裏ユキヒロック

ロックとバイクとラーメンが大好きだ。

ZOO

2010年04月09日 | 映画・TV


作家の乙一さんの短編作5本を、別々の監督が映画にして、
オムニバス形式でひとつの映画にまとめた「ZOO」という映画をDVDで観ました。

公式HP↓
http://www.toei-video.co.jp/archive/zoo/

モーション・キャプチャーで役者の実際の動きを取り入れ、
CGアニメ化した「陽だまりの詩(し)」や、児童虐待を扱った「カザリとヨーコ」や、
或る日、どこか解らぬ部屋に閉じ込められた不条理サスペンス的な「SEVEN ROOMS」
他、表題作「ZOO」を含む5本。

凝った「世にも奇妙な物語」みたいな感じでしょうか?

うちの息子が乙一好きで、「GOTH(ゴス)」なんて借りてきたのを、ちょっと観たことが
あったのですが、あまりにもつまらなくて・・途中で寝てしまい、
短編なら飽きないかも?と思い、今回このZOOをチョイスしてみたのですが、
結論としては「乙一」作品は自分には合わないようだ。

もともと怖いもの嫌いなので、合うとか合わないとかの問題ではないのでしょうが、
サスペンス加減もなんだか、綺麗に小さくまとまり過ぎてる感じがします。
更に、姉弟愛や、児童虐待、生と死など普遍的なテーマを入れようとしてる
あざとさが見え見えでちょっと引く。

結果がだいたい予想できるのも「いかがなものか?」と思うのですが、
ただ単に、ジェネレーション・ギャップの一言に尽きるのか?

「オッサンは・・・引っ込んでな!」なのかな。