young流PC工房

PC自作マニアにしてガジェットマニアの私が趣味で手を出したり出さなかったりした色んなガジェットの話を中心にしています。

新型VAIO Zにイマイチ納得がいってない

2015-02-19 23:50:10 | デジタル・インターネット
ついに正式発表になったVAIO Prototype Tablet PCことVAIO Z Canvasと
VAIO Z。VAIOのフラッグシップ機の名前を冠する端末が来たことでついに
VAIO株式会社が本気を出した…と思ったのですが、正直なところパッと
しないと観じずにはいられませんでした。VAIO Z Canvasはカタログ
スペックよりは実際にスライタスを使い心地に掛かってくるでしょうから
論評は避けますが(但し、5月発売予定という遅すぎる発売日と、Surface
Pro 3よりも10万円近く高いという価格設定はどうなんだと思ってますが)、
VAIO Zは全く元VAIO Zユーザーとしてはイマイチ納得のいかない代物だと
言わずにはいられません。

何が納得いかないか?を一言で形容すると「妥協感がありすぎる」と
なります。だってどう見ても「最上位CPUを乗せたVAIO Fit A」じゃない
ですか、あれ。どれだけ制作者側が「中身は99%違う」って言われても、
VAIO Fit Aにしか見えないわけですよ。それでいて重量は1.34kg。
最上位CPUを載せるために冷却系を強化しなくてはならないのは当然
なのですが、最上位CPUを実装しながら驚くほどの軽さを実現してきた
過去のVAIO Zから見ると全然突き詰めていない印象をぬぐえません。
それでいてブロードバンドWANの実装は実装する場所がないという理由で
見送るなど妥協感をどうしても感じてしまいます。

NECのLaVie Hybrid ZEROは13.3型クラムシェルPC世界最軽量の称号と
2in1構造の両立に悩んだ結果、筐体を2種類作って2機種に分けるという
非効率的な選択をしてまで世界最軽量を突き詰めていきました。
PanasonicのLet's note RZ4はLet's noteのルールを守った上で10型の
2in1構造を採用しながらも745gという極端な軽量化をしてみせました。
翻ってVAIOはどうか?というと、この程度で終わらないだろう?と
言わずにいられません。かつてVAIO Zはもちろん、VAIO PやVAIO Duo 11
など他メーカーにはなかった斬新なモデルに惹かれて購入していた私と
しては、もっと度肝を抜いてくれるような斬新な製品を期待せずには
いられないのです。

Oculus Riftと駆逐艦雪風

2015-02-08 18:25:53 | デジタル・インターネット
先日Oculus Riftに感動した記事を書きましたが、先日また足を運んでみたら、
メニュー画面から7種類のOculus Rift用デモが選択できるようになっていました。
その中で私の目を引いたのが、駆逐艦雪風の甲板から戦艦大和や空母赤城といった
他艦とすれ違うデモ。コントロールパッドで雪風の甲板上を移動することが出来る
のですが、Oculus Riftの没入感が艦の大きさを実感させてくれます。12.7cm連装砲も
見上げる大きさであることが分かりますし、赤城の飛行甲板は雪風の甲板から見て
遙か上方にあることがダイレクトに伝わってきます。思わず大興奮でそこらじゅうを
きょろきょろと見渡していた私は、第三者から見たらさぞ変な動きをしていたこと
でしょう。それくらい面白かったOculus Rift体験。皆さんにも一度味わって
いただきたいものです。

Oculus Riftに未来を見た

2015-02-06 23:19:47 | デジタル・インターネット
Oculus Riftというヘッドマウントディスプレイがあります。
このHMD最大の特徴は人の首の動きに合わせて視界を変化
させることが出来る点で、これにより仮想世界を360度自分の
視線で見渡すことが出来、色々と可能性が広がります。

名古屋・大須のグッドウィル中2回にマウスコンピュータの
ショップがあるのですが、そこにOculus Riftの実機が体験
可能な状態で展示されていたので、私も試してみました。
既存のHMDとは全く違う没入感に大興奮でした。特に下を
見下ろした時にそこが高所の縁ぎりぎりに立っていることに
気づき、思わずひるんでしまうくらいです。これが思い切って
買える金額になってくれることと、対応ソフトが増えること、
これらが合わさった時に新しい世界が来るのではないか、と
思った次第です。