裏ユキヒロック

ロックとバイクとラーメンが大好きだ。

プッシング・リーン

2024年04月27日 | ひとりごと・日記
タイトル、何のこっちゃかも?ですが、バイクでコーナーを曲がる時のライダーテクニックのひとつです。

https://youtu.be/g1dUnp9QbZo?si=lTI-b4WI6fQsX5aJ

リーンウィズ(車体の曲がりと体勢を一緒にする)、リーンイン(車体より、体勢を曲がりたい方へ重心を移動する)、
リーンアウト(車両の倒れと逆側に体勢を移動する)の他に、今回知ったプッシング・リーンは、ハンドルを曲がりたい方へ押し出すと、クイックに車体が倒れ、簡単に曲がれます。態勢はリーンアウトに近くなります。

ただし、車体が倒れ込みすぎて、転倒の危険性が大きいので、やり過ぎると一番危険です。

自分なりに、何度かプッシング・リーンを試してみましたが、「曲がる」と言うか、驚くほどバイクを簡単に速く「曲げられる」ので、自信がつくし、それは同時に余裕に繋がります。

例えば動物が飛び出して来た時など、咄嗟の回避行動には最も有効です。保険のようなもの。

「ハンドルを押す」時は、腕を棒みたいに押し出すのでなく、コーナーに入る時の起点、最初のタイミング、トリガー、おまじない?
少しだけ補助的な意味で使うと効果的と感じました。

プッシング・リーンをすることで、リーンウィズ、リーンインの体重移動、姿勢の感覚を知れると言う意味で有効と思います。

「あー、こうやったら、バイク倒せて、コーナーを曲がれるんだー」です。

プッシング・リーンは、特にスポーツタイプのセパハンには向かず、ハンドル位置か高いオフロード車や私のようなアドベンチャータイプの乗車姿勢には、やり過ぎなきゃかなり良いと思いました。

基本は安全な速度で、リーンウィズ、リーンインで、より自然に曲がれるようになるのが理想ですが、そのコツを習得する為のきっかけとしてはプッシング・リーンは、とってもよかです。

いずれにせよ、カーブ前の減速、スローインファーストアウトの基本を習得するのが先決。

そのための、きっかけづくりのプッシング・リーン。

でも、魔法のように曲がれるから、少し癖になってしまいます。悪魔のライディング技術です。