私はノートPCで同人誌の原稿を作成しています。表紙の編集もノートで
やっているのですが、一度4Kノートを使って以来画面の広さ(物理的な
広さではなく解像度の広さ)による恩恵をしみじみと感じ、次のノートも
4Kにしたいという欲求がありました。今まではDELLのXPS13 9370を
していたのですが、これの次は何になるんだろうと物色してみると実に
選択肢が少ないことがわかりました。なぜなら4Kノートは大抵15インチ
以上の大型ノートに搭載されるもので、持ち運びに向くモバイルサイズ
にはほとんど採用されていないからです。実質的にはDELLのXPS13、
LenovoのThinkPad X1 Carbon、VAIOのSX14くらいが選択肢。
ついでに言えばLTE通信に対応しているモデルの方が嬉しいのですが
そうなると選択肢はThinkPadかVAIOに限られます。手を出すなら
このあたりかなぁと考えていると、友人がThinkPad X1 Carbonを
購入したため私も購入意欲が猛烈に高まってしまいました。結局
お盆休みの最中に1台注文してしまいました。私が買ったのは
VAIO SX14。選んだ理由は2つあって、一つはソニーストア名古屋で
現物を触れたこと。もう一つは友人と同じ機種では比較する楽しみが
ないという個人的な趣味でした。
注文したときがお盆だったので届くのは8月末ですよと言われたの
ですが、工場が頑張ってくれたので予定より1週間早く届きました。
14インチの4K液晶はタッチパネル式ではないもののノングレアで
発色も鮮やか。本体重量は約1kgで13.3インチのXPS13 9370
よりも軽量です。LTE通信対応モデルのためmineoのau回線SIMを
刺し、問題なく外出先で通信ができていました。ただ対応SIMの
サイズは現在主流のnanoSIMではなく一回り大きいmicroSIM。
14インチと筐体サイズに余裕があるので小さいサイズにする必要が
ないのかもしれませんが、手元にあるSIMは全てnanoSIMだった
ので変換アダプタを使って刺しました。また筐体サイズに余裕が
あるということを活用して有線LANコネクタにHDMI、SDカード
スロットはmicroではなくフルサイズの対応。さらにはビジネス
プロジェクタ用にアナログRGBのD-sub15ピンまで用意する
あたりはいかにもVAIO。USB Type-Cコネクタは1ポートしか
ありませんが、Type-Cで接続可能なディスプレイとUSBケーブル
1本で画面出力ができる機能はきちんとサポートしています。
うちの4KモニタはType-Cコネクタを実装しているので実際に
使う機会もあります。ありがたいことです。
冬コミでスペースがいただけたら、新刊はVAIO SX14での
執筆になります。これからこの相棒とサッカー遠征に出かける
のが楽しみで仕方ありません。