発荷峠から十和田湖畔、奥入瀬を通って山道を登っていきます。
蔦温泉を過ぎたところで右折。
真っ直ぐ行くと県道40号線にぶつかるので左折、八甲田温泉方向に向かいます。
右折して直ぐに
「おかあさん、この道、真っ直ぐ行っても曲がるところなんかないよ」
あのね、始めて通る道なのになんでそんなことが言えるのかな*(激怒)*
「えっ、どうして*(はてな)* さっき、394号線を右折してきたんでしょ、真っ直ぐ行けば40号線に出るんだから
真っ直ぐ行ってみれば?」
木曜日の夜に一生懸命地図を見ていたのは誰かしら*(ジロ)*
なんか主人が地図を見ていると必ずこうなるのです。
直進していくとなんとT字路に突き当たりました。「えっ!」と思いながらも左折。
大きな建物が見える。でも、なんか変、よく見ると「かんぽの宿」の廃墟*(青ざめ)*
周りの建物にも人影は無し!なんか本当に道、間違ってしまったみたい*(汗)*
UターンしてT字路を直進、すると奥入瀬にでてしまった。
何処で道が間違ってしまったのかわからず、もう一度チャレンジ。
でも結果は同じ。
時間だけが過ぎていくので諦めて酢ヶ湯方面へ。
谷地温泉の手前に右折する道がある。
「おかあさん、どうする*(はてな)*ここ通って行って見る?」
「どうでもいいわよ」
真っ直ぐ行くとなんと40号線に出た。そう言えば今来た道、394号線だった*(涙)*
しばらく行くと八甲田温泉の看板が。
ここには一度、来ている、さすが名の知れた温泉、人がいっぱい。
この先にもうひとつ温泉があった。名前の記憶なし、でも確かにあった。
しばらく行くと「みちのく深沢温泉」の看板が。
やった~~~*(チョキ)*
勇んで行ってみたものの、凄い温泉でした。
建物はトタンの普通の家、玄関らしきところに洋服がハンガーにかかっている。
奥は土間になっていてテーブルと椅子が並んでいる。大きなテレビがついていておばあさんがひとり、テレビを見ていた。
「すいませ~ん、お風呂に入れてください」
「ひとりか*(はてな)*」
「そうです」
「お風呂は*(はてな)*」
指差す方にサンダルがそろえてある。
廊下の突き当たりに「女湯」ののれんが。
脱衣所に入ってびっくり、ソファーにバスタオルが掛かって敷かれている、まるでカバー代わりだ。そういえば昔よく、おばあさんたちがそんなことしてたな*(ニヤ)*
脱衣籠の置かれている棚の上にはなぜか浮き輪が3個、新生児をお風呂に入れるときに使うたらいが置かれている。
お風呂は源泉かけながしもいいところ*(びっくり2)*湯船の縁からお湯が溢れ流れている。湯船に流れてくるお湯の量も半端じゃない。
露天風呂は男湯と同じお風呂ですだれで仕切られている。覗こうと思えば覗けるし、男湯に行こうと思えば行けるし女湯に行こうと思えばいける。
外から覗こうと思えば覗ける。どうした訳か女湯から道路が見える*(ニヤ)*
露天の周りに池*(はてな)*があるが手入れがなされていない。画像を見るといいところに見えるかもしれないけれど外観、設備は整っていない。
泊まる人は覚悟を決めていかないと。
ほんとの普通のお宅です。でも、お湯はいいお湯でした。
冬も営業しているそうな、もしかして冬の方が景観がいいかも、池も全部雪の下になっちゃうから*(ニヤ)*
いわきナンバーの車が止まっていました。たぶん、宿泊していくのでしょう。
旅館や民宿に泊まる気分では泊まれないところかな*(ニヤ)*
でも、こんなところに泊まりたい人には最高でしょうね*(音符)*
お風呂から上がってバスタオルが敷かれたソファーの上に裸で寝そべってきました。
すっごく気持ちがよかった*(びっくり2)*
都会では考えられない宿でした。
どんなことにでも挑戦してみたい人には超お奨めの宿です*(ニヤ)*