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上発地村から(今はちょっと遠くから)

標高934mぐらい日記(今は標高0,1m)

カニかま

2012年02月02日 | 独言
ここ数日最低気温がマイナス10度以下まで下がり、四十過ぎには正直シンドイ。

大寒を過ぎ立春間近なのだが、ここ数日は道も凍りつき過ぎていて車がスリップすらしない。
まるでアラスカのようだ。(アラスカに行った事はありません・・)

今日は朝からスキー場のゲレンデに出ていたのだが、この寒さで人工降雪機(スノーマシン)
の雪は極上のパウダーになっている。

軽井沢プリンスホテルスキー場は晴天率が高く、山のスキー場が荒れている時でも
ほとんど吹雪く事がないのだが、今日は雪こそ降っていなかったものの強い風が吹きまくっていて
ゲレンデの案内看板を運んでいたら、そのまま群馬まで飛ばされてしまうかと思った・・・

寒い日には甘酒が飲みたくなる。酒粕をお湯で溶き、砂糖をたっぷり入れてできあがり。
甘酒というより酒粕溶き汁なのだが、これを子供の頃から甘酒と言われて飲んでいたのでいたしかたない
今までどんだけニセモノを食べたり飲んだりしてきたことだろうか。
子持ちシシャモなんてキュウリウオっていう別の魚を食べさせられてきたし
先日食べたレバ刺しは蒟蒻(こんにゃく)でできていた。

学校で習ったことだってニセモノだった。鎌倉幕府は1192年じゃなく1185年に始まったって言うじゃないか!
アインシュタインの特殊相対性理論だって怪しいらしい・・・

残りの人生は自分の感性をもっと信じてやろう。周りに振り回されずに自分の感じたものを信じて。
ニセモノばかりを受け入れて出来上がった今の俺が、簡単に見極められるとは思えないけど・・・

そう言えば「アラスカ」っていうカニ風味かまぼこがありますよね。よくかみさんが買ってきます。

今日の一曲  Bryan Adams   Cuts Like A Knife
http://www.youtube.com/watch?v=6VZhSkREYBc&feature=related






他力本願改め、自力解決

2011年01月14日 | 独言
ここ数日飲み過ぎている

12日はスキー場の新年会で日本酒を飲み過ぎて潰れ
13日は消防出初め式の後の伊香保温泉での新年会でも日本酒を飲み過ぎ
今日も最後はお神酒と称してどんど焼きで日本酒を飲んだ。

もうビタミン剤もウコンも効かない。自重せねば・・・

どんど焼きは世話人だったため、かみさんは朝からおにぎりや煮物等の準備で忙しく
俺も周りの枯れ草に燃え移らないように草刈りなどをし、いざという時のために
タンクに水まで用意した。

どんなに用意周到にやっても村の長老から何かとダメ出しされる。
まあ逆らっても仕方ないので、素直?に聞く事にし、なるべく近づかず、遠くに
構えてやり過ごしたりしていた。

近所のおじさんにも「ちょっと盛りが少ないんじゃないか」と言われ、
前日に軽トラ一台樅の木を追加しておいたのだが、いざ火をつけると
中までぎっしり詰まっていたらしく、いい勢いの炎になって景気よく燃えていた。

例年だと会場の休耕田に雪があるのだが、今年は全くないので、枯れ草に
燃え移らないように注意しなければならなかった。風も弱い東風、寒くないどんど焼きになった。

月はてっぺんに半月で浮かんでいて、炎が赤に染めていた。
樅の葉っぱはパチパチと音を立て、火の粉は吸われるように天に舞いあがっていく。
なかなか炎の勢いが弱まらないので、みんな”まゆ玉”を炙れずにいた。

そういうのもまた長老達のダメ出しの材料になるのだが・・・

なにはともあれどんど焼きの世話人の仕事は無事終わった。

今年も家族みんな健康で過ごせますように願ってみたが、その前に俺の不摂生は
願ってなんとかなるもんじゃなく、改めなければならないんだよな・・・

   今日の一曲 ボブディラン ”Like a Rolling Stone”
   http://www.youtube.com/watch?v=hk3mAX5xdxo



もらったジャンバーが暖かい

2010年12月09日 | 独言

かみさんはいつも子供達を保育園に送りだしてから近くのホームセンターの
アルバイトに行くのだが、今朝は娘達がうだうだしていて時間が無くなってしまい
俺が保育園に送ることになった。
最近双子の娘達が反抗期なのだろうか、スムーズな送り迎えができない。
かみさんが仕事を始めたため、今までみたいにガッツリ接してあげれてないのも
原因の一つだと思うが、本人たちの性格的な特徴も大いに関係している。(すごいです)

なんとか送り出し、その後、最後の小作料を支払いに地主さんのところに行ったのだが
留守だったため、そのまま税理士さんのところに領収書や書類等を提出しに行く。

続いて、町役場に行き「認定農業者」の再認定書類を提出。
今日がタイムリミットだと昨日電話があり、ギリギリ提出した。廃業を決めた農家なので
どうかとも思ったが、農業者年金の絡み等もあるため、とりあえず提出だけはしておいた。

家に帰り、これも提出をしてくれと催促のあった「戸別所得補償モデル対策加入申請書」
なるものにとりかかろうとしていたところ、突然玄関のチャイムが鳴る。
最初は見たことのないおばさんだったので戸惑ったが、亡くなった母の小学校の同級生だった。

お線香をあげにきていただいた。 

母が一年生の頃一緒で、その後引っ越してしまったのだが、生前何度か会って話したり
したとのことだった。

ありがたかった。小学校の頃の話は母ちゃんらしいなと思って、思わず笑ってしまったが
そのあと泣けてきた。忘れていた感情がこみあげてきた。

帰り際 「今日来れてよかった」とおばさんは言った。 
俺も「来ていただいてよかったです」と言う。心の整理なんて多分ずっとつかないと
思うけど、話すことで救われることは沢山ある。

問題山積みだけど、一つ一つときほぐしていけばなんとかなるだろう。 

焦らず、一歩一歩・・・

春を待ち望む

2010年11月28日 | 独言
家族は日曜日で朝からのんびりしていた。
今日こそは白菜を囲ってしまわねばならないので、午前10時ごろ
白菜の凍みが溶けてから収穫する。思ったよりも大きくなっていて
なんとか冬の間はもちそう、近所の親戚にもいくらか配ったりした。

昼ちょっと前に農業士の酪農家H君が自分の家の生牛乳を持ってきてくれた。
しぼりたての生乳なので一度沸騰させてから飲むように言われた。
お昼に二日目になったカレーを一緒に食べ、近況報告などをした。

そこで話題になったのが、農家は長い間やってるうちに、頑固になっている
ということだった。彼はそれは良くない事だと言う。
職人は本来頑固なんじゃないかと思ったが、やっぱりいい経営をしている農家は
発想が柔軟だというのだ。

俺は自分が頑固なんだかなんなのか、それすら判断できなくなっている。
たしかに就農当時は、右も左もわからず、いろいろ自分なりに工夫してきたと思う。
今は、そういう新しいものに挑戦する気持ちも無く、職人としての丁寧さも
無くなってしまった。

H君も新しい一歩を踏み出そうと模索しているが、なかなか踏み出せないと言っていた。

昔ながらの丁寧な仕事が一番大事だし、それを続けながら、一歩前に踏み出す。
そういう積み重ねなんだろう。一足飛びにはいかない。


ここ数日暖かい日が続き、土も乾いている。まだいろんな畑仕事も残っている。
午前中かみさんは裏山に特売半額のユリの球根を植えた。
種をまいたり、苗を植えたりというのは、未来に向かってのアクションである。
球根を植えたのを見て、春がグッと身近になった。未来があるんだと実感した。

まだ冬になったばかりなのに、ほんのり甘い牛乳を飲みながら、春の事を考えていました。

今日の一曲 ARB 魂こがして
ttp://www.youtube.com/watch?v=5FH_Ld1KxT8&feature=related

打ち上げ(家で)

2010年11月25日 | 独言
なんかよくわからない写真ばかりですいません。

今日は”玉掛け”の講習で川中島まで出向いた。
昨日今日の二日間にわたり、昨日は学科、今日は主に実技の講習だった。

”玉掛け”とはクレーンに品物を掛けたり、外したりする作業のことである。
重心を見極めてバランスをとるのが結構難しい。重量のある品物をつりあげるには
危険が伴うので、無駄な動きを避け、慎重かつ確実な作業しなければならない。
面白いというのもなんだが、なかなか奥の深い仕事だと思う。

つりあげる前に品物の重量を見極めるというのも、難しい作業だ。

たとえばコンクリートとアルミ、どちらの方が比重が軽いか・・?
(比重が軽いというのは適切な表現ではないが、あえてこう言います)
なんかアルミのが軽そうだが、実はアルミ2.7 コンクリート2.3で
コンクリートの方が軽いのである。(水の比重が4℃で1とした場合)
ちなみに最も比重が高いのはイリジウムで、22.61もあるそうだ。

ちょっとマジでなんのこっちゃになるといけないのでこの辺でやめるが・・

とりあえず最後に実技検定をやり、無事修了となった。

あいかわらず不安定な状況を資格みたいなもので埋め合わせしようとしているのが
自分でもハッキリ分かった。まあそれならそれでしょうがない。

一緒に講習を受けていたニッカボッカがまだシックリしない若者達がまぶしく見える。
一歩一歩前に進んでいこうとしている若者には必ず明るい未来が待っているはず
もしそうでないなら、日本はいい国とは言えない。

人の心配してる場合じゃないが、とりあえず合格祝いということで
閉店間際のスーパーで買った150円引きのアジの刺身を肴に、家で一杯することにした。

いいのだ、お祝いなのだから、これでいいのだ。これでよくなくてもこれでいいのだ。

今日の動画 http://www.youtube.com/watch?v=5IFGGYUMZMo&feature=related
            ↑
   クレーンでクレーンを引っ掛けています。凄い・・・



足るを知るをまだ知らない私

2010年11月19日 | 独言
最近テレビの調子が悪い。相変わらず、ブラウン管のアナログテレビなのだが
主電源を切ってしまうと点かなくなってしまうので、いつもリモコンで切っている。

そんなこともあり、今までリビングにあったテレビを炬燵のある隣の部屋に移した。
一台しかないので兄妹でいつもチャンネル争いをしている。

今は食事中テレビが見れないようになったのだが、これが結構新鮮な感じだ。
今までより食事しながらの家族の会話が増え、食べることにも集中するようになった。
確かに味覚と聴覚、視覚がいっぺんに入力されると、どれもこれもが中途半端になり
集中して知覚することができない。だから子供との受け答えもいい加減になっていたように思う。

ネットが復旧した事もあり、最近テレビを見る時間がかなり減った。

減ってみて思うのだが、テレビなんていらないような気がする。特に見たくもない番組を
惰性で見るのは時間の無駄なんだろう。
テレビもネットも何をチョイスするのかしっかり吟味しないと、あっと言う間に人生が終わってしまう。

    気付くのが遅すぎた・・・

まあブログは自分の頭の中を整理する意味もあると思うので関わっていくのも
いいんじゃないかと考えているが、地デジ移行による我が家でのテレビ廃止については
現実味を帯びてきている。
試しに数ヶ月やめてみたらどんな変化が起こるのか実験してみたい気もする。
テレビが無いことによっての弊害ってあるんだろうか? 世間に対しての感性が鈍るとか・・

実弟の家では一時期通常のテレビが見れなかったのだが、結局テレビ廃止には至らなかった。
無くてイライラするんだったら絶対あったほうがいいが、たばこと同じで、無くてもストレスを
感じなければ、やめちゃってもいいんじゃないだろうか・・・

話は変わるが、午後は研修生の全体送別会があり、小諸に出向いた。
その後焼肉食べ放題のスタミナ太郎に場所を移し、軽井沢だけでの送別会をした。
”食べ放題”っていうのは本能を刺激するシステムである。
若い研修生の腹を満たすための措置だったはずが、欲深くかつ意地汚い俺は ”元をとる”という
強迫観念に絡めとられてしまい、”足るを知る”ということを忘れて、突っ走ってしまったのである。
”食べ放題”というシステム自体に問題があるんだと自分に言い訳してみるのだが・・・

食後必ず後悔するので、”食べ放題”の店には普段ほとんど行かない。

食べ物や商品や情報が氾濫するのは良くないが、そんな状況の中であっても
必要な時、必要な物(事)を、必要なだけ、選択することができるのが、足るを知る人間なんだろうと思う。

と、偉そうな事を言いながら、帰りの車中ではピンクのイチゴアイスが頭の中をグルグルしていました。
 
  「もう少し食べたかった・・」 

     今日の一曲  小諸馬子歌  長野県民謡
     
     http://www.youtube.com/watch?v=32yihyJWoZQ


新米入荷しました。

2010年11月17日 | 独言
夕方に佐久の米農家、農業士のS君のところに新米をいただきに行った。
新米のコシヒカリというのはやはりテンションがあがる。
米はなんといっても食卓の主役。これで生命を維持していると言っても過言では無い。

いつも玄米の状態でもらっていって、必要な量だけ近所のコイン精米機にもっていき
白米にして食べている。一袋30キロあるのでかみさんは担ぐことができず
精米は俺の仕事になっているのだが、忙しいときは、結構これが苦になるのだ。

昔はうちにも結構でかい精米機があった。もみすり機(籾のついた米を玄米にする機械)
や玄米を白米にする大きな機械があったのだが、今は古くなり土蔵の奥で眠ったままになっている。
使えないことはないんだろうけど、発動機にベルトをかけたりして動かさなければいけないので
もうダメだろうな・・・

コイン精米機は一回30キロの玄米を白米にするのに300円かかる。いつも心のどっかに
引っ掛かっているのは、投入した米が本当にすべて戻ってきているんだろうかということなのだが
そこは機械を信用してやらなければいけないんだろう。(こういう所が自分でもセコいと思う)

精米したての米がやはり一番旨いということもあり、今回思い切って家庭用小型精米機を買うことにした。
何回か精米すれば、コイン精米の元がとれるという計算もしてみての結論だ。
帰りがけに大型電気店をハシゴして、一番安い店で購入することにした。

店には米粉でパンが焼けるという今話題のホームベーカリーなどもあり、なかなか魅力的な商品だが
まずは精米機である。ランニングコストや消耗品の事なども考慮し象印の製品にした。

家に帰ってさっそく精米してみる。 
玄米投入、スイッチオン! ”ぐぐっ・・ぐおーん” すぐに白くなった米が右のトレーに排出され、
左のトレーには”ぬか”が出てきた。 
小さい機械なのになかなかやってくれている。子供たちも「すげー!」と、歓声をあげていた。

これでコイン精米に玄米を持って行くことから解放された。
逆にかみさんはひとつ仕事が増えたということで、機嫌が悪くなっております。

      うちが昔使ってた籾すり機はこんな感じのやつです
             ↓ 
    http://www.youtube.com/watch?v=4Akysy8r7YY&feature=related


素人の冷や水

2010年11月15日 | 独言
先日蕎麦が豊作という話をしたが、午前は青年部で栽培した蕎麦の出荷調整作業をした。
「唐箕」と呼ばれる昔ながらの原始的な農業機械で、ごみと蕎麦を選り分け、それが終わると
ストーンピッカーという、これまた単純な原理で石と蕎麦の実を分ける機械にかけ 最後は
出荷用の袋に詰めて完成となる。 豊作になると、それはそれで大変な作業なのだ。

途中シカ避けネットを片づける部隊に配属され、蕎麦を刈り取った後の畑に行って作業する。

午後はレタスの出荷用段ボールの規格を検討する会議に出席した。
会議中意見も聞きながらも、自分の身の振り方のことで頭の中はぐるぐるしていた。
花の苗販売なんかも視野に入れ、直売を本格的にやってみるのはどうだろうか?とか・・・

今日の会議は出荷用のレタスの箱の高さを、現行の箱より1センチ深くするか否かということだった。
「たかだか1センチなんて!」と思われるかもしれないが、プロ農家にとっては重要な問題なのだ。
1センチ深くなるだけでレタスを箱に詰めた時の荷傷みを少なくできるのだが、そのために価格が一箱
12円もアップしてしまう。
最後はコストの問題で、結論は現行の方へと傾いていった。

会議後、家に戻り家の周りの雑用をする。
昨日農業委員さんから苦情の電話があり、農地転用して畑から道路になった所を、道路らしくして
くれというのだ。???な感じもしたが、逆らってもしょうがないので今日それらしい工事をした。

話は変わるが最近実弟にたしなめられた。 「まったく!素人は何にも判ってないんだから!」
家の東側にサッシを入れたのだが、いろいろ口出ししようとするとそんなふうに言われる。
確かに消費者とじかに接して野菜を売ってたりすると、こう言いたくなる時がたまにあるのだが。
先日農協祭で野菜を売ってた時、「お任せするからいいの選んで
なんて言われてなんかウレシクなり 「任せてください」なんて事になってしまった。

素人の思いつきや気分で家を作ったりするのはあんまりいい結果につながらないのはわかる、が、
プロはそういう素人の無知を逆手にとって商売してはいけない。わかんないならこの程度で納得させて
しまえばいいだろうなんていうことがあれば、お客はだんだんプロを信用しなくなってしまうし
自分でなんとかしようとした素人は案の定失敗してしまう。
お客さん第一で商売するというのがプロ、だからお互いが信頼しあえる価格設定というのが
大事なんだと思うが、こないだの農協祭の時のおばちゃんの値引き交渉は凄まじかったなぁ・・・

※ 実弟はいそがしい合間をぬって、ボランティアで関わってくれました。本当にありがとう。
  この場を借りてお礼申しあげます。施工業の重要性をあらためて理解しました。

  

クレーン実技

2010年11月14日 | 独言
本日小型移動式クレーン講習二日目
朝7時の打鐘をしてそのまま会場の上田に向かった。

午前中は学科講習の後すぐに学科の試験があった。
教官がテストにでる問題を教えてくれたので、休み時間はそこを集中的に覚える。
今日の学科では質量についての講義があったが、質量の定義は非常に難しいということ
だけは理解できたが、E=mc² の件はさっぱりわからなかった・・・

その後なんとか学科テストは合格したようだったが、何点以上で合格なのかは
教官は最後まで教えてくれなかった。謎である・・・

お昼を食べてからは写真のような、通称”ユニック”と呼ばれる移動式トラッククレーンでの実技。
実技はまた違う教官だったのだが、言葉の語尾に「~ら」「~ろ」が付く南信なまりの
教官だった。 長野は広い。

とにかく品物の”ふれ”を止めるのがなかなか難しい。受講者は総勢6名なのだが
最初のうちはみんな苦戦していた。俺もコンクリートの詰まったたドラム缶を危うく車体に
ぶつけそうになったが、スラロームを何回かこなしているうちに機械の癖にも慣れ 
”ふれ”の止め方のコツもわかってきた。

教官も親しみやすく、高校生と担任の教師のような感じでなんとも懐かしい雰囲気だった。
本日はここまで、実技試験は後日20日となった

帰り道では、高校生の買い食いのようにマックポーク100円で一息つく。

アルバイトのお姉さんの笑顔がまぶしかったが、バックミラーに映した俺の顔は
疲れた41歳のおっさんの顔だった・・・・

  今日の一曲 ムジカーシュ Régen volt, soká lesz
   http://www.youtube.com/watch?v=Z0_sC_FeMaw&feature=related

ライセンスマニア

2010年11月13日 | 独言
今日明日と20日の3日間をかけて、小型移動式クレーンの免許の講習を受けることになった。

小型移動式クレーンは、街中でよく見かけるトラックに付いているクレーンを
操作するのに必要な資格である。

7時に自宅出発、8時過ぎに上田市の会場に到着。
受付を済ませて席に着こうとしたら、偶然にも中学の同級生が前に座っていた。
彼は電気工事会社に勤めており、仕事に必要なので講習に来たそうだ。

いろいろ話を聞いていたら、大きなミスを俺は犯していることに気付いた。
クレーンの資格だけでは仕事にならない、ワイヤーに荷物を掛けたり
外したりする”玉掛け”という資格が他に必要なのである。

なんとなく知っていたのだけど 今回それも一緒に取れると勘違いしていた。

午前3時間、午後3時間みっちり学科講習を受けたが
力学なんかが絡んでくる難しい講義では知恵熱が出てくる・・・

便利な機械は簡単に扱うことができるが、原理はよく分かってなかったりする。

意外だったのは、ヨーロッパに比べ、日本の次世代ディーゼルエンジンの開発が遅れている
ということだ。講師はハイブリッドよりこっちに力を入れるべきだと力説していた。
我が家で唯一次世代ディーゼルエンジン(コモンレール技術)を搭載していたトラクターは
資金難のため先日売却処分してしまった・・・

明日は実技があるので、お昼のおにぎりは大3個にしてくれとかみさんにお願いしました。

※知恵熱とは・・・ 乳幼児が身近な危険度の低い微生物への免疫を自力で獲得する過程で
           発熱するため、知恵づきだすこの頃の原因不明の発熱を知恵熱と呼んでいた
           家庭内では病原体に接触する機会が無かった児童が、小学校で初めて
           集団生活し感染した場合に発熱することが多い。
       
       子供が頭を使いすぎて熱が出るということは無いそうです。(ウィキで調べた)
       
  

重大決意

2010年11月10日 | 独言
本日もお弁当のおにぎりを持って自動車学校へと向かった。

朝一番の教習では、新幹線佐久平駅までの経路を自分で選択し、お客さんを乗せて
走行するという設定での路上教習になった。

学生の頃、バイクで日本海を北上して北海道に向かったことがあったのだが
左側に海があれば間違いないだろうというぐらいの感性しか持ち合わせていなかった。
今もそんな感じなのだが、あてずっぽうな予想到着時間と予想距離が、意外にも当たってしまい
俺も教官もちょっとびっくりしていた。

2時間目は第二段階の見きわめ教習、踏切でうっかりギアを変えてしまったが、なんとか路上教習
を修了することができた。

3時間目は模擬テスト。昨日は自宅で問題集を2時間ぐらいかけてやってみた。合格点の90点は
3回やって3回とも出なかったが、今日の試験では、問題の雰囲気が分かっていたのと勉強した
設問がいくつか出たこともあり、90点を突破、明日卒業検定を受けれることになった。

学ぶことは楽しい。学ぶことは贅沢なことだ。もっと学生の時学んでおけばよかったと後悔するのだが、
当時は知的好奇心を掻き立てられるような魅力ある授業じゃなかったように感じていた
高校の物理なんかは単に俺の脳回路の処理能力をはるかに越えてしまっていたので仕方がない。

教習が終わり、昼に自家製梅のにぎり飯三個を食べてから、気分をリフレッシュしようと思い、
学校近くにある、牧場に行ってみた。厚手のパーカーが少し野暮ったいほどの暖かい午後だ。
結構な頭数のヤギが牧場の草を食んでいる。ヤギって飼育するのはいいけど 食肉用? 
食べたことないなぁ・・ 乳でチーズをつくるって聞いたことがあるけど・・
今話題の尖閣諸島では、ヤギの大繁殖が問題になっているらしいが。

いよいよ酒や老化で脳回路がポンコツになってきた。ポンコツなりに鍛えて明日の本番に臨んでみるか!
よーし今日はビール(リキュール発泡性)を飲んで、早いとこ休もう!!   

 牧場のホームページ http://www.nlbc.go.jp/nagano/

風が強かったんだって!

2010年11月09日 | 独言




朝6時半に起床する。7時に半鐘を叩くためだが、何年やっても緊張する仕事だ。

無事打鍾したのち、ストーブに火を付け、お茶を飲み、おとといのカレーの残り
を朝飯に食べた。

二種免許も今日で学科教習の最終日、いよいよ大詰めになってきた。
やっと敏感で利き過ぎるブレーキに慣れてきたのだが、昔に比べ反応が鈍くなっているやら
目も悪くなっているやらで、何とも情けない・・・

今日は一日中風が強かった。教習中、踏み切りで列車の来る音を判断するために
窓を開けるのだが、開けた途端に風がびゅうびゅう入ってきた。冷たい北風じゃなかったので
まだよかったけど。

午後は家に戻り、軽トラックの壊れた荷台のアオリを溶接して直したり、
育苗ハウスに耐雪パイプを「おっかったり」する。

研修生のワン君は、2、3日前からビニールハウスを建てている。今年まで借りていた所
から移設し、来年は倉庫代わりか、自家用野菜を作るハウスに使えるようにするつもりだ。

農機具はもう少し整備してからしまわなければならないのだが、4時を過ぎると
日が陰ってきて気温をグッと下がるので、早仕舞いしたい気分になる。
外での仕事が快適に出来るのは、年間を通して限られた日数しか無いのだが
今年は特に快適日が少なかった。

夜8時、夕飯を食べ終えてからもう一度半鐘を鳴らしに火の見櫓に登った。
叩き終わって帰ったら、かみさんが、「聞こえなかったけど」 だって・・・
風が強かったんですってば! 本当に!! 
 
              まあそんなもんなんだな。




そば豊作

2010年11月05日 | 独言
今年はそばが豊作だ。去年は不作とブログに書いていた気がする。

農協青年部で収穫したそばなのだが、刈り取ってから数日間ハウスの中で天日干ししておいた。
一つまみ農協に持って行き、水分量を計ったら15%を切ってしまった。本来15.2ぐらいが
ちょうどいいのだが、いくらか風味が飛んでしまったかもしれない。

300キロ以上の玄そばを袋に詰め、農協に持って行く。野菜出荷場では明日から二日間開催される
農協祭の準備でいそがしそうだったので、邪魔しないように端っこにそっと下ろして来た。

ここんところ霜がきつかったようで、畑の雑草の”ハキダメギク”が真っ黒くなって枯れている。
それに伴って今までいじけていた自家用白菜が姿を現してきた。なんとか冬越しできそうだ。
今年は出荷用秋白菜を作っていなかったので稼ぎそびれてしまった。キャベツもいい相場のようだが、
指をくわえて見ているほかない・・・

廃業したのだが、野菜作りは続けていこうと思っている。離農ということではない。
近所のおじさんおばさんもみんな多かれ少なかれ「農」にかかわっているし、
「百姓」をやって生きている。俺は農業の ”業”の部分が外れたということだ。

現金収入と農をどう組み合わせていくのかが課題なのだが、どう計算しても現金が相当必要だ。
電気代に始まり水道、ガス、電話、新聞、国民年金に国保、教育費に生命保険に住宅ローンなどなど。

どこから見直そううか?  とりあえずプロバイダー契約したのは間違いだったかな・・・

今日の一曲 R.E.M  ” Losing my religion”
http://www.youtube.com/watch?v=AwUZVkKfE70&feature=related


紅葉ドライブ

2010年11月04日 | 独言
今朝は霜がべったりフロントガラスについていた。
丁寧にアイススクレイパーで霜を落とし、自動車学校へ向かう。
学校への通学路も運転の練習しているため、毎朝時間に余裕をもって家を出ている。

一時間目はドライブシュミレーターを使っての教習をした。ゲームセンターにある様な装置で
なんかちょっと変な感じだ。

二時間目は山坂道のあるゴルフ場の方まで実際の車を使っての路上教習となった。同級生も
一緒に教習を受けたので、後ろの席に乗っているときは紅葉を見る余裕などもあり
少しだけドライブ気分を味わっていた。(こういう不謹慎さがイカンのだろうな・・・)

三時間目から七時間目までは救急法をみっちり学び、いつでも心肺蘇生ができるぞという
自信もついたが、実際の現場で迅速に行動するのはなかなか難しいものである。

今回自動車学校の同級生となった彼は、偶然にも年齢と名字が同じだった。お互い失業者であり
なんか変に共感してしまうところがある。
つくづく再就職って厳しいんだなと二人でぼやいていたのだが、そんな二人をしり目に
となりでは大型二輪免許の卒業検定を終えた年配のおじさんと元気のいい青年が
それぞれ合格を喜んでいた。

一種の高校生なんかもフレッシュな感じがしていいのだが、二種ってなんかビミョー

「なんでこのおっさん達教習所きてんだ?」ぐらいに思われてるのかもしれない・・・

   
   今日の一曲 山本潤子 ”卒業写真”
  http://www.youtube.com/watch?v=Myx6L59ZU8U

マツタケ御飯もどき

2010年11月03日 | 独言
本日教習所が休校のため、ソトコトをして一日を過ごした。ソトコトとは屋外の仕事。
それはつまらない雑用であったり、庭作り、ガーデニング(好きな言葉じゃない)だったりする。
どっかの出版社が勝手に作りだした造語なのだろうが、意外にしっくりした言い回しだと思う。

中学校のころ理科の先生に「趣味はなに?」と聞かれ、「庭いじりです」とウソをついた。
なんでそんなウソをついたのかわからないが、多分大人に見られたかったのかもしれない。

俺はあまり庭作りをするようなタイプではなかったのだが、年をとるにしたがって
自然とそういうのがしてみたくなってきた。

イギリス人は庭作りをすることによって自分の家の資産価値を上げたりして、いざというときに
処分できる財産を維持しているらしい。

若い頃は家を財産として考えることはなかった。それよりも意識は外へ、外部へと向かっていて
無駄に余っていたエネルギーを効率悪い方法で効率悪い方向に発散していた。
最近は持て余しているエネルギーなど無い。大切に使っていかねばなるまい。

今日は家の土台が傷んでいたので、グラインダーにワイヤーブラシをつけて表面をきれいに磨き
カラーレス(色なし)のキシラデコール(高級防腐塗料)を表面に塗った。塗ったというより、
木が塗料を吸ったというほうが正確な表現かもしれない。

これで建物の資産価値は実質いくらか上がったと思うが、評価額まで上がってしまうのは困る
固定資産税をたくさん払う余裕など、今の我が家にはないのだ。

先月、大昔に蚕を飼っていた屋根裏部屋の土壁の状態を見ようと、懐中電灯を持って中に入ったら
目の前に大きなスズメバチの巣!! 一瞬焦ったが、ハチはもうどこかに行ってしまっていなかった。

去年の秋、ハチが飛び回っていたとかみさんが証言しているが、俺は全く気付かなかった。
巣はノコギリで無事撤去。ラッカーで固めてガラスケースにでも入れて売ろうかとも思ったが
面倒なので、結局燃やしてしまった。

連日ソトコト、ウチコト、ザツコト、イロコト(いろんなことです)しながら生活しております。

タベコトでは夕飯に、永谷園のマツタケのお吸いもので作ったシメジ御飯をいただきました。

   今日の一曲 斉藤和義 「ずっと好きだった」
   http://www.youtube.com/watch?v=_W0XmBEFKdg&feature=related