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精神内領域において、最初の大きな仕事は自己のアイデンティティを探すことです

2014-10-30 15:56:34 | 日記
マスローは
人は自分自身の中に
「本当の自己」があるのだから、
まずはそれを発見することが
精神のなすべき第一の仕事であると
書いている。
「本当の自己」とは
アイデンティティのことなのであるが、
「存在」に対する「当為」であるとか、
「現象の自己」に対する「実相の自己」とか
「もう一つの自分」あるいは「理念としての自分」
そういうものが、現象の自己の背後にあるのであって、
人は常にそれを探し、
依拠しながら自分を形成して行く必要が
あるのである。

精神の病気とか神経症、
あるいはアルコール依存症
犯罪者などは皆、
アイデンティティ(自己同一性)を失ってしまって
そのようになるのである。
自己実現はアイデンティティの発現であるともいえる。


(参考 マスローの人間論 エドワードホフマン 上田吉一・町田哲司訳)
≪三十二 指導者、手先、そして権力~ヘンリー・ガイガーへの手紙≫
〔自己実現の後で、何が?〕
精神内領域において、最初の大きな仕事は自己のアイデンティティを探すことです。めいめいが、自分の真の、活動的な自己を見いださなければなりません。そして、その仕事が達成された後で、人生の真の問題が生じてくるのです。明らかに、この仕事は、自己の使命、天職、生物学的運命を発見することに関連しています。すなわち、人が愛し、そのために犠牲になることを選ぶ使命とは何かということです。


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