主人公は小学生。
伊坂幸太郎さんには珍しい⁈
いやいや、少年の心を忘れない伊坂さんらしいのかも。
短編集なので、また全てのお話が繋がってるのかなと期待したけど、、
全てではなかったが、、、ふふふ、期待通り♪(笑)。
さて内容としては、、
・担任の先生の「決めつけ」へ対抗する小学生。
・いじめっ子、いじめられっ子の立場の印象からの現実⁈
・頼りなさげな先生の本当の姿とは?
・バスケのチームで一緒だった仲間が後に暴漢を退治するに至り、犯人に恨みを持たれ、仕返しに合うといった事態に。しかしその暴漢を懲らしめるだけが方法じゃない、、って思わせてくれる、、、素敵な結末?
・からの、友人の「親からの虐待」を疑う子たちの奮闘とナイスなお母さんの対応。。
私は輪廻を信じている人で、
「良いことをすれば自分に戻ってくる」
または「悪いことをすれば必ずしっぺ返しが来る」
ってことを信じている人なので。
まさに伊坂幸太郎さんのこの小説でのテーマが、
実にそれを如実に語ってくれていて
心がスカッと爽やかになったのでした。
読後感最高☆
小学生には難しいかもしれないけれど、
いろいろな人に読んでもらいたい作品でした♪