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yukarikoの好きなもの
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PCでの雑感を並べました。
 




今月の水彩教室のテーマは「水の描き方」

水彩画では川や池の水は紙の白を生かして、色を塗らず塗り残して表現します。
特に光の当たる川の泡立ちや波しぶきの部分はそこ以外の水を塗ることで
表現すると教わり、そういう見本を真似て描く練習でした。例えば、
北斎の波頭の絵とか、カナダのナイヤガラの滝、川の岩の割れ目の水!

お手本は先生が持参された水辺の写真から選びます。
yukarikoはガンジス川の水浴び場所の写真を、水中でひたすら祈る人と
水遊びする人、洗濯をする女性の対比が面白いと思ったからでしたが
画面の半分以上を占める水面とその映り込みをどう真似るか?

水面の映り込みの場合は水上の景色をきっちりと写し、
水の揺らぎを表現するために、その上から短い横線を縦に
ゆらゆらと伸ばして、きっちり描いた絵を崩す…先生のお言葉。

yukarikoは岸辺の人や風景は真似たのですが
(もちろん短時間だから本当にアバウト
全体をざっと塗った後は水の動きと映り込みを
どう表現するのかに迷い、手が止まりました。
上から濃く塗るのか、いけないのか…
景色も水面が平面なままでは立体になりません。
肝心の水に影をつけるところまでいかないから…

先生に大規模に朱を入れてもらったのが下の絵!
水中で祈っている人の周りの影、大胆な岸の人の影と
その映り込みの色、そして左上の船の遠景を濃くしたら
絵が立体になった!



 習う前に公民館の油絵の指導者に『水彩は難しいからね!』と
言われたことがありました…『油絵にしておいたら?』って。
毎回水彩の難しさに悲鳴を上げてます。

それにしても、先生の手直しには感心するばかりです。
上手な方の絵さえも手直しが入るとぐっと引き立ってきますから。


コメント ( 4 ) | Trackback (  )


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コメント(10/1 コメント投稿終了予定)
 
 
 
水辺の描き方 (kazu)
2013-08-24 20:05:19
初体験でお勉強になりましたね!
1つ1つの積み重ねがそれなりに実を結ぶんでしょうね。


お互いまだまだ先は見えませんが楽しめば良いのです。
絵の先生、桃南さんのアドバイスも頂けたら良いのにね!
お願いしてみてはいかがですか?
 
 
 
今まで何気なく見ていましたが… (sakura)
2013-08-25 09:44:21
川や海、滝や噴水など水を表現した水彩画は沢山ありますが、
それをテーマにした絵を見るときに、水がどのように描かれているかなど、
特に意識して見ていませんでしたが、
こうして水を表現する方法の難しさをあらためてお聞きすると、
次回そのような水彩画を見る時には、少し違った目で見るような気がします。
それにしても水辺の景色、とても厄介な画題なのですね。

それからご連絡ありがとうございました。
 
 
 
この頃忘れっぽくなって… (yukariko)
2013-08-25 17:07:47
習ったこともすぐに忘れて、修正してもらう度に『ああ、そうするんだった!』と思い出すこともしばしば。
それの積み重ねが自分の中で一つに纏まってくるまでにはどれほどかかるのかしら?…が実感です。

でも始めなければ何事も起こらないのだからと5年か、もっと先になったら、下手なりに描けるようになれればと思いますね。

今は好き勝手に描いたらいいよと言われても、手がちじんでしまって、どう描けばいいのかと迷う始末です。
初心者という言葉が1年たってようやく分かってきました(笑)
 
 
 
水彩画のカレンダーをまじまじと見るようになりました! (yukariko)
2013-08-25 17:20:18
それまではぼんやりした描き方で好みと思わなかったカレンダーでしたが、特に白いところの残し方とか、水で溶いた絵具の塗り方、空のぼかし方等々。
それぞれじっくり見ると『ここはこんな風に塗ればいいんだ!』とか思いがけない発見があります。

と偉そうに書いても、実際にそれがその通りに出来る訳もなく、毎回手直しをしてもらい、感心して持って帰る…の繰り返しばかりです。
でも『謂れを聞けばありがたい!』でほんのちょっぴりでもその知識とテクニックが理解できたら絵を鑑賞する術も変わりますね。
何かしらプラスになれば…という呑気な生徒では先生も困られるのかもしれません。
 
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