young流PC工房

PC自作マニアにしてガジェットマニアの私が趣味で手を出したり出さなかったりした色んなガジェットの話を中心にしています。

スマートフォンサイズの電子ペーパー端末、BOOX Palmaを買ったら電子書籍での読書が非常にはかどる話

2023-10-28 22:04:08 | デジタル・インターネット

私は電子書籍のヘビーユーザーなので、読書する端末には
人一倍気と金を使ってきました。現状の環境は、モバイル
環境での読書には見開き2画面で文庫本持ちが出来る
Surface Duo2、自宅での読書には大画面のGalaxy S8+ Ultra
となっているのですが、そんな私の琴線に触れた端末が
BOOX Palma。
電子ペーパー端末なのですが、驚くべきは
そのサイズで、画面の縦横比率18:9にして幅80mmの
スマートフォンサイズ。GooglePlayストアが使えるので
自分が常用している電子書籍リーダーをインストールして
扱え、さらにmicroSDを使える点に惹かれました。
私は昔とあるカラー電子ペーパー端末を電子書籍リーダー
として試そうと思いクラウドファンディングに出資した
ことがあるのですが、その端末は発送延期を繰り返した
挙げ句ようやく届いた返礼品はわずか2週間で壊れ、
プロジェクトはサポートを早々に放棄してしまったため
完全に無駄金に終わってしまった苦い過去があります。
電子ペーパー端末はそれ以来となりますが、BOOXは
色んな種類の電子ペーパー端末をリリースしている
メーカーなのでその心配は無いと思い、つい購入して
しまいました。

いざ届いた実機ですが、電源ボタンを押すとセット
アップが始まります。Android端末ではあるのですが、
セットアップにGoogleアカウントは必要なく、言語と
時間とネットワークさえ設定してしまえばそれで
終わりと非常に簡単。最初から入っているGooglePlay
ストアを起動して始めてGoogleアカウントの入力を
求められ、そこから電子書籍アプリを入れて本格的に
環境を整えていきます。いざ読書を初めて見れば、
電子ペーパーということもあってスマートフォンや
タブレット端末ほど画面を明るくしなくても読める
ため非常に目に優しい上、直射日光下でも視認性が
全く落ちないというのは大変素晴らしいです。
(屋外であるサッカースタジアムでの入場待ちや
スタンドで役に立ちました)
もちろん画面自体のバックライトはあるので明かりを
消した寝床でも読めますし、ページ送りも軽快。
バッテリの消費も非常に少なく、電子書籍を
ダウンロードするための通信をしない限りは
かなり減りは緩やかです。

もちろん妥協点はいくつかあって
・モノクロ電子ペーパーなのでカラーページはグレー
 スケールになる。マンガの読みやすさは液晶に
 一歩劣ります。
・解像度が824×1,648ドットとフルFDを下回るので
 マンガや雑誌で文字が小さいと読み取るのは厳しい。
(但しピンチ操作でズームは出来る)
・スマートフォンサイズとはいえ幅80mmは片手で
 操作するには若干指が疲れる。
・Wi-Fiオンリーでモバイル回線は使えない。
というのはあるのですが、電子書籍を読むためだけに
使用する端末と割り切って持ち出すと、軽量で
(ギリギリ)片手で操作でき、バッテリ切れを心配
する必要が無い端末(もちろん限界はありますが)
というのは気持ちいいです。頼りたくなります。

Surface Duo2は大好きな端末ですが、ストレージが
256GBしかないため私のような電子書籍の超ヘビー
ユーザーでは蔵書が入りきらないという問題が
あります。一度乗り換えを考えたGooglePixelも
ストレージが256GBしかないため手を出せていません。
一方でBOOX Palmaはストレージ128GB+microSDと
なるため外部ストレージに保存が可能な電子書籍
アプリを使用していれば容量に悩む必要はありません。
これから使い込んでいきたいと思います。



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