海岸にて

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〈司法〉に疑問符

2013-11-06 | ニュース

自公、民法改正案の成立方針を確認 「婚外子規定」削除へ

 2013.11.6 14:20

 

 自民党の高市早苗、公明党の石井啓一両政調会長は6日、国会内で会談し、結婚していない男女間の子(婚外子)の遺産相続分を法律上の夫婦の子(嫡出子)の半分とする規定を削除する民法改正案を今国会で成立させる方針を確認した。出生届に子どもが嫡出子か非嫡出子(婚外子)か記載する規定を削除する戸籍法改正案は次期国会以降の課題とする。

 

 自公両党は8日に与党政策責任者会議を開き、民法改正案を正式に了承する見通しだ。

 

 高市氏は会談で、自民党法務部会が民法改正案を了承する一方、戸籍法改正案に関し「憲法違反との最高裁判断が直接、出ていない」などとして了承を見送った経緯を説明した。

 

 石井氏は「両改正案がセットで成立するのが望ましいが、民法改正案だけでも早期に成立させることが重要だ」と応じた。   (MSN産経)

 

 

 

 

この最高裁判決には、自民党内でも疑問が投げかけていましたが、民法改正へ、という流れのようです。

結婚内でも結婚外でも生まれた子供は同等にということなのでしょうが、この民法改正は、現実問題として、日本社会における「結婚」の意味に多大な影響を及ぼしてしまうことになるでしょう。

 

私もこの判決には違和感と疑問を抱いていました。この結果、これから日本の結婚制度(戸籍法も)は、どうなっていくのでしょうか? 

 
 

もう一つのニュースです。

 

冷たい判決、冷たい裁判長、連続死刑判決「破棄」、遺族は震えた

2013.11.6 07:00 (1/4ページ)

 

 

 「娘を殺されてから、ずっと涙の出ない日はありませんでした。でも、(死刑判決を破棄された)今の方が悔しいんです。私たちは司法に頼るしかないんです。でも、その司法に裏切られた…」

 

 兵庫県稲美町の自宅で、荻野卓さん(64)はやりきれない思いを吐露した。妻の美奈子さん(60)も悔しそうな表情を浮かべる。2人のまな娘、友花里さん=当時(21)、千葉大4年=を殺害するなどし、強盗殺人をはじめ合計13もの罪に問われた竪山辰美被告(52)に対して、東京高裁の村瀬均裁判長は10月8日、1審千葉地裁の裁判員裁判が下した死刑判決を破棄し、無期懲役に減刑する判決を言い渡した。

 

 村瀬裁判長は今年6月にも、強盗殺人罪に問われ、1審東京地裁が死刑を言い渡した伊能和夫被告(62)に対し、死刑を破棄して無期懲役を言い渡している。2つの事件の被害者遺族らは「被害者の命より、加害者の命の方が重いというのか」と訴える。

 
 

竪山被告が今回問われた「罪となるべき事実」は13にのぼり、別の強盗致傷事件などでの懲役7年の刑を終えて平成21年8月末に出所してから、わずか2週間あまりで最初の窃盗事件を起こしていた。

 

 4人の女性をナイフで脅してけがを負わせるなどし、金を奪った強盗事件(強盗強姦事件などを含む)に加え、10月20日深夜に友花里さん宅に侵入し、翌21日午前に帰宅した友花里さんを脅して現金やキャッシュカードを奪った後に殺害した。犯行の翌日になって友花里さん宅に舞い戻り、犯行の痕跡を消すために放火した。 (続きあり)    (MSN産経)

 

 

 
 

このニュースは憤りをもって読みました。判決は、被害者よりも加害者大事という印象をぬぐえません。犯罪は増長、しかし被害者は報われない・・

 最近の裁判には疑問符がつくことがよくあります。

 

 

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