12月初旬名残の紅葉を見に昔のテニス仲間と南禅寺を訪れました。
例年11月末に京都に紅葉狩りに出かけるのですが、今回は
一人が韓国へヨン様ツアーに行ったので12月にずれ込みました。
いつも三門~法堂しか参らないので今回は奥まで拝観しましたが
亀山法皇の離宮だった南禅院や天授庵もお庭の拝観のみ、紅葉も
華やかな色には一週間遅く、落ち葉には侘しさが漂い、後から
廻った山県有朋の「無鄰亭」の方がはるかに見応えがありました。
その時に「水路閣」の写真も撮りましたので説明と共にUPします。
滋賀県大津・三井寺の取水口から「第一疎水」として
取り込まれた琵琶湖の水は長柄山トンネルを通って蹴上にでます。
そして南禅寺船溜から岡崎方面へ。
昔はこの蹴上にインクライン(船引揚機)が設置されていました。
今も船を引き上げるのに使ったレールが残されています。
後に第二疎水が作られ南禅寺の裏山から永観堂、哲学の路へ。
南禅寺の右奥にある「水路閣」は社寺の景観に配慮して
その水路を煉瓦造りで造ったもので、今は史跡に指定されています。
※地図は京都市下水道局HPよりお借りし地名等を書き加えました。