young流PC工房

PC自作マニアにしてガジェットマニアの私が趣味で手を出したり出さなかったりした色んなガジェットの話を中心にしています。

ソニーの新製品を色々と触ってきました

2013-10-31 00:05:32 | デジタル・インターネット

今年の秋はソニーの新製品発表が非常に熱かったです。それらの新製品が発売前に触れると
いうことで、銀座のソニーショールームへ足を運んできました。私の興味を惹いたものの感想を
簡単に書きたいと思います。

VAIO Tap 11
Surface Proと同コンセプトのタブレットですが、XPERIA Tablet Zで培ったノウハウをふんだんに
活かし極薄のフラットデザインに仕上がっていて、所有欲を満たしてくれるあたりはさすがです。
セパレートタイプのキーボードは液晶を保護するためのカバーを兼ねているのですが、カバー
として被せたときに充電用の接点がくっつき、自動的にキーボード側も充電してくれるのが
気が利いています。重量も軽く、タブレットを立てるためのスタンドも無段階調節可能と
Surface Proをあらゆる面で上回る出来。唯一難を挙げるなら、USB等のコネクタがカバーに
隠れていることでしょうか。デザイン的にはそちらの方が美しいのですが、使い勝手の面から
いうと見えている方が嬉しいかな、と。

VAIO Fit 13
見た目は普通のクラムシェルノート。液晶下部にあるロックを解除すると液晶背面の中央部に
あるヒンジで液晶を回転させることが出来、180度回して相手側に画面を見せるモード、
その状態で液晶を手前に倒すとくさび形のタブレットモードになる機構は触ってて面白く、
またVAIO Duo 13/11の弱点だった液晶の角度固定という点を解消できている点でも
よく考えられています。ただ、最小サイズで13型ということで可搬性はどうなんだろう、と
いう気は正直します。これが11型で出てたらなぁ、と。

SmartWatch2 SW2
腕時計型ガジェットはわくわく感を演出してくれますが、ごつくてバッテリ持たなくて実用に
耐えないというのが常でしたが、これは面積こそ若干広めなものの薄くて軽いので
腕時計としての実用に耐えるレベルなのは高評価です。シリコンバンド版はバンドの幅が
必要以上に広くてちょっとダサいのがうーん、ですが。あと振動が結構強くてXPERIAとの
連動通知を腕でしっかりと感じることが出来ます。バッテリの持ちも2~3日なら持つとの
ことなので、正直すごく欲しいです。


Windows 8.1の深夜販売に行ってきました

2013-10-18 19:30:24 | デジタル・インターネット

10月18日深夜0時から販売解禁となったWindows 8.1。メジャーアップデートというわけではなく、
かつWindows8利用者にはオンラインでの無償アップデートがあるため積極的にパッケージを
購入する、というものではないのですが、ドスパラが秋葉原で唯一、Windows 8.1の深夜販売を
実施するという事前告知がありました。たまたまドスパラで予約をしていたこともあり、せっかく
なので自分も参加してみようということで、前日17日の仕事が終わってから秋葉原へと赴き
ました。ちなみに深夜販売に参加すると終電を逃すことが確定しているため、あらかじめ18日は
仕事休みを申請し、深夜販売参加後にはネットカフェで始発を待つことになるのですが。

そして17日、秋葉原へ到着したのは20時ちょっと前。ドスパラでの整理券配布は20時スタートと
聞いていたのでまっすぐドスパラへ向かいすでに出来ていた行列に並びます。この時点で
並んでいたのは30人くらいでしょうか。この行列は東側の入口前に形成されていたのですが、
こちらはWindows 8.1の引き渡し順を確定するための整理券配布であり、深夜販売での
特売品を購入する整理券は西側の入口前で配布しているとのこと。予定時刻よりもやや
遅れて引き渡し順の整理券配布が始まりましたが、これは直前で事前予約済の人と
未予約で今から買うという人とで行列を分け、事前予約済の人に若い番号の整理券を
配布する配慮のものでした。案外未予約の人が多く、私が受け取った整理券の番号は11番と
存外若い番号でした。そして西側の入口にも足を運んで特売品を確認、衝動的にHGSTの
2.5インチ1.5TB HDDの整理券を貰いました。

次のイベントである深夜販売の開始時刻は22時。それまでに晩ご飯と簡単な買い物を済ませ
いざ深夜販売へ。事前に告知のあったもの以外にも色々と特売品が並び、かなりの人数が
買い物を楽しんでいました。23時までの間に何回か店には行って確認していたのですが、
特に売れていたのは100円のエアダスターと500円のUSB給電ステレオスピーカー、そして
6980円の2TBのUSB HDDの模様です。

そして23時からは"改造バカ"高橋敏也氏と窓辺ゆうに扮したアシスタント(なお窓辺あい、
窓辺ななみに扮したスタッフもいました)の2名で進行するメインイベントがスタート
この時点で参加者は100人を超えていました。

まずはジャンケン大会でマザーボード、CPU、Androidタブレットなどの景品があり、続いて
高橋氏のトークセッションが始まりました。「秋葉原の深夜販売へ来る人に対して
『Windows 8.1ではスタートボタンが追加になりました』とか説明しても空々しいだけなので
好きに喋ります」とMS-DOSやPC-DOSよりも古い時代からの各OSを語る今昔物語は
N-88 BASICおよびMS-DOS 3.3DからPCとの付き合いがある私にはストライクな内容でした。
トークセッション終了後、2回目のジャンケン大会が始まりましたが、その中で私は最後の
景品だったロジクールのキーボード&マウスセット、mk330をゲットすることに成功しました。
その後ドスパラ副社長の挨拶、くす玉の設置とクラッカーの配布があり、前列にいた私も
クラッカーを一つ受け取りました。大きなカウントダウン時計が残り10秒を指したところで
参加者全員でのカウントダウンを開始、「ゼロ!」のコールとともにくす玉を割りクラッカーを
鳴らして販売開始を祝いました。整理券の番号順に商品の引き渡しが行われるのですが、
マスコミの取材向けに番号1番の人だけは窓辺ななみに扮したスタッフから直接手渡される
デモンストレーションを行ない、2番以降は普通に店の中で店員さんに引き渡して貰いました。
最終的には80人ほどがWindows 8.1を引き取り、深夜販売は無事完了。最後の最後で
スタッフ全員がくす玉を中心に並んでの記念写真タイムとなり、これが終わってから撤収と
なりました。

正直どれだけ人が集まるんだろうと思いましたが、これだけ集まってこれだけWindows 8.1が
売れたのであれば、イベントとして大成功だったのではないでしょうか。自作を趣味とする
者として、やはり深夜販売の特別感はいいものだなぁ、とあらためて思ったのでした。


新型VAIOは相変わらず面白い

2013-10-08 21:41:27 | デジタル・インターネット

Windows8.1のリリースが間近に迫り、それに合わせて新型PCも次々に発表になっていますが、
その中でVAIOがまた面白いものを出してくれました。無線キーボードをカバーに出来る
薄型タブレット、VAIO Tap 11と、液晶パネルの支えを2軸ヒンジにすることで液晶を3パターンの
形でホールドできるVAIO Fit 15A/14A/13Aです。

VAIO Fitシリーズはそういう考え方もあるのか!と目から鱗なギミックに感心しました。
VAIO DuoシリーズのSurfSliderもそうでしたが、こういったいじったらワクワクするような
ギミックを製品化にまで持ち込むソニーの物作りは好きです。

そしてVAIO Tap 11ですが、ぶっちゃけアプローチはSurface Proと同じなんですよね、これ。
タブレットとして使えるコンパチブルPCとしてのアプローチ方法は様々あって、キーボードを
液晶裏に格納するVAIO Duo、キーボードを背面に回すよう360度液晶を折りたたむもの、
キーボードをドッキングステーションとして液晶だけを取り外せるもの、液晶を180度横回転
させ液晶を表面に露出させるもの、そもそも液晶を表裏両面に取り付けたもの、と色々な
アプローチ方法はあったのですが、結局の所タブレットで使おうとするとどうしてもキーボードは
単なるデッドウェイトになってしまいます。そこでマイクロソフトはキーボードを簡易カバーと
して割り切ったピュアタブレットを開発しました。それがSurfaceです。VAIO Tap 11はさすがに
高い質感と軽量化の追求がソニーらしい作りですが、アプローチそのものはSurface Proと
変わりません。Surface Proにハード面の良さを感じて購入した私としては、ソニーがその
後追いをした、というのがちょっと感慨深かったりしてます。


ノイズキャンセリングイヤホン、Bose QuietComfort 20iの驚異的な実力

2013-10-01 00:01:45 | デジタル・インターネット

Boseのヘッドホンは高価だけど高性能。特にノイズキャンセリングヘッドホンの性能は抜群で、
実機を確認してすごいなぁと感心するもヘッドホンはかさばるし高いのでここまで買わずに来た
のですが、ついにイヤホンでノイズキャンセリングたいぷが出てしまいました。QuietComfort 20i
です。これは環境音を読み取るマイク付きのイヤホン部分にノイズキャンセル処理を行う
モジュールユニット、音量調節や着信ボタンを持つコントローラで構成されています。また、
通常モードのほかに人間の音声帯域以外をカットして話し声だけ聞けるようにするAwareモード
というのもあるのが他の製品にない大きな特徴となっています。

この製品、31500円とイヤホンにしては非常に高価なのですが、BOSEのショールームで実機
確認をしてその性能に驚き衝動買いしてしまいました。

そして実際にフィールドて使ってみました。具体的には通勤電車の中ですが、電源スイッチを
ONした途端、本当に音楽プレイヤーの音以外の音がカットされてしまいました。その感覚は
「世界から音が焼失した」という錯覚に陥るほどで、車内アナウンスと車輪がレールの継ぎ目を
通過するときのガタンゴトンがうっすらと聞こえる程度です。真横に会話をしている二人組が
いたのですが、まるでパントマイムをしているかのように見えてしまいます。それくらい話し声が
全く聞こえません。周囲に気を配っておかないと、降りる駅を認識できず乗り過ごす危険性
すらあるくらいです。一方、Awareモードに切り替えると一転して周囲の音がたくさん聞こえて
きます。ノイズキャンセリング機能という点ではほとんど感じないので、どちらかといえば
周りを確認するためにちょっと切り替える、という使い方が適当なのでしょう。

ともあれ、実際に使ってみると本気で世界観が変わってしまいます。唯一難点を挙げるなら
モジュールユニットがそれなりに大きく(板ガムより一回り大きい程度)、かつイヤホンジャックの
根元に近いところにあるため音楽プレイヤーにつないだ状態だと若干持て余し気味になって
しまうところでしょうか。それでも圧倒的な性能の前には些細な問題とすら思ってしまいます。
ぜひ一度この感覚を味わってみてもらいたいと思います。