上発地村から

標高934mぐらい日記

straight or curve ?

2011年04月18日 | Weblog
腰をやってしまった

無理な姿勢でトラクターのユニバーサルジョイントと呼ばれるものを付けようとしたら
腰に今までには無かった激痛が走った。
座って作業している分にはなんとか我慢できるが、立つ時はどっかにつかまらないと立てない状態だ
いつもお願いしている整体師にエマージェンシーコールしなければならない・・・

今日は一日ロータリー作業をする。ロータリー作業とは、トラクターで畑を耕す作業だ。
たまに大きな石があって手で運び出さないといけないのだが、
今の俺には到底無理な難行なので、所々石をよけながらロータリーしていった。

トラクターの中では先日購入したウォークマンを使い、FMトランスミッターで車内ラジオに電波を飛ばしながら
レッドツェッペリンを聴いていた。ハードロックはハンドル操作が荒くなり
曲がったロータリー作業になってしまうのであんまり良くないようだ。
スローバラードの方がいいかもしれないが、逆に眠くなってしまう・・・

畝立てなどの作業をしながら感じるのだが、未だにまっすぐの美しい畝が立てられない。
まっすぐ進むのって簡単そうで難しい。
そうなってくるとまっすぐ畝立てしなくてもいいんじゃないか、いいキャベツさえできれば
と開きなおるのだが、まっすぐにこだわるのもそれはそれで意味があるような気がする

たとえば白い紙にフリーハンドでまっすぐな線を描くのは難しい。
まっすぐな線が美しいかどうかは感じる人それぞれだろうけど、大地に描くまっすぐな線
まっすぐな畝(うね)を立てる事は、畑に対する農夫の誠実さの表れなのかもしれない
雨が降った時に、ストレス無くまっすぐ流れ落ちていくという実質的な理由もあると思うけど・・・

訳の分からない話をしたついでにまだ続けるが、
曲がるというのはまっすぐが存在するから認識できるわけで、横道にそれたり道草したり、
グレたり、いろんなことを経験してはじめて「まっすぐ」の良さも分かる

まっすぐもいい、曲がるもいい。畑は三角だったり台形だったり傾いていたりする。

  
   大地に美しい絵を描くのも楽ではない・・・
     
            (写真はネットで見つけた北海道美瑛の美しい畝です)


今日の一曲  10cc  I'M NOT IN LOVE
   http://www.youtube.com/watch?v=2rgepWg4rzw&feature=fvwrel                 






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