裏ユキヒロック

ロックとバイクとラーメンが大好きだ。

結果が全て

2010年02月25日 | ひとりごと・日記
今までやってきた中で、初めてと言っていいほどの
「仕打ち」を受けてしまった。

いや、別に鞭で打たれた訳ではないのですが、
この前の工事の「評価点」が低かったのです。

諸事情があり、工事は1ヶ月遅れ進行だったのですが、
なんとかかんとか突貫で工事をまとめたので、
設計事務所も、監理担当者も「よくまぁ~終わらせたねぇ~」と、
有難い言葉を掛けていただき、上手く行ってたと思ってたのですが、

最終的に工事の検査と評価をするのは、工事中まったく現場にも来たことのない、
しかも建築の知識がまったくないド素人の別の「課」が行う。

つまり、工事の内容はよくわからないけど、
書類のとじ方や、綺麗さと、仕上がりの掃除の綺麗さだけを見て評価を行うのです。

常にどんなに言い訳しようと、「結果が全て」と思って仕事をやってきたので、
不本意ではありますが、この結果もきちんと受け止めようと思いますし、
次回の「傾向と対策」にまとめて、次回の同じ過ちをしないようにしたいと思ってます。

この悔しさをバネに次回リベンジを誓う。

「結果が全て」と「過程が大事」は、前者の方が厳しいことを言ってるようだが、
案外簡単なのです、だって逆に言えば「過程はどうでもいいから」。

本来、良い建物を建てたいなら過程が大事なのですが、結果が全てなら
・・・見えない部分はどうでもよく、出来上がった上辺だけが
綺麗であれば「結果は出る」。

馬鹿げた話ですが、そういう仕組みになってるのだったら、
とことん、その上辺だけに拘ればいいだけだ。

書類も中身なんか何ひとつわからないのだから、
必要な内容があって、それをキッチリ整え美しい閉じ方をしとけば
どんなにお粗末な工事であっても、高得点を取れるということになる。

そっちがそういうつもりなら、こっちも反撥などする必要もなく、
ただその仕組みを上手につかって、逆に利用してやればいいのだ。

「結果が全て」とはそういうことなんだと思う。

・・・とは言え、これからももちろん過程も大事にやって行きたいと思いますが、
今回は自分の「甘さ」が出てしまったと思う。

自信は大事ですが、過信はいけない。

国発注の仕事も上手くできるようになってきたので、
市の工事なんか・・と小馬鹿にして、ちょっと得意になって、
どこか天狗になってたのかもしれないです。

過信せずに、次回は良い「結果」を出したいと思います。