日々好日

日々の暮らしに写真を加えたブログ

奈良の鹿は栄養不足

2018年07月10日 22時13分04秒 | 動物園

奈良には奈良公園を中心に鹿が1200~1300頭も居るそうです。現在は人から管理されて「ならしか」と呼ばれているそうです。
大昔は野生の鹿だったが、767年に春日大社の創建から、神鹿(しんろく)と尊ばれて鹿は神の使いとして
保護されて大事にされて来た。怪我や病気になれば手当してお産も手伝い、鹿が増えたようです。

スペース的には500頭位が最適だが、700~800頭も多い鹿工密度が高いので、奈良公園は過密状態にある。
ならしかの主食は芝草で現状面積から500頭分が最適。不足分は人から貰う鹿せんべいや落陽や本来食べない草類を食べている。
鹿せんべいも含めて栄養価は低い食べ物なので、ならしかは野生の山鹿より、体格は小さく、成獣のオス山鹿は50kgだが
ならしかは30kgとかなり少ない。やせた鹿も多く解剖結果からも栄養失調気味のならしかが多いそうです。
今度奈良に行った時に、鹿せんべいを沢山上げようと思っても、原料が小麦粉と米ぬかなので植物繊維がないので
食べ過ぎるとならしかは体を壊す恐れがある。
奈良に行った時には楽しませてくれて、写真の被写体にもなってくれるが、ならしかは深刻な問題を抱えているようです。
神鹿(しんろく)と尊ばれているので、間引く事は出来ないし、野生に戻すのも出来ない。どうするのかな。

昨日大阪湾を航行する大型客船を紹介しましたが、調べたら
クァンタム・オブ・ザ・シーズ号(パナマ船籍)、167800トン、全長348m、全幅41mの船で天保山岸壁に入港でした。

15階位のマンションが海の上を走る感じです

今日の夕陽 下の方に厚い雲があり沈む夕陽は見られなかった。

雲の中に

陽が沈んだ後小焼け



沈んだ後の三ノ宮方向

 

コメント
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