ピアノレスナーKaoriのわくわく!ブログ

毎日わくわく!毎日どきどき!
何が起こるかわからないピアノレスナーの日記

いよいよ明日

2013-03-23 06:59:41 | レッスン
KPA受賞者コンサート
いよいよ明日になりました

リハーサルを終えてから
この一週間
出演する生徒たちの様子は
目に見えて変わってきています

……ホント目が違うわ

ビデオ持参で来る子
スマホでレッスン録音する子

必死な感じが見えてきます

レッスン中の会話もかなり大人

「ここの部分の練習は…」
「うん、ここは大事やと思うし毎日片手づつやってる」
「おお~っ!」

「あと、ここが問題なんだけど」
「私もそう思うし、こういう練習してるけど、
せんせ、ほかに何かいい練習方法ある?」

みんな、急におとなじゃん…

よく頑張ってるよ

あとは

楽しむだけ

ホントそうです

お母さま方
どうぞ本番までは
マイナスな言葉は一切かけず
ニコニコ笑顔で
「楽しみだね!ワクワクするね!」
「大丈夫!」
と声をかけてあげてくださいね

…あ、雨だそうですので
手袋、ホカロン忘れずに…

みんなの素敵な演奏楽しみにしてます





夕暮れ

2013-03-22 08:05:08 | レッスン
ピアノランド1巻の
「ゆうぐれのすべりだい」

とまといろの そらがきれい
すべりたいな もういっかい

だれもいない こうえんひとり
すべりたいな もういっかい

とっても素敵な歌詞がついているこの曲

年中のHちゃんが弾いてくれましたが
何だかすっ飛ばすような速さで…ありゃりゃ

うーん、これは…と思って
「Hちゃん、ゆうぐれってなあに?」
「???」
「じゃ、夕方っていつのことかわかる?」
「うん。わかる~♪」

夕方はわかっても、夕暮れはわからないのね
そりゃあそうです、まだ幼稚園

日暮れ時の言い方っていろいろありますよね

夕暮れ、日暮れ、黄昏時、サンセット、薄暮…
私が知らなくてびっくりしたのは
逢魔が時

ピアノ指導者ゼミに通っているとき
指導していただいた北村智恵先生に教えていただきました
素敵な言葉だなあと

昔はこんなに明るい夜ではなかったですものね
夜が来るということは
暗闇を迎えるということ

で、Hちゃん

トマト色の空ってなんか美味しそう…から始まったものの
夕方でおうちに帰らなくちゃいけないけど
もう一回だけ、滑り台をすべって帰りたいねっていう気持ちで
弾いてみようということになったら

とっても素敵なテンポで
美しく弾いてくれました

ああ、いつからすべってないかな、すべりだい…


おはつ

2013-03-21 08:17:12 | 好きなもの
昨日は春分の日
ここから一年が始まるとする説もありますよね

でも
別に改まった感もなく
レッスン回数足らないので、普通にお仕事の日

お昼になって
どこか食べに行こっかという話になり
行ったのが
2月にopenした
『PIZZERIA IL FICO 』

やっと来れましたわ…。

店内、イルフィーコよりゆったりしていて
サンガの試合中継してる…

前菜の盛り合わせに


ピザ

ハハ…半分食べてから取るかって…

娘たち食べる食べる
これに更にアンチョビのピザもありましたが
娘たちにあっという間に平らげられてしまった…

一人でルーコラ食べあさってました、おいし。

ピザ2切れ食べただけでお腹いっぱい
夕食は粕汁一杯で終わり
まだ胃もたれ中

私はピザはそんなに食べないけど

頑張っておられるので
皆さん行ってあげてくださいね





春の調べ

2013-03-20 09:35:57 | その他
昨日、電車に乗ると
袴姿の女の子の姿がちらほら

大学の卒業式ですね

小、中、高と
同じ学校だったワタシには
大学生活は新鮮でしたが、

音楽が目一杯できるという喜びがある一方で
学校への反発心やらなんやらで
卒業するまでは
なんの愛着もありませんでした

しかも女子だけの一種特異な世界に
気持ち悪いとしか感じられず

他大学受験まで真剣に考えていた時期もあり
その頃は
他大学から講師として来られている先生の後ろに
ひっついてばかりいました

ちょうど、声帯ポリープの手術もして
自分の方向性を見失いかけて
もがいていたからでしょう

ま、そこで、チェンバロに出会い
バロック音楽に出会い
目覚めていきましたが…

で、卒業式

式の最後に、チャペルのバルコニー席から
音楽学科生が、アカペラで合唱をします

題名がよくわからないのですが、
きっと「春の調べ」かと…


春の調べの 鶯よ
花の夢路を 解くなかれ
あまつ日の かげに向いて
大空高く 行くわれぞ
つゆの色香に あくがれじ
神の召したもう み声ぞ響く


この曲を指揮していた教授が
必ず大粒の涙を流しながら指揮されるのです

1回生の時は「???」て感じで
2回生の時は反発心いっぱいなので、「やりすぎやろ」と
3回生になると
だんだん先生のお人柄やら何やらわかってきて
こちらも少し感情移入しながら歌い

そして
自分が卒業式を迎えたとき

大学を卒業するなんて
別に感慨深くもないし
早く社会に出て、やりたいことを思いっきりやりたいなんて
生意気なことばかり思ってた時に

上から、この曲が聴こえてきて

そうしたら

涙がボロボロ……止まらなくなり
教授が泣きながら指揮棒振っていた姿も重なって

それまでのいろいろな思いは
すべて浄化されたような気がしました

で、
調べてみたら

この曲、同志社の歌なんですね…知らなかった

てことは
今でも大学や女子大で歌われているのかな

もう一度歌いたい

春に思う曲のひとつです







じょうず

2013-03-19 08:04:57 | レッスン
小1の男の子のレッスン

彼は自閉症で
ほとんど会話は成立しない
オウム返しの中で
気持ちを判断しながら進めていく

でも、わかる、伝わる
あまりにピュアだから

まっすぐこちらを見つめて
嬉しくなると、抱きついてくる

それに
音楽が大好きで、リズム感、音感は抜群にいい

ワタシ自身
こういうお子さんに対してのレッスンは初めてだったので
試行錯誤を重ねながら
でも
大切なことは同じだと確信しながら
レッスンを続けてきた

レッスンを始めて1年3ヶ月

最初は識別のしやすい黒鍵から導入し
グーで弾くところからはじめ
ゆっくりゆっくり、らせん階段を登るように

私の膝の上にのせて、
ピアノを弾きながらたくさんの童謡を一緒に歌い
そのほとんどをすべて覚えてしまって
私の手の上に自分の手を置いて
あたかも弾いているように動かしてみたり

指がバラバラに動くなんて
夢のまた夢のような状態だったのが

昨日
「ちょうちょう」の前半が弾けた

やった。すごい!

少しずつ、アタマと指が連動してきた
即時反応もいい感じになってきた

「Tくん、上手ね!」というと
「じょうず、じょうず」と返してくれる

「じょうず」という言葉が大好きなのね

これからもどんどん「じょうず」になるね
本当に本当に楽しみです








リハーサル

2013-03-18 07:52:06 | レッスン
受賞者コンサートのリハーサル

さてさて、どうなっているかなと…

いや、さすがに人前で弾くとなったら
とたんに頑張る子続出

……えーっ、それやったらもう少し前からできるんじゃ…

いや、人間、そんなもんですよね
人のことは言えませぬ

今回は時間があったので
一人ずつ少しレッスンもして

皆の前でレッスンされるの嫌だろうなとは思うけど
それを恥ずかしいと言ってたら始まらない
2時間喋り倒して歌い倒して
ノドカラッカラ~

でも、みんな頑張ってたね
保護者の方も必死で動画撮ってらしたし
家帰ってしっかり復習してね

ちっちゃい子達は
テンポだね…テンポのコントロール
うーん、ここは課題
レッスンでは出来ているのに
ここに来てこうなるかという…

高学年組は
さすがにまとめてきた
ここでやはり、今までのステージ経験が大きく出るなあ
たくさんステージ踏んでる子ほど
度胸がついてて安定感がある
大きなステージ踏んでる子ほど
しっかりピアノを鳴らそうという意識が強い

ホール全体を意識して弾いているかどうか
これはリハーサルでないとなかなかわかりにくいので
やはりこの時間は貴重だった

ああ、でもこれ、
発表会という視点で考えたら
あと一ヶ月以上あるのにこの出来だから
普段では考えられないね
…やれば出来るんだ~

よし、これから毎年
3月にコンサート作るか




あと一週間

2013-03-17 08:40:37 | レッスン
KPA受賞者コンサートまで
あと一週間

今日は夕方からリハーサルです

どんな仕上がりになっているかな
気合を入れてチェックしますからね

最後の一週間をどのような練習で過ごすかは
大きなポイントです

ここからいくらでも素敵に仕上がるから
最後までコツコツとね

今から
お父さんサークルのお仕事

行ってきまーす

時間

2013-03-16 08:01:25 | レッスン
大人の生徒、一番の古株
もう、教え始めてかれこれ20数年
ダンナサマと出会うより前だからすごい

私の結婚式にも出てくれたし
彼女の結婚式には
なんと主賓で呼ばれ、汗かいた…

彼女自身、ピアノの先生として頑張ってる

ただ、
彼女には社会人の割に時間がありすぎた
子どももいない、ご主人も帰宅が遅く…
生徒もそんなにいなくて
たっぷりの練習時間

それがここに来て
忙しくなってきたようで時間が取れないと
だから弾けないという

案の定、聴いてみると、演奏が泳いでる
曲に完全に負けて、オロオロしているだけ

そんなん、たっぷり練習時間取れるのなんて
学生までよ

社会人になったら、いかに少ない時間で有効に練習して
聴かせるか、でしょ

みんなそれに苦労しながら頑張ってるんだから
今までが超幸せだったのよ

生徒の発表会の最後に演奏するのなんて
数週間前から自分の練習なんてどこにも入れる余地はなく
前日当日も準備や搬入に走り回り
発表会の間もMCでずっと舞台の上
タイムスケジュールも気になり
「何分押してる?」ばっかり聞いて

気がついたら自分の演奏って
……えっと何弾くんだっけ?みたいな状況の中
クタクタな中で、バリッと弾かなきゃならないのよ
最悪な状況の中弾くんだから

(そういえば、他所の先生って、自分の演奏の時
ドレスに着替える人いるよね
どうやったらそんな時間あるんだろ?
子どもの発表会には、そんな時間、ないわ~っ)

でも、それが先生でしょ

ああ、「先生のようになりたいなあ」って
生徒が目標にしてくれるように
「あの曲いつか弾けるかなあ」
憧れてくれるように…

追い詰められたら出来るんだよね、
きっと誰でも

それは
ワタシ自身にも当てはまる









ふにゃふにゃ

2013-03-15 08:03:44 | コンサート
KPA4月のセミナーは

4月30日(火)天満橋 プチエル

「コード徹底克服!
   ピアノ伴奏七変化!」というタイトルで

なんかすごく面白そうなタイトルでしょ。
このタイトルの楽譜を3/22にお出しになる、折田信枝先生のセミナーです

関西では初となるセミナー
実ははじめ5/31の予定でしたが、
諸般の事情により、日程変更しました
(どうしてか知りたい先生、またコソっと教えますぅ…)

ぜひぜひいらしてくださいね。

で、
うちの発表会も、ぼちぼち…

『梶原ピアノ教室 2013リトルピアニストコンサート』

4月28日(日)12:30開演予定 宇治市文化センター小ホール
               (JR宇治駅からタクシー10分)

第3部のテーマは「連弾と歌で綴るモーツァルトの生涯」です

もちろん入場無料ですので、ぜひぜひご来聴お待ちしております
いろいろなご意見お聴きしたいので、お待ちしてますね~。

よーくみたらこの2つ
ええ、おんなじ週ではないの!
しかも発表会の翌日は、法事で一日潰れるし…
ひやあ~…


さてと、

3月から入会の小1の女の子
この子も他教室から移ってきた子です

音符もよく読むし、結構難しい曲を弾いていて
でも、指はふにゃふにゃだし
これ以上先に行かせるわけにはいかないので
前の教室で使っていた楽譜を
その子の気持ちを考慮して1冊だけ残し
あとは、ググッと簡単なところに戻しました

一週間経って、さてどんな具合になったかなと見ると
やはり、簡単な曲でも指は…

最初のレッスンの時に
「おててにはね、お山があるのよ」と
第3関節の説明をして、
そこを意識することは頑張ってやってきた
だけれど、第1関節は悲しいほどにふにゃふにゃなので

「あららあ~。ふにゃふにゃふにゃこさんがいっぱい~
「あれえ、ここにもふにゃふにゃふにゃこさーん」
「おおっふにゃふにゃふにゃこさんでたぁー

ちょっと弾く度、横で叫んでたら
どうもツボにはまったようで、
ケラケラ笑いが止まらない…やりすぎたか…

でも、これで、これだけツボにはまるってことは、ですよ

うちの生徒ちゃんたち、どれだけ慣れっこになってるん?
こんなトーク、フツーだもんねえ

もうちょっと、トークのレベル上げよ(どんなレベルや…)







性格

2013-03-14 08:14:21 | その他
いつも、ワタシって
「元気ですね!」 とか
「パワフルですねー」 とか
「いつも明るいですね」 また
「いつも爽やかですね」
とか言われます

ありがたいです。そう言っていただくの

でも

実は、ほんとは、そうでもないんですよね

人間ですもの、
落ち込む時もある

というか、落ち込んでる時の方が多いし、
悲しんでる時の方が実は多い…です
怒り…というのはほとんどありませんが

でもそれではいけない、と思うから
こうありたいって思って、そうあるように振舞う
そのうち、ホントにそうなる
ああ、よかった、乗り越えたってなる

このコントロールが昔よりはできるようになったので
楽にはなりましたが

でも、ほんの少しの言葉で
生き返ることもありますよね~ありがたや~
コメントいただいたりすると、ほんとに元気出ます!

元々の性格なんて
本当は変わることないんだろうなあ

みんな努力してるんだと思います

ピアノを弾くと
急に
ぽろっと涙が出てくるときがあります
「あ、ワタシ、悲しんでたんや…」
気がつくんです、そこで初めて

これもなかなかね、そこまで押し込むかと…
結局ピアノに助けてもらってるという

私がこれだけ救ってもらってるピアノだから
人にも伝えたいと思うのでしょうね