実は先日Oculus Goを買いました。VR機器としてはPlayStation VRを既に
持っているのですが、中古で少し安かったことに釣られたのと、単体でVRが
楽しめるという仕様が気になってつい手が出てしまったのです。
で、実際に使ってみた感想ですが、まあ日本では動画プレイヤー以外では
使い道がなさそうだ、というのが正直なところ。Oculus Goはスマートフォンに
Oculusアプリを入れることで初期セットアップを行っていくのですが、Goで
使えるアプリはAndroidアプリでもiOSのアプリでもなくOculus Go用のアプリ
なので、私の琴線に触れるものがありませんでした。で、動画プレイヤーとして
見るとこれは優秀。ワイヤレスであることで、利用する場所を縛られないと
いうことが非常に楽です。YouTube VRのようなオンライン動画はもちろん
NASに保存されたオフライン動画も問題なく見ることができ、かつ片手で握る
コントローラはレーザーポインタのように使えるのでシークバーを直感的に
操作することが出来て快適。PlayStation VR2が無線化するという話も
納得です。
世の中には出る出る言われて結局出ない製品というものがたくさんあります。
デジタルデバイス界で最も著名なものは「iPhone SE2」でしょうか。
単なる飛ばし記事というなのフェイクニュースなのか、本当に開発してた
けどボツになったのかは外部の人間の知るところではないので一概に
メーカーを攻めるのは酷というものです。…さて、MicrosoftのSurface
シリーズでも「2画面Surface」「Surface Phone」という名前がそれに
該当していて、フェイクニュースはもういいよと辟易していたのですが、
2019年もあと3ヶ月で終わろうかというこのタイミングでMicrosoft直々に
2画面Surfaceが発表されるとは思いもしませんでした。
しかも2機種同時発表で、片方はWindows端末の「Surface Neo」、
そしてもう片方はAndroid端末の「Surface Duo」です。まさかまさかの
「2画面Surface Phone」という隠し球には感動を禁じ得ません。
詳細は未公開、発売は1年後の2020年秋頃という点、さらに2画面デバイスの
有用性という点で疑問の声を挙げる人も多いようですが、2画面スマートフォン
であるM Z-01Kを電子書籍リーダーとして愛用している私からすれば
Surface Duoは待望の新型です。手を出さない理由がありません。
Surface Neoも使いどころは買ってから考える、と言いたくなるほど
独創的で魅力的。1年後が楽しみでしょうがありません。
