きさが必ずしも器が大きいとイコールではない。
かえって分業化が顕著で狭い世界の中に閉じ込められてしまうようだ。
(今更、大企業に就職したことも、することもできないけどね)

中小零細企業勤めは、とにかく自分でなんでもしなきゃいけない。

肩書きは営業課長だと言っても、受付・営業から始まり、
契約書作成や納品や配達、請求書書いて、
集金、クレーム処理まで、ひとりでこなすのなんて当たり前みたいなさ。
代わりがいないんだもん、ホントは仕方なくって感じだけどさ。

ただ、そういうことまでやると、クレーム出さない工夫とか、
集金の大変さとか、買ってくれるお客様に感謝とかそういうことが判る。
「ここだけやってれば」「これだけ知ってれば」という
自分の器を狭くしてると対応できないんだよ。辛いことばっか。

思うが思わざるか、しぜんと器(知識や情報量)は、
大きくならざる得ない。
会社は小さいけど、自分の能力は大企業の
エエ大学出エリートおぼっちゃまより高いのかもしれない。
(残念ながら、不思議と収入は高くならないんだけども・・・)

金魚鉢から水槽に移った金魚見てると、
口をパクパクしてるだけだけどね。
そんなことは なーんも考えちゃいないとは思う。

餌がくれば餌食って、長いフンをぶら下げて、
ただただ泳いでいるだけだ。
(そんな上司多いよね、口だけパクパクしてる人)

自分の器を狭くしない、廻りの世界を広げよう
ってことでしょうか?

仕事が忙しくって、窒息しそうになった時は、
この話を少し思い出してみると、
少し楽になるんじゃないかな?

なんだか、「動物ちょっとイイ話」シリーズ?
みたいになっとるわ。

幼い頃から「器の大きな男になりたい。」とは思っていたが、
体型だけが必要以上に人よりデカくなってしまった。(悲)
甥っこから、口をパクパクさせて見上げられる。(笑)

鯉のような巨大金魚をみると、他人とは思えない。

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