いわずもがな、ビートルズの実質のラストアルバムに納められた曲名からとられた題名ですが、
伊坂幸太郎の小説を「アヒルと鴨・・」「フィッシュ・ストーリー」の中村義洋が監督。
このコンビで「面白くないわけが無い!」・・・なのですが、自分の中では
「アヒルと鴨」を超えてくれているかが問題だったのですが、
結論としては残念ながら超えることはできませんでしたが・・・悪くはなかったです。
竹内結子とか、ちょっと無駄使いな部分もあるにせよ、
物語がラストに向かって行き、あの花火のクライマックス・シーンは圧巻。
「謎解きもの」としては中途半端で、つぎはぎだらけの物語が、
最後に結実する手法もさすがに飽きてきたかも。
全体的に悪くない映画だとは思いますが、あまり過度な期待はしない方が良いかも。
2011年 初映画鑑賞作品となりました。
ちなみに年末に、「グラスホッパー」を小説で読みましたが、
作り方によっては映画にしやすそうで面白そうと思った。