como siempre 遊人庵的日常

見たもの聞いたもの、日常の道楽などなどについて、思いつくままつらつら書いていくblogです。

篤姫 第13話「江戸の母君」

2008-03-31 21:25:08 | 過去作倉庫07~10
 このドラマ、なかなか敵役らしい敵役が出ず、なんとなく皆ヒロインに巻き込まれ、毒抜きされてほにゃらら~~、てな感じで1クールきましたが、2クール目、ようやく待望のヒールが出現しました。
 島津斉彬正夫人、英姫。余貴美子。ビジュアルも敵役らしく凶悪です。今週は特に、「キャンディ・キャンディ」っぽく話が展開しますから、アンソニー家定とご対面するまえに立ちはだかる、エルロイ大伯母様の存在は欠かせません。…って、殿方や若い方には全然わからないたとえを引いてすんません(汗)。でもねえ、今週はあまりにベタに「キャンディ」なもんで、やっぱり敵役がシルエットって基本ね、とか思ってしまったの。
 向かうところ敵なしで来た姫が、やっと出会う難敵、江戸の覆面ママン。よもや「花粉症ですか?」とかいってお笑いに流してはいけません。ママンの覆面には深い事情と暗い暗い過去があるのです(たぶん)。それ、できれば最低1ヶ月くらい引きずってほしい。あんまり1,2週でニコヤカに和解とかしないでください。おねがいします。
 というわけで、トーンの変った「篤姫」第13回。今週もおつきあいよろしゅう。

 先週、涙のなかにも決意をかためて鹿児島を出発した篤姫一行は、日向灘でシケにあい、あれ~あれ~、と右往左往。先週のラストで「わたしはそなたが嫌いじゃ」とハッキリ一線を引いたはずの幾島に、姫はもう身も心も委ねています。船酔いでゲロゲロの身をまかせて、シケが収まると、幾島が出してくれたお母様の仏像を見て心を全開にするという。なんか解りやすい…やっぱり対立は1ヶ月くらい引きずってくれないと…ブツブツ。
 とまあ、そんな感じで姫一行は京都に着き、新しいお父様・近衛忠熙さまとご対面します。おみやげのお菓子で餌付けされた忠熙さまは、最初から全開でウェルカム状態ですが、クセがあるのは側にいる老女・村岡というおばさんです。
 幾島は、篤姫の輿入れについていく自分の、大奥でのポジションなど根回しをこの人に頼んでいたらしい。なにかと裏人脈が豊富そうなこの村岡さん、どうもこの縁談はポシャりそうな雲行きだとか幾島の耳にささやいて、「いろいろ大変であらしゃりますね~」とニコヤカに不安をあおります。
 そんなことは知らない姫は、江戸の英姫から最高級の反物などが届けられて「なんて優しいお方!」と感激し、勝手に江戸の母上様に夢をふくらませているのでした。

 篤姫の嫁入りに猛反対しているのは、もう一人の江戸の天敵、水戸の老公。「上様にもそろそろ次のお嫁さんを…」と切り出した阿部ちゃんに、「んなもん金がかかってダメ!」と一蹴です。
 この人は、外様の島津家とか以前に、この外圧のキビシイ時期に結婚式やらのイベントで金を使うのが腹立つということらしく、「大奥の掛かりでいくつ砲台がつくれるのだ!」と吼えまくります。こういうことで江守徹は大奥を敵に回すのですが、言ってる内容より、唾をとばして自己陶酔気味にまくし立ててる芝居、ホントうまいなあ。ていうより演技かしらこれ。…と、毎度同じツボで感心しちゃいます。
 ま、とにかく水戸さまが話をきかないので、埒をあけるため、薩摩の桃太郎が予定より早く江戸に出発することになりました。

 江戸…といえば、勝手に夢をふくらませている尚五郎。まえに殿様じきじきに「江戸出向については、前向きに考えてやろう」と言ってもらったので、もう江戸に行く気まんまんでいます。今和泉島津家に行って病気のお父さんに「わたしが江戸にいって姫様のようすをお知らせしてあげますね!」とか自信たっぷりに言ったりして。
 しかし、そういう夢は砕かれるもの。お城に呼び出された尚五郎は、ワーイいよいよ江戸に行っけるう!と浮かれまくっていたのですが、「この度はそなたは連れてゆけぬ。以上だ」と桃太郎に宣告されてしまったのでした。
 いや、やっぱりあれだ、姫の輿入れの可否が微妙になっているとき、元カレなど側におくのはマズイと判断されたのでしょう。人畜無害に見えたけど、どうもストーカー気質っぽいし。万一のスキャンダルでもあったら。
…ってな判断が桃太郎にあったのかどうか解りませんが。しかし尚五郎的には、江戸ゆき却下よりショックが大きかったのは「江戸には西郷をつれていく」という言葉でした。なんで自分はダメで西郷はいいんだよう!と、不満をありありと顔に出しながら、尚五郎は西郷さんちに行ってこの内定を報告します。
 思いがけず江戸ゆきの夢がかなった西郷さん。なんかハワイ旅行を当てたみたいですが(笑)、落選した人の手前大喜びもできず、「えっでも肝付さんは?」とか言ってますますショックをあおるという、微妙な空気が笑えました。
 んで、なおくんが帰ると、大久保さんと抱き合ってあからさまに喜びを爆発させます。ワーイワーイ江戸に行っけるうー! 「なにより嬉しいのは殿様がワタシをみとめてくれたことだ!」と、夕日に向かって乙女のように目をキラキラさせる西郷さん。
 おなじころ、なおくんは「ぐわあぁ~!」と同じ夕日に向かって叫び(笑)、切ない傷心をひとり抱きしめておりました。

 さてさて、京都を出発した姫は、東海道を一路江戸に向かいます。途中、富士山ビューポイントで「篤子でえす。これからヨロシクおねがいしまーす!」と富士山にむかって叫ぶなど、チョー能天気な道中を終えて、江戸の薩摩藩邸に到着しました。
 慣例で、こういう場合は裏門から入るとか。あ、なるほど。藩主の(実の)娘は、外から江戸の藩邸にやってくることはない(出ることはあっても)という道理だからか。
 無事藩邸に落ち着いた姫に、江戸屋敷の奥向きを取り仕切る老女・小の島があいさつします。この人が、薩摩の広川なんかは目ではない、洗練された都会の女性管理職って感じで、「お疲れのところすみませんが、当江戸藩邸の奥向きを説明させていただきます」とかキビキビと進め、さすがの幾島も引き気味…。江戸藩邸はなにもかも薩摩より豪華で、洗練され、老女たちのルックスも着物もお金かかっています。
 やや凹みそうになった姫のところに、英姫様づき老女・藤野という美人が現れて、「奥方様よりの差し入れでございます」と、素敵なスイーツを持ってきてくれました。これでコローッと機嫌を直す姫。母上様って何て優しいかたなんでしょう。はやくお目にかかりたい…と、また勝手に夢をふくらませるのでした。

 ところで薩摩のこのお方は(笑)。江戸ゆき落選で落ち込みまくった尚五郎は、いつものようにセクスィー部長をたずね、不満をぶちまけます。
 部長に「お前は薩摩に必要な人材だと殿は思われたのだ」とか言われても、納得できないなおくん。「ボクのどこが悪いんだ~」とかいってネガティブモードのなおくんに、部長は、「実はわたしは愛をもとめる旅に出ることにした…」ではなくて(笑)、琉球に飛ばされることになったと打ち明けます。
 さすが桃太郎。人事は公平で、部長のような側近でも、年度がかわるとサクッと地方に飛ばすのはまるでNHKのアナウンサーのようです。でも「なぜワタシなのだ」と、部長は納得いかなかったそうです。
 もっと殿のお側にいて殿のために尽くしたいのに、アッサリ琉球に飛ばすってなんなの。ワタシは殿のなんだったの。いままで尽くしてきたのはなんためだったの…と、なんか言えば言うほど泣き言っぽくなっていく部長。意外な風向きにビックリした尚五郎は「すみませんもういいです」といって、自分のグチなど引っ込め退散するしかありませんでした。

 さてさて、スイーツの差し入れから何日も、母君・英姫さまと会えなかった篤姫でしたが、やっとママンの老女が呼びに来て、ご対面がかなうことになりました。
 が、お成りになったママンは御簾のむこう。しかも覆面。え…と驚いて、おもわず子供のようにジーッと見つめてしまう篤姫を、諸事わきまえた幾島がたしなめます。
 が、篤姫さまは将軍家にお輿入れすることになった、という幾島の口上に、ママンの反応はものすごい冷淡でした。
「殿にもこまったもの。あれは殿の一人合点で、たかだか島津の分家の娘が、恐れ多くも将軍家の御台所になれるなどと思っているものは誰一人おらぬ」
 この言葉に、姫も幾島も大ショック。放心しながら部屋に帰り、そんならなんのために家も故郷も捨ててきたの、と取り乱す姫に、幾島は「わたしは亡くなった郁姫様のぶんまで、命にかえて姫様にお仕えすると決めてきたのです。かならずこの件はハッキリさせますので、どうかお心安らかにしていてください」と、熱い言葉で姫を慰めるのでした。
 先週天敵宣言した幾島の、この頼りがいのある言葉に、思わずうるうるの姫…。こうして、姫と幾島は、ママンという共通の敵を相手にがっちりタッグを組み…ということなんですが、うーん…やっぱり対立関係は、もうちょっと粘って引きずってほしいんだが…せめて1ヶ月くらいは…。

 さて、姫の未来のダーリンですが、阿部ちゃんからお嫁さんの話を聞かされても、「余が今欲しいのは御台より火鉢だな~」と、あいかわらずです。
 火鉢って…。豆が均一に炒れる、カッカッカと火のつよい火鉢が欲しい。「すぐ求めてまいれ。よいか、カッカッカであるぞっ!」とニッコリ。なんかかわいい…。

 今週のなおくん
相変わらず目が泳いでいて、なかなかヘタレ尚五郎から立ち直りませんねえ…。最終回までこんな感じかしらと不安になってきましたが、そりゃないですよね。そう思いたい。部長もねえ、「薩摩に必要な人材だ」とか言ってヨイショしたりしないで、「なんで外されたか、不純な下心など無いか自分の胸にきいてみろっ!」とかいってあげたほうが、この人のためになる気がしますが。

 今週のセクスィー部長
ついに桃太郎への熱い胸のうちを吐露…しましたよね。あれはそうよね? ていうかこれ、もしかして部長の見おさめなんですか? なんか意味不明のアップが延々とつづいて不吉な感じだったが…。イヤだあそんな。もうちょっと部長ネタで遊んでいたいです、というわけで、カムバック、セクスィー部長!

 敵役がいないいないと吠えていたら、来週、いよいよ井伊直弼や、上様のママン本寿院さまなどが豪華に登場するもようで、楽しみです。あの温和そうな梅雀さん、どんな感じで悪役になるのだろう?
 というわけで、次週をおたのしみに!では!


8 コメント

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こんばんはです (ikasama4)
2008-04-01 00:39:19
面白い展開になってきましたねぇ。
このドロドロ感が大河本来の姿ですかね( ̄∀ ̄)ニヤリ

この流れから行くと
おそらく斉彬は篤姫が将軍家の御台所になった暁には
家定に次期将軍として一橋慶喜を擁立させると持ちかける
展開が浮かんできそうですね。

そうなれば「昨日の敵は今日の友」

かつて関が原の戦いで西軍の小早川が東軍に寝返ったように
今度は東軍の斉昭が西軍の斉彬に寝返るような構図に
なるんでしょうね(笑)

まぁそうなれば女にしても権力にしても
欲深い烈公様でございます(苦笑)

次回の梅雀さん演じる「赤鬼」が
江守烈公とどんな対決をしてくれるのか
これは本当に楽しみですね(゜∀゜;)ドキドキ
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昨日の敵は… (庵主)
2008-04-01 07:21:59
ikasama4さん

>今度は東軍の斉昭が西軍の斉彬に寝返るような構図になるんでしょうね

おおっ!なるほど!
明快なご指摘ありがとうございます。

今週、姫と幾島が、英姫という敵に出会って手を握るのは、天敵の斉昭と斉彬が敵が、井伊という共通の敵の登場で手を握る前哨戦ということなのかな?

篤姫・英姫の対立も、そのあとの大奥のドロドロを考えるとほんの前座…

てな感じで、入れ子みたいに、どんどん新たな敵が現れ、敵同士は手を握っていくのでしょう。
いや、つぎつぎ投入されるあらたな敵が楽しみなんですけどね(笑)。

予告編にチラ出した梅雀さんは、優しそうでつかみ所のないかんじで、無駄にエネルギッシュな老公との顔合わせが、いまから楽しみであります。
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Unknown (SFurrow)
2008-04-01 09:12:18
なんか昔の東宝怪獣映画で、今までの怪獣が「いい奴」になり、どんどんパワーアップした新しい怪獣が出てくるのに似てますよねぇ。
これからも、ざっと数えてみただけでも
大奥老女/家定ママ/家定側室/家茂ママ/和宮/和宮ママ・・・がスーパーマリオ篤姫の前に立ちふさがり、ようやく女性陣が結束した時点で、江戸開城を巡るモロモロになるっていう展開?

>小松先生の意味不明アップ
そうそう、長かったですよね~。「別れの季節にタイミング合わせて」という、この前の庵主様の読みは目からウロコでしたが、これも新年度からの異動の皆さんへのメッセージなんでしょうか。

篤姫展を見て思ったのは、吉宗の時代に薩摩へ輿入れした竹姫という人が、結構薩摩と徳川を結ぶキーパーソンになってる?ということです。吉宗ストーリーのアクセサリー的に出てくることの多い女性ですが、彼女の一代記というのも見てみたいですね。

いよいよ来週からは井伊直弼@梅雀さん登場。新しい直弼像が見られるか、豪徳寺近辺住民および招き猫も期待しております!
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老女がいっぱい (なおみ)
2008-04-01 11:45:55
庵主さん、こんにちは。
今週は「老女」という名の若いおばさんがいっぱいでしたね。(実際「老女」もいましたが)

>ママンの覆面には深い事情と暗い暗い過去があるのです(たぶん)。

ですかね~やっぱ・・・「傷」とか「痣」とか「火傷」とか・・・???(単なる趣味かな?)「一ツ橋」出身だそうですね、あそこは養子をはじめ、「変人」が多いとか?

>「いろいろ大変であらしゃりますね~」とニコヤカに不安をあおります。

こういう嫌味な役をやらせてら星さんは天下一品ですな~。幾島さまがホントいい人に見えましたモンね。

>元カレなど側におくのは

「元カレ」じゃないですよ(笑)あっつーは相手にしてないんだから。「友達未満・人間以下」ですって!

>この言葉に、姫も幾島も大ショック

あっつーよりも幾島さまが可哀想でしたよ。涙ながらに語るシーンでは思わずワタシも・・・ううっ(><)

>カムバック、セクスィー部長

でも大丈夫!来週の大河のあとには「NEO」が始まりますから。部長も「琉球」とか言ってましたが、ほんとは「夜11時」に行くことになったんですよね。
「なぜワタシなんだ・・・」そりゃ「変態」だからですよね?
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別れの季節に(笑) (庵主)
2008-04-01 21:09:46
SFurrowさん

>今までの怪獣が「いい奴」になり、どんどんパワーアップした新しい怪獣が出てくるのに似てますよねぇ。

うまいっ!!
それこそワタシの言いたくて、うまい表現のみつからなかったことです。あースッキリ! ありがとうございます!

>吉宗の時代に薩摩へ輿入れした竹姫という人が、結構薩摩と徳川を結ぶキーパーソンになってる?ということです

そうですね。嫁をやったりとったりして、水面下で手を握る下地ができていた、みたいなね。

で、さらに「天璋院篤姫」原作によると、斉彬正室の英姫は、一橋家の姫ということになっているけれど、実は11代家斉の、30何人もいた子のひとりだとか…
これはまだ資料でウラを取ってないんですが。
でもそれってすごい濃密な関係だと思います。
水戸斉昭の兄さんも家斉の姫を正室にしているから… なんか、水面下の人脈というか。いろいろ濃いんですよね、この時代は。

>新年度からの異動の皆さんへのメッセージなんでしょうか

ですね。
卒業式につづいて、人事異動にまで目配りしている、行き届いた大河ですよホント。
そういや、去年は「勘助仕官」の回がいまごろで、やっぱりうまく新入社・人事異動にあわせてましたっけね(笑)。
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カムバック? (庵主)
2008-04-01 21:17:52
なおみさん

>今週は「老女」という名の若いおばさんがいっぱいでしたね

ええ、もう。美しい老女たちがサラサラサラと衣擦れの音をさせながら高速で廊下を移動する光景は圧巻でしたね。

>「一ツ橋」出身だそうですね、あそこは養子をはじめ、「変人」が多いとか?

そう…でも一橋家に行く前の、そもそもの出身が…ほにゃららら…(いや、資料でウラ取ってないんですが)。
でもこの人も「養女の養女」で、あっつーと同じ立場なので、まあ、あっつーと逆で上から順に格下げなっていったということはありますが、最終的にはそのへんのツボで和解するんじゃないかなあ、と思っております。

>部長も「琉球」とか言ってましたが、ほんとは「夜11時」に行くことになったんですよね

あっそうなんですか! ありゃ~ホントにカムバックですね。それも本来の姿で(爆)
でもセクスィー部長は前シーズンでさすらいの旅に出てしまったから…今シーズンは「川上くん」一本で?
楽しみ…。
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おはようございます (吉子)
2008-04-02 09:25:29
今週も庵主さまのレビューに報復、もとい抱腹絶倒させていただきましたー。

余貴美子さん、さすがの貫禄でしたね。
御簾越しで、しかも覆面でアレなのだから、素顔をおさらしになったらどうなることか。
でも、余さんがこういうおセレブな身分のおひいさま役をやられるのって珍しい感があります。

英姫というお方も色々おありだったのですね。
原作を読んでからドラマや映画を観て失望するケースが少なくない私は今回も敢えて読んでいないのですが、
もう少し勉強しながら観た方が楽しめそうですね。
日本の幕末から明治維新期には、表舞台に出てガンバった女性がいなくて、ジェンダー的には「はぁ?」だと聞いたことがありますが、
やっぱり先頭切って音頭を取って、っていう行動には出ていませんものね。
陰で支えたというか、裏で動いていた、というか、それも決して無視できない力だったと思いますが。

小松先生の意味不明長時間アップ、私も「?」と思いました。
見てるコチラも意味もなく「この人もずいぶん売れたよなぁ」と、違う方面の感想を抱いてしまったり。

今回の上様は「かっかっかっ」でしたね。
あの壊れっぷりがたまらない。
「オ-ドリー」のときは、ただちょっとカワイイ、昔懐かしい「1年B組新八先生」に似た男の子だなー、としか思ってなかったんですが、
いい役者さんになっちゃいましたよねぇ。

私のコメントは他の皆様と違って、なんだか下世話で恥ずかしい気がしてきましたがもうひとつ。
江守烈公はやっぱりお声がダンディーですよね。
あの声で言われるから、再春館化粧品のCMはスルーできずに見てしまうのだわ。
なんだか効果がありそう・・・、説得力がありますよねー。庶民には手が出ませんが。


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再春館製薬(笑) (庵主)
2008-04-02 23:16:49
吉子さん

>でも、余さんがこういうおセレブな身分のおひいさま役をやられるのって珍しい感があります

あ、ワタシもそう思いました。なんか、大奥のお局様で、口うるさいんだけど根は悪くなく、けっこうイイとこもあるプチ年増、みたいな人(具体的だな)のイメージだったですね。

>原作を読んでからドラマや映画を観て失望するケースが少なくない私は今回も敢えて読んでいないのですが

ああ…
でも、今年原作は、「ちゃんと律儀に原作どおり進んでいるのに、空気は別物」っていうか…。空気が違いすぎるので、ある意味原作は背景の補足として突き放して読めるんで、けっこう気楽かもしれません。
原作としては、けっこう忠実なほうだと思います。去年みたいに、ほとんど「原案」状態ということもなく…(笑)。

影で動いた女性といえば、今週から登場の「村岡」さんの暗躍が、どんなふうに描かれるか楽しみなんですけど。

>あの声で言われるから、再春館化粧品のCMはスルーできずに見てしまうのだわ

いや…実はワタシも…(笑)。
午前中から、なんかやっててもつい手をとめて、「あ、江守」と反応してしまう。
篤姫がNHKじゃなかったら絶対あのCMいれて欲しいんだけど。そうすりゃ完璧なんですけどね。惜しいなあ。
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