young流PC工房

PC自作マニアにしてガジェットマニアの私が趣味で手を出したり出さなかったりした色んなガジェットの話を中心にしています。

まさかまさかの新型発売、第7世代iPod touch買いました

2019-05-31 20:39:46 | デジタル・インターネット

世の中のモバイルデバイスがスマートフォンに集約されて久しい現代の世の中ですが、

特に影響を受けたのはポータブル音楽プレイヤーでしょう。ストリーミングによる

聴き放題にサービスの中心が移行し、音質を追求した超高級モデルかコストを抑えた

廉価モデルの二極化が顕著になっています。かつてiPodで時代を変えたアップルも

ポータブル音楽プレイヤーは2015年に出した第6世代iPod touchが最後で以後は

iPhoneに注力しもう次は出ないものと思っていましたが、突如として新型が発表

されたのです。但し新しくなったポイントはCPUが第6世代のA8からA10

(iPhone7相当)になったことと、最大容量が256GBに増えたことのみ。元々

iPod touch最大の売りだったApp Storeのアプリが使えるという点もオンラインで

のみ動かせるソフトが幅を利かせる今の時代では使い勝手でハンデとなるのは

否めません。

 

…ですが、私は発売日の2019年5月31日にアップルストアに出向いて256GB版を

買ってしまいました。私はアップルのデバイスを持っていない(持っていたけど

全部手放した)ため、1台くらい持っておこうかというガジェットマニア特有の

思考と、手持ちのCDをリッピングしてのポータブル音楽プレイヤーの需要は

私に未だにあることが理由です。

 

帰宅して早速開封すると、そこには第6世代と全く変わらない外観がそこに

ありました。あらかじめ買っておいた第6世代用の液晶保護シートとケースを

取り付け電源をオン。昔使っていたApple IDを使ってセットアップを実施すると

見覚えのある画面が出てきました。私が最後に使ったiPod touchは第5世代

ですが、基本的なところは何も変わっていません。ホームボタンはありますが

touch IDはもちろんありません。まあ求めてないから良いのですが。

 

そしてiPod touchに音楽プレイヤーとしてデータを放り込み始めました。

iTunes Storeからダウンロード、mora playerをインストールしてmoraで

購入したハイレゾ音源をダウンロード、CDレコというワイヤレスで専用の

CDドライブから直接CDをリッピングできるソフトを使ってCDをリッピング。

満足の行く音で聴けることを確認できたので、ひとまずは目標達成です。

ついでに電子書籍アプリのSony Readerをインストールして本も見られる

ようにしようとしたのですが、正直なところこれはイマイチ。活字物はよいの

ですが、漫画や写真は4インチの小さな画面に1136×640という低い解像度

ではさすがに荒い表示にならざるを得ません。あとゲームも試してみました。

Androidだと高スペック機でなければかなり動作の重いアズールレーンを

入れてみましたがなんとA10プロセッサのiPod touchでヌルヌル動きます。

ソフトがiOSに最適化されてるんだなぁと思った次第です。

 

A10プロセッサのiPhone7、256GBの現在の中古相場は4万円以下。

第7世代iPod touchを新型で買うと税込でおよそ47,300円なので、Wi-Fiで

しか繋がらない端末にどこまでの価値を見いだすかが鍵となるでしょう。

同サイズのiPhone SEはプロセッサがA9なので、一番小さいサイズの中で

最も上のCPUを使っているのが第7世代iPod touchと言うことも出来ます

ので、それが価値になりますかね。


久しぶりに買いたくなるXperia、Xperia 1とXperia Ace

2019-05-19 12:09:38 | デジタル・インターネット

私が最初に買ったスマートフォンは初代Xperiaでした。その後何台かXperiaを使用しましたが

最後に購入したのはXperia Z5 Premium。以降はすっかり海外製のSIMフリー機に興味が

移ってしまいました。「Xperiaに買いたくなる魅力を感じなくなった」ことが原因で、特に

Xperia XZ2系は同時期の他機種と比較しても分厚く重くスペックも劣るという大変残念な

機種でした。そのXperiaがここに来てようやく買いたいと思わせてくれる機種を発表して

くれました。Xperia 1Xperia Aceです。

 

Xperia 1はフラッグシップモデルで21対9というシネスコサイズをそのままスマートフォンに

持ち込むという大胆な作り。長手方向の解像度が4K規格の3840ドットあるというのも

挑戦的でいいです(それでいてノッチを作らないのはソニーらしいこだわりです)。

そのため端末の幅は片手で握って操作できるギリギリに抑えていながら長手方向は市販の

スマートフォンの中でもトップクラスに長い(とはいえMate 20 Xよりは短いですが)の

ですが、私的には全く問題なしです。防水対応、おサイフケータイあり、カメラも

マルチレンズと実にフラッグシップらしい作りです。現物を触ってきましたが質感は十分。

唯一の弱点は電子書籍の閲覧に恩恵がないことくらいでしょうか。

 

Xperia Aceは5.0インチのコンパクトモデル。ミドルレンジの仕様にして販売価格を

5万円を切る設定にしたのは英断と言えるでしょう。それでいて防水対応、おサイフケータイ

ありというところも素晴らしいです。両機種とも売れ行きに期待したいところです。