#94(5-6) 「すれ違う心」Don't Dream It's Over
ジェイミーの夢にダンが現れる。ジェイミーは祖父ダンが死んだのではなく、刑務所に入っていることを知っている。
ブルックのお母さんビィクトリアが、レーベルの出資人として、ペイトンが売りだそうとしているシンガー、ミアについて口出ししはじめた。怖っ!リンジーが”ミセス悪魔”といっているけど、ほんと。この叔母さん、きつすぎる。ミアはショックをうけていた。ペイトンはヘイリーがリンジーを連れてきたことも気に入らない。
マウスの職場も、上司アリスの問題でめちゃもめ。マウスはアリスとそういう仲になってしまっていて、職場の仲間と板挟みの微妙な立場・・そして、上司アリスはたてついた同僚をクビにしてしまった。そのうちにマウスとアリスの仲も仲間に知られてしまう。マウスはアリスにNoと言えない立場になってしまう。どうするんだろう、マウスは・・
ネイサンの家では、プールで、ジェイミーとネイサンとビキニ姿のキャリーがプールで遊んでいる。ヘイリーはそれを見てしまう。う~ん、これはちょっと、どうかな・・・翌朝、ヘイリーはキャリーに「言いにくいんだけど、ビキニは着ないでくれる」と頼む。キャリーは、ソーリー、ビキニは二度と着ない、なんていっていたけど、この人、どうかな~、ちょっと問題ありな気がするよ。と思ったら、やっぱり、動けないネイサンにズボンをはかせようとしている。なんか危ないなあ。とっとと、クビにした方がいいような気がするけど・・・
ジェイミーはスキルスに、ダンがどうして刑務所に入れられたのか、聞いている。気にしているんだね・・。スキルスはジェイミーに本当のことを言ってしまったらしい。
ペイトンが売りだそうとしていたミアがどこかへ行ってしまったらしく、ペイトンはパ二くっている。ルーカスは手を貸すというけれど、リンジーの存在が気になるペイトンは、ルーカスに素直になれない。まあ、そうだろうね。ペイトンは今もルーカスを愛していて、まだ、リンジーのことを気にせずにルーカスと友達として見れないよ。
ヘイリーは、落第しそうなフィールズに条件を出す。『レ・ミゼラブル』を読んで、レポートを出すこと。そうすれば、落第は免れてバスケもできる。リバーコートでネイサンと話したフィールズはネイサンからバスケが個人プレイではなく、チームプレイであると言われる。そうなんだよね。フィールズがどんなに優れたプレーヤーだったとしても、チームが無ければ、その力を発揮できないから。ネイサンはさすがによくわかっている。
ブルックの母ビィクトリアは、ブルックに面と向かって、あなたには経営手腕が無いとはっきり言う。もし、そうであっても、このお母さん怖いなあ。ペイトンがビィクトリアを追いかけて、「ブルックをバカにしないで、あなたは本当はできる娘が怖いんだ、彼女が経営手腕を発揮したらビィクトリアは不要だ」と言い返す。ペイトンすごい。たぶんその通りだと思う。ビクトリアは才能があってお金を稼げる娘ブルックを自分だけが囲い込みたいだけじゃあないのかな。ペイトンはビィクトリアに「カネ目当てのヒル」なんて言われている。母親がいないとか。・・まあ、よくそこまでひどいこと言えるね、このおばさん。呆れた。いくら一見セレブっぽく見えても、ここまで高飛車だと下品に見えてしまうよ。
ルーカスもリンジーと元カノ、ペイトンの間で微妙な立場。ルーカス自身がどこか揺れているからね。ペイトンのことを気にしているリンジーに、キャリーは「付き合いがながいかどうかなんて関係ない」なんてこっそり言っているし。これって・・・
フィールズが訪ねてきて、条件を飲むと。よかったね。これで、彼の未来が開ける。
ミアが戻ってきて、自分ではレーベル一号は無理だと言う。でも、彼女はペイトンにこう言う。「力になりたい。”人生は無意味”と思っている子たちの力に。・・・有名にならなくてもいい。金持ちになりたくない。そうじゃなくて、ひどい一日を過ごした子がーその歌を聞いてる5分は希望が持てる、そ5分は何も怖くないと思える、そういう曲が作れたら私は満足できるよ」ミアって、気弱そうに見えたけど、こういう女の子だったんだね。たぶんペイトンも音楽を同じように考えていると思う。ミアはきっと、レーベル第一号にふさわしいね。
ブルックが母ビィクトリアに、「心配でたまらないと思うけど、私を信頼して。何が会っても、これだけは言いたい。ママを愛してる。そして感謝している。それだけじゃ足りないけど」 ビィクトリアはが答える「信頼しているわ。それに愛しているし、心から誇りに思っている。その気持ちは消えない。」そう言って、ブルックを抱きしめてくれる。でも、これは夢だった。 ブルックは現実のビィクトリアに、そっくり同じことを言ってみる。でも、現実のビィクトリアは「戸締りを忘れないで」と冷たく言って、行ってしまった。ブルックはとてもとても悲しい。
ペイトンの事務所にルーカスがやってくる。最近のお前は昔のお前じゃないとルーカスは言うけど、それは仕方ないよね。永遠に続くはずだった二人の仲がいきなり壊れたことをペイトンは納得できていない。ルーカスはペイトンにプロポーズをことわられたことが納得できない。お前が俺を見限ったとルーカスは思っているし、ペイトンは待ってくれなかったと思っている。二人は相手を責めて大喧嘩。ペイトンの事務所の前にルーカスの車がとまっていることにリンジーは気が付いてしまう。
深夜のプールでキャリーが裸で泳いでいる。バルコニーのネイサンに見せつけるみたいに。このキャリーも、怖いなあ・・・