上発地村から

標高934mぐらい日記

穀雨の合間を縫って

2011年04月19日 | Weblog
いい雨が降った。まさに恵みの雨だ。

昨日の夜からいい降りっぷりだったので今朝はゆっくりしていた。
しかし農協の担当者(これからは軽井沢グリーンファーム,略してKGFと呼ぶ)
の朝の訪問があり、午後にはキャベツ苗を育苗場まで取りにいくことになった。
単なる農家なら自分の時間として仕事とプライベート、入り混じりあいながら
生活しているのだが、会社の下で働くとそうは行かなくなってくる。

午前中は隣町の伯父さんの訪問があり、午後は一番で育苗場へ向かった。
農協直営の育苗センターでなく、個人経営の育苗場なのだが、さすがプロの技
揃った硬くがっちりした苗が育っていた。
計100トレー、2万株のキャベツ苗をトラックに積み込んで、去年までウチで
使っていた軽井沢のビニールハウスに運び込む。

相変わらず冬の間、猫のリラックスルームになっていたようで、あっちこっち
猫のおしっこ臭い。まあネズミを追っ払ってくれていると思えば多少我慢しなければならない。

その後は村の神社の春祭りの世話をするはずだったのだが、雨が止まないため
幟立ては中止、村内アナウンス放送で知らせたのだが、町議員選挙の選挙演説と
かぶってしまったようで、家に帰ったらかみさんに 「聞こえなかったけど・・」
とあっさり言われてしまった。

本日も腰は厳しい状態が続き、急遽夕方にいつもお願いしている整体師さんが来て
治療してくれた。ホントありがたい。
すぐにどうこうという事は無いが、これですこし様子をみていこうと思う。

夜は春祭りのお籠り(おこもり)のため近所の神社に向かう。参道の階段を上るのに
スキーのストックが役に立ったのだが、神社の世話人がこんな状態なのはいかがなものか・・・
とりあえず紙垂(しで)を本殿と社殿の注連縄(しめなわ)に飾り付け、
持ってきたキャベツの浅漬けを肴に社殿に置きっぱなしの冷えたお神酒で
一杯やっていたのだが、雨だったので参拝客は一人も来なかった。

お籠りの任を終える頃には雨も止み、ストックをついて階段を下りて行きながら
空を見上げると、冷たい月がまあるく輝いていました・・・

今日の一曲   Yundi Li   ショパン ノクターン Op. 9 No. 2
http://www.youtube.com/watch?v=EvxS_bJ0yOU&feature=related


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