上発地村から

標高934mぐらい日記

天命なんてコロコロかわるのよ

2019年10月07日 | Weblog
朝夕寒い日が続くようになった。娘達は半ズボンとTシャツでファンヒーターにあたっていて
「おいおいどういうことだ!?」って文句の一つも言いたくなる…
暑い暑いっていう夏もそんなになかったまま九月も終わって早くも十月に突入、今シーズンの野菜生産も先が見えてきた感じだ。
八月のお盆に誕生日を迎えていよいよ五十代に突入、孔子の言葉を借りれば「知命」の年回りで天から与えられた使命を知る年齢になったらしい
天から与えられた使命はこのまま農業に精進してこの道で生計を立っていけってことなんだろうと思うし、それ以外他に特技やキャリアがあるわけでもないのでそれで頑張っていくほかないのだが、今年の野菜生産と同じで先がある程度見えてきて、この後も大なり小なりこんなラインだろうなっていう感じもして少し寂しい
かと言って、次の画期的な展開とか夢があるわけでもなく、気力は農業を始めた25歳の時がピークで、今は正直その七割六割っていったところで、70歳7か月でエベレスト登頂をした三浦雄一郎さんの爪の垢を煎じて飲む以外に気力の驚異的回復は見込めそうもない。
今年度で消防団も退団、農協青年部も退部となり、公的な活動が少なくなっていくのにともなって本業に専念できる時間と余裕もできそうだ。
ただ、時間的に余裕ができるからそれがすべて仕事の時間にあてられるかといったらそうではない。忙しいところをやりくりするから仕事の段取りもしっかり組み立ててたり、本業以外の活動が大変とはいえ、それが息抜きになって本業に打ち込めるってこともある。

ちょっと理屈っぽくなった…

そんなわけもあってちょっと衝動的になった。ドラムセットを買ってしまった。
初心者セットなのでたいしたないんだけど それでも八万円した。高校の時バンドを組んだことがあり、その時ドラムを担当した。たいしてうまくもないし才能もあるとは思えないのだが、興味はすごくあったし、いまでもうまく演奏できたらいいなと思っている。
YouTubeを見ながら何となくたたいて楽しんでいるんだけど、やっぱりちゃんと演奏できるまでには相当量練習しないと駄目な感じだ。わかってはいたのだけれど、たたいて楽しくなるにもある程度技術がないといけない。昔からずっと言ってることだけれど、テクニックは楽しむためのツール。ドラムセットと同様にテクニックというツールも揃えないといけない。
ドラムっていうのは比較的間口は広いような気がするけど奥は果てしなく深い。まあドラムに限らず楽器はみんなそうだし、仕事や学問もすべてそういうことだろう…
どういう風にこの楽器と付き合っていくかはまだ未定だけど、なにがどう繋がるかは予想できない。

最初はあんまり乗り気じゃなかった消防団だったけど、入団して活動していろんなところと繋がった 

面白い半世紀を過ごせて本当によかった…

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