上発地村から

標高934mぐらい日記

2016年11月26日 | Weblog
今年の出荷が終わった

終わったというか終えざるを得ない状況になった感じ 一昨日の雪とキツイ冷え込みでキャベツも限界になっている
最後まで赤字にならない価格ではあったが、なにせ玉のサイズが小さかったので箱に詰めるのもなかなか手間がかかった。市場行きのトラックも隔日になり、農協も最後にはそのやりくりもつかなくなったようである。
今シーズンは五年振りに自分で経営することを決意したわけだが、復帰戦にしてはなかなか手ごわい相場環境と気象環境だった。
シーズン前半は去年の高い相場の影響で農家の作付意欲もあったらしく豊作基調の安値安定、後半はお盆過ぎにほとんど雨ばかり、キャベツは全く成長せず10月に入ってから半月出荷するものがなく休業状態だった。10月真ん中からおとといまで小玉キャベツをボチボチ出荷しながら今シーズンの終了を迎えたわけだが、まあなんとかこなせた感じでひとまず良しとするかという感じだ。

自分で経営してみてあらためて思うのは、やはり忙しいとはいえすべて自分の時間で仕事をしているという時間感覚っていうのは心地いいっていうことだろう。今年はかみさんと二人だけでやっていたので、そのユニットの時間割ですべての作業がすすんでいった。たまにかみさんがいない時には一人で収獲なんていうイレギュラーもあったが、とりあえずそれもなんとかカバーできるような作付だったし、半月の休業は天候によるものだからいたしかたあるまい。

さあこれからどういう感じでいこうか…
とりあえずバイクで旅にでなければなるまい、10月休業中の際の二泊テント旅行が、ツーリング途中のバイク故障で断念せざるを得なくなり完遂されていず不完全燃焼になっている。

旅せずにはいられない、人生は旅なのだから。

寅さんはなぜ旅にでたのだろう… 寅さんはおいちゃんとおばちゃんとさくらに会いに来るために旅に出たのかもしれない

  俺はなぜか?   それは旅したいから旅するに他ならない…

 今日の一曲 自転車にのって / 高田渡&なぎら健壱&坂崎幸之助   https://www.youtube.com/watch?v=uNf7VB8MR0o