男性の育休取得のススメとか、
もっと男性は育児参加をすべきとか、
そういう事を真っ正面から主張している本かなと思ったのですが、
とても軽快な主夫による育児体験記で
一気に読んでしまいました。
著者はまず二年間の育休をとります。
男性が育休を取るときって「キャリアに穴があくから。」と周囲からとがめられるというのをよく聞きますが、
本書の著者もやはり上司に止められたそうです。
でも著者は大学と大学院の間にもカナダワーキングホリデーを経験し、
日本の既成概念にとらわれず、
そして東大というブランド(著者にとっては色眼鏡でみられて困る、というもののようですが)に惑わされずに生きることを心情としており、
そんな彼にとってキャリアに穴があく、同期に先を越されると言われても、
元々既定路線にのっかってる訳ではないんだし、という思いがあったようです。
それよりも家族と一緒に暮らす安らぎ、
息子の「初めて」の全てを目の当たりに出来る幸せに充実感を感じたよう。
育児は参加してもやはり男は会社で働いて稼ぐべき、という固定観念がなく、
海外生活の経験もあることから
奥様の赴任先での子育て生活を満喫した様子が伝わってきてとても軽快。
もう一つ良いのは、著者が育休中に翻訳学校に通ったことをきっかけに
会社を辞めたのちもフリーランスの翻訳家として活動出来ていること。
お金をもらえるというのは社会に繋がっている実感を得られやすいので、
子育て生活にも張合いが出るんだろうなと思います。
東大卒で育休を取って更には退職して、とあるとさぞかしキャリアと子育ての選択で迷ったのでは?と思いましたが、
著者が自然体でそのときそのときにベストだと思う選択をしたんだなと思います。
著者も自分の選択に満足しているし、
子育ても工夫して楽しんでいる!
これを読んで働くことの意味を考えてしまいました。
小さな子どもがいながらなぜフルタイムで働くのか?
そして改めて仕事で能力を高めたい、成果を上げたいという思いを再確認。
出来る限り働き方と時間の使い方を工夫して、育児と仕事両方を追求したい、
というのが今の自分の思うところだなと思います。
子どもを産んでからの育休取得期間や働き方は、
人それぞれ、また家族の状況にもよります。
本書の著者はベストな選択をして子育てと人生を楽しんでると思うし、
自分もベストな選択だ、楽しいと思えるように頑張ろうと思います。
そして何と言っても私にとって本書が良いのは、
奥様の海外赴任で家族でのアメリカ生活を実現させていること!
子連れ海外生活に密かに憧れているのですが、
自分のキャリアの一環で行けたら文句無しだなぁ。
まあそんなチャンスは到底難しいのですが、憧れちゃいます。
というわけで本書、イクメンのみならずワーママが読んでも楽しいです。
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そういう事を真っ正面から主張している本かなと思ったのですが、
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著者はまず二年間の育休をとります。
男性が育休を取るときって「キャリアに穴があくから。」と周囲からとがめられるというのをよく聞きますが、
本書の著者もやはり上司に止められたそうです。
でも著者は大学と大学院の間にもカナダワーキングホリデーを経験し、
日本の既成概念にとらわれず、
そして東大というブランド(著者にとっては色眼鏡でみられて困る、というもののようですが)に惑わされずに生きることを心情としており、
そんな彼にとってキャリアに穴があく、同期に先を越されると言われても、
元々既定路線にのっかってる訳ではないんだし、という思いがあったようです。
それよりも家族と一緒に暮らす安らぎ、
息子の「初めて」の全てを目の当たりに出来る幸せに充実感を感じたよう。
育児は参加してもやはり男は会社で働いて稼ぐべき、という固定観念がなく、
海外生活の経験もあることから
奥様の赴任先での子育て生活を満喫した様子が伝わってきてとても軽快。
もう一つ良いのは、著者が育休中に翻訳学校に通ったことをきっかけに
会社を辞めたのちもフリーランスの翻訳家として活動出来ていること。
お金をもらえるというのは社会に繋がっている実感を得られやすいので、
子育て生活にも張合いが出るんだろうなと思います。
東大卒で育休を取って更には退職して、とあるとさぞかしキャリアと子育ての選択で迷ったのでは?と思いましたが、
著者が自然体でそのときそのときにベストだと思う選択をしたんだなと思います。
著者も自分の選択に満足しているし、
子育ても工夫して楽しんでいる!
これを読んで働くことの意味を考えてしまいました。
小さな子どもがいながらなぜフルタイムで働くのか?
そして改めて仕事で能力を高めたい、成果を上げたいという思いを再確認。
出来る限り働き方と時間の使い方を工夫して、育児と仕事両方を追求したい、
というのが今の自分の思うところだなと思います。
子どもを産んでからの育休取得期間や働き方は、
人それぞれ、また家族の状況にもよります。
本書の著者はベストな選択をして子育てと人生を楽しんでると思うし、
自分もベストな選択だ、楽しいと思えるように頑張ろうと思います。
そして何と言っても私にとって本書が良いのは、
奥様の海外赴任で家族でのアメリカ生活を実現させていること!
子連れ海外生活に密かに憧れているのですが、
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まあそんなチャンスは到底難しいのですが、憧れちゃいます。
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