プルサーマル計画を憂慮する有志の会

原発問題に関して投稿します。

「女性(男性?)リアル 更年期」

2014-12-08 11:10:37 | 日記
 先日NHKの「アサイチ」で、「女性リアル 更年期」という特集をしていました。私は「男性リアル 更年期」?という感じて見ていました。私の鬱の症状と殆ど同じだったからです。実際、更年期障害と鬱病との判別は難しいそうです。只、更年期障害には「ホルモン治療」が効果的とのことでしたが。

 症状としては、かつての元気だった自分と比べ、元気のない自分に悩み、思い通りにならない現状に辛さを感じていたり、或いは、元気な友人(他人)と比べて、自分が「下」(私の場合はダメ)になったような気に陥るというもの。こうした悩みを友達に相談すると、「気の持ちよう」と言われるのが一番傷つくのだそうです。まるで自分が怠けているようで、恥ずかしく、「貴方は甘えている」と言われているように感じるのです。正に、自分を否定されていると感じるのです。(ここまで、鬱病の症状とほぼ同じように思います)

 何もする気にならず、人とも会いたくない、置いてけぼりを食ったような感覚、夫に相談しても、「更年期だから仕方がない」と言われ、さらに傷つくわけです。「理解しようと思ったら、言えない」言葉だと感じるのです。癌で悩んでいる人が「癌だから仕方がない」と言われれば、突き放されているとしか思えない「言葉」です。「辛いよね」と一言言ってくれるだけで良いのです。(何を言って良いか)分からないなら、側で寄り添ってくれているだけで、有り難いのです。或いは(実はこれが一番難しいのですが)、只、聞いていてくれるだけで。

 「何でこんなに体が動かないんだろう」、「こんな自分になるはずじゃなかった」と皆さんは感じています。(ここまで殆ど私にも当て嵌まるのですが)5割6割の自分を認めて受け入れていくしかない、それが私の感想です。気を練っても、6割満たすのが今の私の限界です。一生懸命やってそうなんですから、自分を認めて、毎日淡々とやり続けていくしかないと思います。仕事量は半分になっても、「思いを込めて」やれば、それで十分だと。多分、そうした自分や人生を、受け入れていく為に、私たちは生まれたんだと思います。「死」も含めて、「諦め」(明らめ)と「受容」、これが人生の最大の学びの「課題」なんだと思います。あと、「一所懸命」も取り払えれば、100点満点なんだと思うのですが、「頑張らないように」頑張っている私などは、まだまだなんだと思います・・・

P.S. 「イライラを抑えられない。家族にぶつけてしまう」、「何かに当たらないと、やってられない」、私も経験したこと(今も感情を抑えられない私)ですが、家族に或いは友人に「甘えて」出させてもらうしかないように思います。でもこの「甘え」方が難しいと思います。有り難いという「気持ち」と相手を思い遣る「気持ち」がないと、(私などは失敗だらけですが)関係が壊れ、相手を傷つけてしまいます。「気の持ちよう」と言われるのは傷付きますが、やはり「気」をどのように持ち続けるかは、大事なこと(私にとっては大切な課題)と思います・・・

P.S.2 (『朝日新聞』の)「悩みのるつぼ」という美輪明宏さんの相談コーナーで、当初の夫の無理解と辛い不妊治療、それでも子どもを授からない女性の悩みに美輪さんが、(長くなるので2点だけ)「子どもが生まれたら幸せという妄想だけはおやめなさい」、「血が繋がっていないと家族ではないというのも大間違い」と(美輪さんだから言えるのだと思いますが)答えられていました。特に最初の言葉は頷けます。難関大学に合格できたら幸せ、大企業に就職できたら幸せ、(性格も含めて)条件の良いパートナーと結婚できたら幸せ、出世できたら(仕事が順調だったら)幸せ、お金持ちになったら幸せ、(皆さんはそうは思わないでしょうが)このような「妄想」(もうぞう)に苦しんでいる方は多いのではないでしょうか?そうした「自分」になれないことで悩んでいるのが私たちのように思います。美輪さんは、そういう「妄想」をお捨てなさい、と言われています。さて、その妄想から、一瞬でも抜け出せるように(無理なような気がしますが)、今日一日、過ごしてみようと思います。それでは、皆様、(美輪さん声音を思い出しながら)ごきげんよう・・・ちなみに、記事に掲載されている美輪さんのお顔、正しく、(「如意輪」(にょいりん)ではなく「美輪観音」とでも呼びましょうか)観音様そのものに感じます・・・

by「プルサーマル計画を憂慮する有志の会」 (平成26年12月8日)

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