久しぶりに寝坊した
と言うか、潜在意識が確信的に寝坊を引き起こした。
昨日のうちになから(だいたい)仕事が一段落したので、今日は完全に気が緩んでいた。
朝メンバーから携帯に電話があった。ちょうど雨が降っていたので
そのまま今日は休みましょうとなったが、見る見るうちに天気は回復してしまう。
しかし一旦休みと決めたので、迷わず家族でドライブに出掛けることにした。
とりあえず一路「美ヶ原高原美術館」へ。
裏庭の妙義荒船林道を走り、佐久方面へ抜けることにした。
雨上がりの林道は緑深く、霧も頻繁に風に乗ってやってきては車を包みこむ。
酸素とマイナスイオンが行く手に充満していた。気持ちがいい・・・
とりあえず道途中にある神津牧場に立ち寄ってみることにした。
かみさんは牧場のあの独特の匂いが嫌いであんまり行きたそうではなかったのだが
下の双子姉妹が行った事無かったので無理やり行くことにした。
かみさんは昔実家で豚を飼育していて、その時のトラウマで家畜が嫌いになったそうだ。
俺はあの匂いや雰囲気がむしろ好きなのだが・・・
神津牧場は1887年(明治20年)長野県北佐久郡志賀村(現在の佐久市)出身の
神津邦太郎が開設した日本で最初の西洋式牧場である。山奥の傾斜地で厳しい環境のため
放牧に適した牛であるイギリス原産のジャージー牛が飼育されている。
当時の日本人の体格改善のため、バターなどを供給目的に乳脂肪分が高いジャージー牛を
飼育する意味合いもあったようだ。
栄養が満ち溢れた昨今、家で低脂肪牛乳を飲んでいる俺はバチ当たりだな。
とはいえ普通の牛乳ではお腹がゴロゴロしてしまう。
小学生の時は毎日飲んでいても平気だったのに・・・
子供達が牛の乳しぼりを体験した後、名物のソフトクリームを食べた。濃厚だった。
かみさんはその濃厚な牛乳の味が嫌いなようででモカソフトを食べていた・・・
さて寄り道はこれくらいにして、いよいよ霧ヶ峰ビーナスラインを通って美ヶ原へ。
初夏のビーナスラインはレンゲツツジが咲き、一番いい季節を迎えていた。
無料道路化されたのもうれしい。バイクや観光バスも多かった。
美ヶ原高原美術館に着いたのは午後4時、閉館1時間前だった。
「神津牧場なんかによってるからよ」とかみさんから一言あったのだが
そんなことは気にせず入ることにした。
小学生未満無料というのもありがたいが、美術館にしては入館料が割安なのに感心した。
絵画は絵具とキャンバスだけで材料費はたいしたことないが
屋外彫刻は材料費も結構かかっているはず・・・太っ腹!フジサンケイグループ!
急ぎ足で回ったのだがそれはそれでよかった。
ひとつひとつの作品にまともに対峙していたら時間がいくらあっても足りない。
作者の奥深くまで入り込んでいったら心がもっていかれてしまう。
家族で来たときには散歩感覚で見るのがちょうどいいのだ・・・
それにしてもここはロケーションが良すぎる。
ドロドロした題材の作品はどうもこの場所には似つかわしくない。
青く澄んだ風と空がドロドロを容赦なく吹き飛ばしてしまうのだ。
先ほど家族と過ごした標高2000メートルの非日常を終え、標高960メートルの日常に帰ってきました。
今日の一曲 森の木琴 Jesu Joy of Man's Desiring (バッハ)
http://www.youtube.com/watch?v=C_CDLBTJD4M
と言うか、潜在意識が確信的に寝坊を引き起こした。
昨日のうちになから(だいたい)仕事が一段落したので、今日は完全に気が緩んでいた。
朝メンバーから携帯に電話があった。ちょうど雨が降っていたので
そのまま今日は休みましょうとなったが、見る見るうちに天気は回復してしまう。
しかし一旦休みと決めたので、迷わず家族でドライブに出掛けることにした。
とりあえず一路「美ヶ原高原美術館」へ。
裏庭の妙義荒船林道を走り、佐久方面へ抜けることにした。
雨上がりの林道は緑深く、霧も頻繁に風に乗ってやってきては車を包みこむ。
酸素とマイナスイオンが行く手に充満していた。気持ちがいい・・・
とりあえず道途中にある神津牧場に立ち寄ってみることにした。
かみさんは牧場のあの独特の匂いが嫌いであんまり行きたそうではなかったのだが
下の双子姉妹が行った事無かったので無理やり行くことにした。
かみさんは昔実家で豚を飼育していて、その時のトラウマで家畜が嫌いになったそうだ。
俺はあの匂いや雰囲気がむしろ好きなのだが・・・
神津牧場は1887年(明治20年)長野県北佐久郡志賀村(現在の佐久市)出身の
神津邦太郎が開設した日本で最初の西洋式牧場である。山奥の傾斜地で厳しい環境のため
放牧に適した牛であるイギリス原産のジャージー牛が飼育されている。
当時の日本人の体格改善のため、バターなどを供給目的に乳脂肪分が高いジャージー牛を
飼育する意味合いもあったようだ。
栄養が満ち溢れた昨今、家で低脂肪牛乳を飲んでいる俺はバチ当たりだな。
とはいえ普通の牛乳ではお腹がゴロゴロしてしまう。
小学生の時は毎日飲んでいても平気だったのに・・・
子供達が牛の乳しぼりを体験した後、名物のソフトクリームを食べた。濃厚だった。
かみさんはその濃厚な牛乳の味が嫌いなようででモカソフトを食べていた・・・
さて寄り道はこれくらいにして、いよいよ霧ヶ峰ビーナスラインを通って美ヶ原へ。
初夏のビーナスラインはレンゲツツジが咲き、一番いい季節を迎えていた。
無料道路化されたのもうれしい。バイクや観光バスも多かった。
美ヶ原高原美術館に着いたのは午後4時、閉館1時間前だった。
「神津牧場なんかによってるからよ」とかみさんから一言あったのだが
そんなことは気にせず入ることにした。
小学生未満無料というのもありがたいが、美術館にしては入館料が割安なのに感心した。
絵画は絵具とキャンバスだけで材料費はたいしたことないが
屋外彫刻は材料費も結構かかっているはず・・・太っ腹!フジサンケイグループ!
急ぎ足で回ったのだがそれはそれでよかった。
ひとつひとつの作品にまともに対峙していたら時間がいくらあっても足りない。
作者の奥深くまで入り込んでいったら心がもっていかれてしまう。
家族で来たときには散歩感覚で見るのがちょうどいいのだ・・・
それにしてもここはロケーションが良すぎる。
ドロドロした題材の作品はどうもこの場所には似つかわしくない。
青く澄んだ風と空がドロドロを容赦なく吹き飛ばしてしまうのだ。
先ほど家族と過ごした標高2000メートルの非日常を終え、標高960メートルの日常に帰ってきました。
今日の一曲 森の木琴 Jesu Joy of Man's Desiring (バッハ)
http://www.youtube.com/watch?v=C_CDLBTJD4M