プルサーマル計画を憂慮する有志の会

原発問題に関して投稿します。

江原さんからのメッセージ

2013-11-27 10:17:47 | 日記
 江原啓之さんは、『いのちが危ない』の中で鬱について、「うつに陥る人が今増えているのは・・・『できる自分でないと受け入れられない』という空気が世の中にあるから・・・物質的価値観により、『何の役に立つか』、『どれだけできるか』が人間に対して要求されているため」だと言われます。病までいかなくても、精神状態がいつも不安定な人は、自分自身の心をコントロールし切れない苦しさを常日頃抱えている」、「精神の安定を欠いた状態が高じると、鬱積しているストレスやイライラ、怒りなどが何かの拍子で噴き出し、パニックの中で自殺してしまう可能性があ」ると心配しています。仕事ができるとか、稼ぎがあるとか、(私自身もそうですが)そうした価値観に縛られ、苦しんでいる方は多いのではないでしょうか。

 私自身も(30年ほど)鬱病で苦しんできましたが、自殺企図の強かった若い頃に比べると、(かなりいい加減になったお陰なのか)症状は軽くなりました。それでも抑鬱感、イライラ感、不安感、焦燥感、倦怠感や急に涙が出てきたり、身体的には肩こりや腰痛など(鬱と実は繋がっている)症状も色々とあります。何かやらないといけないと思うのですが、中々取り掛かれません。それでいつも、両親に今から何々をするからといって動機付けをして、(手伝わなくても)見てもらうようにします。それでやっと安心もし、ごぞごぞですが仕事(作業)ができます。

 私には「薬」に対する強い拒否感やカウンセリングへの不信感ありますので、病院に行って治そうという気持ちはありません。また、治ったところでそれでどうなのだろう、という強い懐疑があります。世の中は(多分永遠に)変わらないのでしょうから、私がこの世的な価値観に縛られ続けている限り、やはり何も変わらないと感じているのです。でも、最近読んだ江原さんの(上記の)著書と、税所弘さんが書かれた『うつを治して元気になる方法』を読んで、気持ちと考えが少し変わりました。

 自殺を考えている方を思い止まらせたいとの強い思いで書かれた江原さんのご本から戴いたのは、「生きることに価値がある」、「最後まで『生き抜く』ことに価値がある」というメッセージです。私には霊感も霊的経験も全くないのですが、私の中の何かに訴えかけてきているように感じるのです。今までは、肉体が滅びれば、私という自我はこの世から完全に消えていくのだと考えていたのですが、(やはり良くは分からないのですが)ひょっとしたら「魂」というものがあって、それは何処かで生き続けるのではないかという思いです。(今すぐ)信じられるかと言えば、正直難しいものがあるのですが、完全に否定できるかというと(その証拠もありませんし、証明もできませんから)できません。江原さんがTV番組でも言われていたように、あるかないか分からないものは、あると(仮定)してみた方が良いのではないかとの提案も、そうかもしれないと感じます。

 もう1つ戴いた大事なメッセージは、「内観」の大切さです。江原さんは、肉体が滅びた後、魂がゆく世界があり、そこで生前その人が行なった全ての事を思い出し、直面しなければならないと言います。正直、俄(にわ)かには信じ難いことですが、自分の蒔いた種は自分で刈り取るという「カルマの法則」がありますが、こちらはその通りなのだろうと思います。(あるとして)あの世で「内観」するぐらいなら、この世で「内観」したほうがより良いように思うのです。ちなみに「内観」とは、これまで自分のしてきたことの過ちや問題点、自分自身の欠点や欠陥を見詰め、気づくことです。(私に一番欠けていることだと思います)

 (長くなったので、続きは後日、早起き鬱治療法もご紹介しますので)最後に、いつもの江原さんの口癖です。「大切なのは如何に生き、如何に死ぬか」、「何を成し遂げたかより、経験と感動がどれだけこもった一生を送れたか」、そうした価値観で、最後(寿命)まで生きられれば、その人の人生は本当に輝いていたと言えるのではないかと思います。私もそうして生きていければなあと思っています・・・最後の最後に読者の皆様に、いつも時間と労力を掛けて私の拙いブログを読んで下さり、心から感謝しています。ありがとうございます・・・

by「プルサーマル計画を憂慮する有志の会」 (平成25年11月27日)