裏ユキヒロック

ロックとバイクとラーメンが大好きだ。

同じ土俵の上ではない。

2018年04月07日 | ひとりごと・日記
その世界にいる者の常識と、社会常識が必ずしも合致していない場合があることは、
仏教だって、キリスト教だって、イスラム教だって、歌舞伎だって、宝塚だって、、、相撲以外でも
存在するのは事実。

ただ、今回の人命救助をされた女性の行動もまた、それとは違う世界であって、
人命救助優先と言うのは、勇気ある素晴らしい行動だったと思う。今回は結果も伴ってとても良かったです。

ただ、どちらが正しくて、どちらが間違ってると言う二元論ではないのではないか?と言う事を言いたい。

単に会場運営に問題があり、今後の対策としたら男性医師を常に土俵際に立ち会わせるなどの
対応をしたら良いだけの事だと思う。

そもそも、大相撲は神事であり、土俵は祭場であり、神迎えの儀式によって神を降ろし15日間とどまってもらう聖域なのだそうです。
取組は結界された土俵上を毎回、塩と水で清めてから行う。場所後には神送りの儀式を行い結界を解く。
大相撲は、これを250年以上守り続けてきたと言う歴史と文化があるようです。

女人禁制と男女差別の問題とは別のところであって、一緒に議論されるのは少し乱暴だと思います。

神事と人命救助、女人禁制と男女差別は「同じ土俵の上」で語るのがナンセンスと思う。